【WordPress】 5.6でカスタムHTMLブロックの見た目がおかしいので応急処置した話

WebWordPress,Gutenberg

マークアップエンジニアのアシュリーです!

12/8にアップデートされたWordPress 5.6はもう試しましたか?
5.6のアップデートでカスタムHTMLブロックの見た目が変わってしまったので、応急処置した話をお届けします!

WordPress 5.6のカスタムHTMLブロックの見た目が本文ブロックみたいになった

WordPress 5.6を試しに触ってみたところ、なんとカスタムHTMLブロックの見た目が、おかしい…。

もともとはこのような姿だったブロックが、

WordPress 5.5.3のカスタムHTMLブロック

まるで本文ブロック化のようなスタイリングに変わっていました…なぜ!?

WordPress5.6のカスタムHTMLブロック

使いにくいのでブロックエディタ用のCSSを適用する

どうやら原因は、管理画面上でHTMLブロックについていた"wp-block-html"というclassが消滅したからのようです。

この問題はすでにWordPressのブロックエディタのGitHubのIssuesに上がっているため、5.6.1以降で修正が入る可能性がありますが、とりあえず今つかいにくい!

ということで、ブロックエディタ用のCSSを追加して対応することにしました。

もともとブロックエディタのカスタマイズをしていたため、下記のようにブロックエディタ用のCSSが準備済みでしたので、それに仮で追記します。

function custom_block_editor() {
    wp_enqueue_style( 'block-style', get_stylesheet_directory_uri() . '/block/block_style.css' );
}
add_action( 'enqueue_block_editor_assets', 'custom_block_editor' );
.block-editor .block-editor-plain-text{
    font-family: Menlo,Consolas,monaco,monospace;
    color: #1e1e1e;
    padding: .8em 1em;
    border: 1px solid #ddd;
}

これで、管理画面上のカスタムHTMLブロックが見やすくなりました…!

追加のスタイルを当てた後のカスタムHTMLブロック

次のアップデートで治ったら、追加したスタイルは忘れず削除しましょうね…!

Posted by アシュリー