新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日本国内の就活状況が変化してきました。
現在、採用活動真っただ中の時期ですが、対面でのリアルな会社説明会の実施は不可能と言える状況において、Webでのオンライン会社説明会の実施は必要不可欠の対応かと思います。
オンライン会社説明会と一言に言っても、形式はいくつかあります。
例えばウェブ上にあらかじめ動画をアップしておいてそれを学生が視聴するパターン、ライブ配信でリアルタイムに行う場合など。
余談ですが情勢にかかわらず、最近はすでに授業やイベントなどでWebを使ったセミナー受講を経験したことがある学生も多いのだそうです。
まず、Web説明会のメリット・デメリットとしては以下のようなものがあります。
<学生にとってのメリット>
・移動時間が無いので採用活動の効率化を図れる
・時間とコストの削減
・遠方の会社にもアプローチできる(地方⇔都心)
<中小企業にとってのメリット>
・集められる母集団が増える
・時間とコストの削減
・大きな場所を用意しなくてもよくなる
<デメリット>
・お互いの反応が見えづらい
・キャンセルが起こりやすい
次に、オンライン会社説明会において必要となる機材をご紹介します。
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WebカメラもしくはWebカメラが付いたPC
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安定したネット環境(有線LANだとさらに望ましいです)
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マイク
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プロジェクター
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照明機材
最低限、1と2があれば成立しますが必要に応じてマイクやスクリーン投影できるプロジェクター、可能であれば照明機材もあるとよいかと思います。
最後にオンライン会議に使うアプリケーションについてですが、弊社のおすすめとしては、MicroSoftの提供しているMicrosoft365アプリの一つTeamsです。
ご存じない方はLINEのようなイメージを持っていただければ一番近いかと思います。LINEと同じく、基本的にはチャットができるアプリですが、データのやり取りや音声通話・ビデオ通話などができます。有利な点としては、やはりMicrosoftが持つセキュリティレベルの高さにあります。セキュリティに関しては、ビジネスシーンでは必要不可欠な要素の一つと言えるかと思います。
ただ、この新型コロナウイルス感染拡大に伴い日本国内で急速に広まりつつあるのが「ZOOM」です。
知名度もあり、使い勝手の良さからビジネスシーンを問わず幅広い年代に広まっているので使っている学生も多いことと思います。その点を踏まえて導入をご検討される企業様もいらっしゃいます。
TeamsでもZOOMでも、いずれも主催者がURLを事前に発行・共有すれば、参加者はアプリをインストールしたのちそのURLで参加することができます。もちろんチャット機能や画面共有も可能です。
そのほかにもアプリケーション自体はいくつかありますが、オンライン会議アプリを選ぶ上で確認していただくポイントが以下3つあります。
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機能の豊富さ
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参加者側の参加ハードル
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価格
価格によって機能が限られているものもあれば、参加できる人数が決まっていたり、それらできることによって価格も変わってくるため自社がどれくらいの規模で行うか・何ができればよいのかを把握し、比較検討する必要があります。
また参加者目線から言えば、オンライン会議ツールが普及してきたとはいえ、まだまだ参加するハードルは高いと感じる人もいることでしょう。そんなときに、使ったことが無い人にも使いやすいようURLだけで簡単に参加できる、もしくは名前を聞いたことがあるので安心して使えるということなどは母集団を増やすポイントになってくると思います。
ぜひ、御社に合ったオンラインツールを見つけてください。
弊社では、「どんなツールを選んだらいいかわからない・・」といったお客様のお悩みにも随時相談を受け付けております。どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
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