【ライティング】ライター志望がクラウドソーシングを活用して夢を叶えた話
こんにちは、在宅ワーカーのたけのこです。
わたしは、物書きになるのが夢でした。
そして現在、ライターとして文章を書く機会に恵まれています。
大学時代から文章を書くことが好きで、それを仕事にしたいとずっと考えていました。
そんなわたしが夢を叶えた話、ちょっとだけ語りたいと思います。
ライターを目指したい学生さんなどは、ぜひ「こんな方法もあるんだ~」と参考までにご覧ください♪
文章を書く楽しさに目覚めた大学時代
わたしは大学時代、現代日本語表現を学ぶ学科を専攻していました。
ひらがなとカタカナの表現の違いや、日本人が言葉を略す際の傾向、
無意識に言葉に投影されている日本人のジェンダー感などなど……。
なんとなく漠然と面白そう、と決めた学科でしたが、これが大当たり!
講義も楽しく、次第に自分も日本語で何かを表現する仕事をしたい!と考えるキッカケになりました。
自分で工夫して働ける「クラウドソーシング」
自分のやりたいことに気づいたわたしは、ライターとして経験を積める場所を探しました。
が、ライターの募集の多くは「3年以上の実務経験必須」「平日フルタイム勤務」「契約社員」など、
平日の日中講義のある大学生には条件的に厳しいものが大半。
経験を積むどころか、そもそも応募の時点で足切りされてしまうのです……。
それでも諦めきれなかった私が辿り着いたのが、
インターネット上で契約を行う「クラウドソーシングサイト」でした。
クラウドソーシングってなに??
インターネット上で、案件の発注を行いたいユーザー(企業)が、不特定多数の
案件を受注したいユーザーに業務を委託するという、比較的新しい形態のお仕事です。
クラウドソーシングで発注・受注できるお仕事は様々で、
- ・ライティング
- ・Webデザイン、ロゴデザイン
- ・Web制作、プログラミング
- ・ネームコンペ
- ・データ入力
- ・LINEスタンプ作成
など、たくさんのお仕事があります。
このスタイルがわたしには合っていた!
クラウドソーシングでは、自分でスケジュールを管理し、
一定の成果物を出さなければ報酬をいただくことができません。
しかしこれは言い換えれば、
「自分のペースで仕事ができ、こなした分しか報酬が発生しないため、気が楽」だったのです。
慣れない仕事で数こなせなくても、自己責任。
自己責任という名の自由が、わたしにはとても合っていました。
クラウドソーシングの形式
わたしもいろいろなクラウドソーシングサイトを利用してきました。
主に、
- プロジェクト
(大型案件が多く、単価が高め。初心者は比較的ハードルが高い。固定報酬、時間報酬などがある)
発注者と受注者が個別に契約を行い、仕事を進めていく - コンペ
(コンペ形式。採用されれば報酬がもらえる。応募は自由だが、不特定多数の中から採用されるのが難しい)
要望に合わせて納品物を提供し、採用された場合のみ報酬を頂ける - タスク
(比較的ライトな案件が多く、単価が安い。代わりに未経験者歓迎のもの多く、初心者でも始めやすい)
不特定多数を対象に依頼が出されるため、受注したいライターは指定の時間以内に納品を行う。
納品物が承認された場合、報酬を頂ける
の3つの形式に分けられます。(サイトによっては、ない形式もあります。)
自分で好きな形式・案件分野から案件を選んで仕事をすることができます。
まずは「タスク」から始めるのがオススメ
クラウドソーシングサイトにはいろいろな案件がありますが、個人的に、
初心者の方はまず「タスク」形式からスタートするのがオススメです。
クラウドソーシングの仕組みやライティングのやり方に慣れていないうちから
単価の高い「プロジェクト」形式の案件を受注してしまうと、
お客様が求めているクオリティのものを提供できずにクレームとなってしまったり、
トラブルにも繋がりやすくなってしまいます。
一方で「タスク」形式は単価が安い分内容も簡単なものが多く、誰でも簡単に始めることができます。
発注しているお客様は高クオリティであることよりも、
それなりのクオリティとスピード、数量を期待しているケースが多いため、比較的挑戦しやすいかと思います。
「プロジェクト」は未経験者歓迎のものから始めてみよう!
わたしは「タスク」形式である程度経験を積み、ライティングに慣れてきてから、
「プロジェクト」形式に挑戦するようにしました。
「プロジェクト」形式のものでも、「未経験者大歓迎」を謳った案件をたくさん見つけることができます。
また、「自分のペースでOK!書いてくれた分だけお支払いします」といったスタイルの案件もありますので、
「自分が書ける分野はどのようなものか?執筆可能ペースは?」など、
仕事を通して自分のスキルを把握し、磨くところから始めてみると、後々スムーズにこなせるようになるかもしれません。
※クラウドソーシングは、意外とお客様との相性が大切!
相手の見極めや、円滑な人間関係の構築も重要になってきますので、注意しましょう。
ライターになるには経験と実績が鍵!
お金よりもとにかく書くべし
正直なところ、クラウドソーシングは、お金を稼ぎたい人には向かない部分があると思います。
高いクオリティのものをスラスラ書ける、とにかく本数書ける、
業務委託に慣れている、社会人経験豊富、という方には良いものかもしれません。
(成功報酬型が多いため、早く完成できればその分稼ぐことは可能)
しかし、わたしのように何も分からない状態で始めた不慣れな人にとっては、
かけた時間に対するリターンが少ないことで、残念に思う方も多いかもしれません。
しかし、クラウドソーシングの何よりもの強みは、
「在宅且つ自分のペースで、挑戦したことのないものにも挑戦できること」!
将来ライターとして働くための実績や経験を作ることができる貴重な場所となりますので、
有効に活用してみましょう!
次第に、文字単価(1文字あたりの単価)が高い案件を依頼していただけるようになるかもしれません。
※もちろん、どのような案件であってもお仕事として受注することになりますので、
責任をもってやり遂げることは大前提です。
※源泉徴収など、難しい用語もたくさん出てきます。
受注するまえに、一通り勉強しておくことをオススメします。
やってきたことはすべて、自己アピールの材料になります
ライティングゴリゴリ未経験から始めた大学時代のわたしは、
クラウドソーシング上でこのような案件を受注したことがあります。
(自分が書いた記事が、いつも閲覧しているニュースアプリでまとめられていた時の驚きは忘れられません……)
- ハンドメイドサイトへの記事作成
- 芸能関係の記事作成
- 米国ニュースサイトを読んでのコラム記事作成
- 美味しいもの、可愛いものに関するまとめ記事作成
- 女性向けまとめサイト掲載用の記事作成
- 某画像投稿サイト掲載用コラム記事作成
- 名刺やレシートのデータ入力他
自分の執筆ペースを把握した上でスケジュールを管理し、それなりの質を維持した記事を作成・投稿し続ける。
お客様とのやりとりも、責任をもって自分でしっかりやり遂げる。
わたしの場合は、就活やインターンシップの際にこの経験を自己アピールにつながげることができ、縁あって弊社の雇用ライターとなることができました。
さいごに
書かないより数書いたほうが有利なのがライターです!
(これはクリエイティブ職全般に言えますね!)
まずは文章を書くこと、そしてその仕事に慣れる、というところから
始めてみることをオススメします。
(アルバイトなど、始められる場所があればそれでももちろんOK!)
たくさんのクラウドソーシングサイトがあり、仕事の形式やジャンルなどにも
それぞれの特徴がありますので、自分の続けやすいものから探してみても良いかもしれませんね。