URLのサブフォルダ名にドットって使える?ページのURLに使える文字まとめ
マークアップエンジニアのアシュリーです!
ある日、こんなお願いをされました。
『”example.com/16.2example/” で下層ページ作ってください!』
はい。フォルダ名「16.2example」で作成ですね。……あれ?
URLのドメインより後の部分って「.(ドット)」使っていいんでしたっけ?
恥ずかしながら今まで考えたことがなかったため、今回調査してみました!
結論:ドットは使える。が、使わない方が無難
結論から言うと、URLに「.(ドット)」は使っても大丈夫です!
ただしこんな意見もありますので、とくに必要がなければ使わない方が無難、と考えておくとよいでしょう。
「.」(ピリオド)は、ファイルの拡張子を区切る記号として用いられることが多いため、それら以外の用途には用いない方がよいでしょう
URIで使用できる文字 – CyberLibrarian
URLに使える文字のルールはRFC 3986で定められている
URLに使える文字・使えない文字についてはRFC3986というルールで定められています。
URLに使えない文字(予約文字)
下記の文字は特定の目的でしか使えない文字で、その目的以外で使うことができません。
! # $ & ’ ( ) * + , / : ; = ? @ [ ]
※つまり自分でURL(のフォルダ名)を考えるとき、これらの文字は使えません。
URLに使える文字
使えない文字以外の文字は使えます。つまり下記の文字は使えます。
- 0~9
- A~Z
- a~z
- –
- .
- _
- ~
ただし、「~」「.」は何か別の目的で使うことが多いので、使わない方が無難(わかりやすい)です。
アルファベットの大文字も不具合の元になるため避ける方がよいでしょう。
※Windowsなどのパソコン内でフォルダやファイル名につかったアルファベットは大文字・小文字の区別がされず、制作作業時に問題が出る場合があります。
日本語の文字や半角、全角スペースは?
日本語の文字や半角スペースなどは、そのままではURLに使えません。
たいてい自動でエンコード(URLに使える文字に変換)されます。
URLにオススメできる文字の種類
RFC3986で定められた使える文字・使えない文字は上記の通りですが、その他の様々な事情を踏まえると、基本的にはURL(フォルダ名)には下記の文字を使うとよいでしょう。
- a~z(アルファベットの小文字)
- 0~9(半角数字)
- –(ハイフン)
- _(アンダーバー)
また、2つ以上の単語を使うときはハイフンで区切るとよいという意見もあるため、実装上どちらにでもできるときはハイフンを選んでみるとよさそうです。
http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア (_) ではなくハイフン (-) を使用することをおすすめします。
シンプルな URL 構造を維持する | Google 検索セントラル | Google Developers
まとめ
URL(のフォルダ名)に「.(ドット)」は使っても大丈夫。
ですが基本的には、「アルファベットの小文字」「半角数字」「ハイフン」「アンダーバー」だけを使う方が、わかりやすくて安心です。
どうしても特別な記号を使いたいときは、使える文字かどうかがを定めたルール「RFC3986」をチェックして確認してみましょう!