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doda(転職エージェント)の評判・口コミ ひどいって本当?

doda(転職エージェント)の評判・口コミ ひどいって本当?
転職サイトのdoda(デューダ)は転職エージェントサービスの大手としてもよく知られています。

テレビCMなどでもよく目にするブランドだけあって知名度は抜群なのですが、利用者が多いだけに良い評判、悪い評判が混在しており、中には「ひどい」「使えない」「案件がブラックばかり」などといった口コミも散見されます。

それらの評判は果たして本当なのでしょうか? 

ここでは、dodaの評判・口コミ、登録方法・流れ、メリット・デメリットなど、深堀りしてご紹介しますので、登録をお考えの方、ぜひ参考になさってください。


もくじ

dodaとは?特徴を解説

dodaとは?特徴を解説
dodaはかつて求人情報誌を発刊していた学生援護会や人材サービス大手のテンプホールディングスの流れを汲む「パーソルキャリア株式会社」が展開する転職仲介サービスです。「はたらく今日が、いい日に。」がキャッチコピー。

dodaは正社員の求人情報を中心に様々なサービスを展開していますが、当ページでは中でも特に注目度の高い「転職エージェントサービス」について詳しく解説していきます。

まずはdodaの概要から見ていきましょう。

サービス名 doda(デューダ)
公開求人数 約261,000件
非公開求人数 約33,000件
対応地域 国内全域
拠点 25ヶ所【本社:丸の内・札幌(2ヶ所)・仙台・東京(6ヶ所)・横浜(2ヶ所)・静岡・名古屋(2ヶ所)・京都・大阪(3ヶ所)・神戸・岡山・広島・福岡(2ヶ所)・鹿児島】
取扱職種 全職種
対象年齢 全年代
利用料金 求職者は無料
運営会社 パーソルキャリア株式会社
本社所在地 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F
許可番号 13-ユ-304785
主な業務 ・人材紹介サービス(転職エージェントサービス)
・求人情報サービス
・新卒生向け就活支援サービス ……など
関連サービス ・doda X(ハイクラス向け転職サービス。年収800万円以上の非公開求人多数)
・EXECUTIVE AGENT(日本最大級のエグゼクティブ専門の人材紹介サービス)
・HiPro(プロフェッショナル人材の総合活用支援サービス)
・dodaキャンパス(逆求人・オファー型就活支援サービス) ……など

※dodaキャンパスはベネッセi-キャリア(ベネッセホールディングスとの合弁会社)が展開
※求人数は2024年9月調べ

 

 

 

転職エージェントと転職サイトの両方の顔を持つdoda

dodaの大きな特徴として、個別の担当者が転職を全面的にサポートする転職エージェントサービス(求人紹介サービス)として利用できるのと同時に、一般的な転職情報サイトとしても利用可能である点が挙げられるでしょう。

転職エージェントサービス

dodaの転職エージェントサービスは大きく3つに分かれています。もちろんどれも同時に利用できますし、全て無料です。

エージェントサービス

登録した方ひとりひとりにキャリアアドバイザー(専属のスタッフ)が付き、転職活動をサポートします。求職者の希望と(サイト上に非公開の案件を含む)求人とのマッチング、業界や企業の最新情報の提供、提出書類の添削、面接対策、企業との間の日程調整や交渉など、転職成功までを二人三脚で進んでいきます。

スカウトサービス

経験やスキルなどの情報を登録しておくことで、それを見て興味を持った企業から直接オファーが届けられるサービスです。登録情報は公開範囲を自分で設定できますのでプライバシーは万全。中には面接確約オファーが来ることもあり、在職中などで忙しい方も効率的に転職活動が行えます。

パートナーエージェントサービス

約600社の契約企業(パートナーエージェント)に匿名のレジュメを公開し、スカウトメールが届くのを待つというサービスです。メールが届いたら面談を希望(エントリー)することも辞退することも可能。また知りたいことがあればメールで質問することもできます。

求人情報サービス

dodaのサイト上に公開されている求人情報をご自身でチェックし、その中から自分で企業に応募するといった利用方法も可能です。
※求人への応募には登録が必要です。

担当者のサポートを受けることはできませんので全て自力で職を探していくことになりますが、その分、自分のペースで転職活動を進められるメリットもあります。

まだ転職する決心がはっきりついていない方や実際の転職までに時間がかかりそうな方は、まずはこちらから利用してみても良いかもしれません。

専任スタッフが手厚く支援

厚生労働省に「職業紹介優良事業者」として認定されているdoda。転職エージェントサービスに登録すると専門のキャリアアドバイザーがつき、丁寧な面談が行われます。

この面談を元にdodaの持つ10万件以上の求人からマッチする案件を紹介するとともに、これまでの経験やお持ちのスキルを再吟味し、新たな選択肢が探られることになります。

