【2022年最新版】Zoomミーティングとウェビナーの機能比較!こんなときにはこっちを使え!
オンライン配信のサポートをさせていただいている、ぞえです。
オンラインでの会議や打ち合わせ、研修やセミナー、会社説明会や就活イベント、大学の講義など幅広い場面で使われているZoomですが、その中でも「Zoomウェビナー」という機能をご存じでしょうか?
今回は「Zoomウェビナー」とはどのような 機能なのか、通常の「Zoomミーティング」とは何が違うのか、どのように使い分ければよいのかをご紹介します。
初めて聞いた方や聞いたことはあるけど使い分けがわからない…という方の参考になると幸いです。
Zoomウェビナーとは
ウェビナー(webinar)とは、ウェブ(web)とセミナー(seminar)をかけあわせた造語で、その名の通りオンラインで行うセミナーのことを指します。
視聴者の多いイベントや、一般公開するイベントのことを主に指します。
Zoomには通常のミーティングとは別の、 ウェビナーに特化した「Zoomウェビナー」 があります。
どちらも似た機能ではありますが、Zoomウェビナーでは、ホストやパネリスト以外の出席者はカメラ、音声、画面共有ができず視聴のみが許可されています。
その他にミーティングとウェビナーでどのような違いがあるのか、比較をしながら見ていきましょう。
ミーティングとウェビナーの使い分け
ミーティング
参加者との双方向にやり取りをする会議のような場面が向いている機能。
対面で行った時に一つの部屋や同じテーブルで行うものをオンラインで行うときはミーティング機能がおすすめです。
例:顧客との個別商談、社内会議、面接など
ミーティングでは参加者にカメラを付けてもらうことが可能なため、社内の研修やイベント、会社説明会など、全員が聞くだけではなく「参加する」イベントではこちらを使用しています。
ウェビナー
参加者へ向けて一方通行に話す講演のような場面が向いている機能。
対面で行った時にステージと客席で分かれているような場所で 行うものをオンラインで行うときはウェビナー機能がおすすめです。
例:講演会、セミナー、学会発表、イベントなどのライブ配信など
弊社では社外向けのセミナーなどの聞くことがメインのものや、名前や顔など参加者の情報を他の参加者に見えないようにしたい場合はこちらを使用しています。
弊社でも社内イベントや会社説明会、社外向けのセミナーなどをZoomを使用して行っています。
イベントの様子を詳しく知りたい方はこちらの記事も併せてご覧ください。
・コロナ禍の新卒採用ふり返り ~Vtuberも登場したWeb会社説明会!~
・Zoomを使って40名規模の「リモート飲み会」を開催した話
また、コロナ禍で増えている「ハイブリッド配信」とは、どのようなものなのか気になる方はこちらの記事もぜひご覧ください。
ミーティングとウェビナーの主な違い
参加者のロール(役割)の違い
ミーティング
・ホストおよび共同ホスト
ミーティングの主催者のことを指します。
ホスト権限を利用すると参加者の管理やレコーディング、画面共有の設定などミーティングの管理をすることができます。
・参加者
ホストおよび共同ホスト以外の参加している人のことを指します。
ウェビナー
・ホストおよび共同ホスト
ミーティングの主催者のことを指します。
ホスト権限を利用するとパネリストと出席者の管理やレコーディング、パネリストの設定などウェビナーの管理をすることができます。
・パネリスト
ホストおよび共同ホスト以外のウェビナーでの発表者のことを指します。
ホストからパネリスト権限を割り当ててもらうことで、音声やビデオ、画面共有を行うことができます。
ホスト権限でパネリストの一部機能を制限することも可能です。
・出席者
閲覧のみの形での参加者のことを指します。
Q&A機能やチャット機能を通じてホストおよび共同ホスト、パネリストとの対話が可能です。
ホスト権限で音声の共有を許可されることもあります。
ビデオや音声の共有の違い
ミーティング
参加者全員が自分の音声をミュート / ミュート解除をすることができます。
また、ホストは参加者の音声のミュートと、ミュート解除のリクエストをすることができます。
ウェビナー
ホストとパネリストのみが自分の音声をミュート / ミュート解除 をすることができます。
ホスト権限で出席者に音声共有の許可をした場合、出席者もマイクの有効やミュート / ミュート解除 をすることができます。
画面共有の違い
ミーティング
デフォルトではホストのみですが、設定を変更することで参加者も画面共有をすることが可能になります。
ウェビナー
ホストとパネリストのみが画面共有を開始でき、ホストは画面共有できるパネリストを指定することができます。
出席者は画面共有をすることができません。
参加上限の違い
ミーティング
無料ライセンスで最大 100 人まで参加が可能です。
プランと大規模ミーティングのアドオンに応じて最大 1,000 人まで参加が可能になります。
ウェビナー
ライセンスに応じて最大100人~1万人まで参加が可能です。
※どちらもライセンスによって参加上限は変わります。 詳しく知りたい方はご相談ください。
ブレイクアウトルームの違い
ブレイクアウトルームとはメインの配信とは別に複数の部屋を開設し、メンバー分けできる機能のことです。
ミーティングのみの機能で、ウェビナーでは利用することができません。
費用
ミーティング
無料と有料サブスクリプションのオプションが利用可能です。
しかし、無料アカウントでのミーティングの場合は40分の時間制限などの機能制限があるので、ビジネスや長時間の講義などを行う場合は有料アカウントでの利用をお勧めします。
無料アカウントでの1対1のミーティングに関しても、以前は時間無制限でしたが、2022年7月15日から40分の時間制限が適用されました。
Zoom は 2022 年 7 月 15 日より、有料アカウントのベーシック(無料)ユーザーが主催する 1 対 1 のミーティングに 40 分の時間制限を課します。 この変更により、すべてのアカウント タイプのベーシック(無料)ユーザーが主催する全ミーティングに 40 分の時間制限が一律で適用されます。 これには、1 対 1 のミーティング、グループ ミーティング、パーソナル ミーティング ルームが含まれます。
Zoom サポート | 無料アカウントでのミーティングの時間制限の変更
ウェビナー
ウェビナーは有料オプションなので、プロ、ビジネス、企業のいずれかの有料アカウントを契約した上で、ウェビナーアドオンの購入が必要になります。
※どちらも参加人数やオプションによって金額が変わります。詳しく知りたい方はご相談ください。
まとめ
Zoomミーティング | Zoomウェビナー | |
参加者のロール(役割) | ・ホストおよび共同ホスト ・参加者 | ・ホストおよび共同ホスト ・パネリスト ・出席者 |
ビデオや音声の共有 | 参加者全員が可能 | ホストおよび共同ホスト、パネリストのみが可能 ※ホストが許可した場合のみ出席者も可能 |
画面共有 | 参加者全員が可能 | ホストおよび共同ホスト、パネリストのみが可能 |
参加上限 | 最大100人から1,000人 | 最大100人から1万人 |
費用 | 無料と有料サブスクリプションのオプションが利用可能 | プロ、ビジネス、企業のいずれかの有料アカウントを契約した上で、ウェビナーアドオンの購入 |
さいごに
株式会社アルタでは、Zoomの導入サポートだけではなく、セミナーや会議のオンライン配信の準備から開催後アンケートまでフルサポートしています。
最近ではますます需要の高まっている対面×オンラインでのハイブリッド型の配信もサポートしています。
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