さらに、応募時に必要となる履歴書・職務経歴書の添削、模擬面接の実施など、入社決定につながるサポートも充実。求人企業への応募書類の提出や、面接日程の調整、内定後の給与や勤務条件の交渉など、企業とのやり取りも代行してもらえます。

昨今の転職市場は移り変わりが非常に早く、しばらくチェックしないうちにすぐに情報が古くなってしまいます。

業界のトレンドから求人を出している企業の社風まで、転職市場に精通したキャリアアドバイザーの的確な情報提供は自分ひとりでの転職活動では決して得られないものだけに、転職希望者にとってかなり心強いはずです。

 

 

dodaは公開・非公開求人が豊富

dodaには全国から非常にたくさんの求人情報が集められています。

求人数を他の大手転職エージェントサービスと比較してみましょう。

公開求人数 非公開求人数
リクルートエージェント 471,792件 397,958件
doda 261,466件 32,725件
ビズリーチ 135,069件 非公表
ワークポート 105,844件 非公表
マイナビエージェント 80,006件 13,392件
パソナキャリア 42,267件 9~10万件程度
type転職エージェント 33,376件 20,602件
ハタラクティブ 4,499件 非公表

(2024年9月20日調べ)

業界トップのリクルートエージェントは別格として、dodaの求人数も2番目の充実ぶりで、幅広い選択肢の中から自分に合う求人を探し出すことができます。

また、転職エージェントサービスに申し込めば、公開求人だけでなく非公開求人からの紹介も受けられるようになります。

非公開求人とは?

非公開求人とは、企業側の要望により一般には公開されていない求人のことを指します。

上の表でも少しご紹介しましたが、dodaは3万件以上とかなり多くの非公開求人を保有しています。また転職エージェントサービスの中には公開求人よりもむしろ非公開求人のほうを多く抱えているというところもあります。

ではなぜ企業は人材を求めていながら、求人情報を非公開にしたいと考えるのでしょうか。その理由には次のようなものが挙げられます。

・有名企業や人気のある職種の求人であるため、応募の殺到を避けてスムーズに選考したい
・ライバル企業には知られたくない新規事業や極秘プロジェクトに関する求人であるため、オープンにすることなく人材を探したい
・急いで欠員を補充しなければならないケースなど、選考までに時間や手間を極力かけたくない
・専門性の高いスキルや経験を持っている方など、必須条件が明確でかつ即戦力となる人材が欲しい
・一方で早期退職者を募っているなど、求人していることを隠したい理由がある

このように、非公開求人は企業側に何らかの事情があるケースが多く、それゆえに一般的な求人よりも給与や待遇などの条件が良い可能性があります。

こうした非公開求人は、dodaを求人サイトとして利用する場合には出会うことができません。より広い選択肢と質を求めるのであれば、やはり転職エージェントサービスに登録するのが得策だと言えるでしょう。

dodaは書類作成ツールが優秀!

内定を勝ち取るためには、まずは書類審査を通らなければなりません。

しかし転職が初めての方やあまり知識のない方にとっては、その書類をどう作るかというところから頭を悩ませることになります。

でもdodaに入会すると、スマホやパソコンからガイドに沿って入力するだけで完成する履歴書作成ツールや職務経歴書を作れるレジュメビルダーが利用できるようになるので安心!

作った書類は何度でも手直しできますし、ダウンロードしたりプリントアウトしたりも可能です。

dodaではキャリアアドバイザーが履歴書、職務経歴書のブラッシュアップをしてくれる他、人事担当者を引き付ける志望動機の書き方や履歴書用の写真の撮り方などといった、すぐに役立つコンテンツも満載なので、安心して転職活動を進めていくことができます。

 

 

検索の使いやすさは転職サイト随一

dodaの検索は非常に使い勝手が良く、後述するdodaについての口コミでも評価する意見が多く見つかりました。

職種や業種、勤務地、年収などの条件を入力して検索できるのは当然ですが、働き方(完全週休二日制・残業20時間未満・フレックス勤務など)、採用情報(未経験歓迎・転勤なし・急募など)、職場環境(上場企業・定着率95%以上・服装自由など)、社員の平均年齢等々、さらなる絞り込み検索が可能ですし、求人の表示画面自体もスッキリとわかりやすく洗練された印象があります。

また、希望条件にマッチした求人はもちろんのこと、閲覧履歴や検索条件からのオススメ求人なども表示されるので、そちらからの新しい発見があるかもしれません。

イベントやセミナーも充実

dodaでは転職のためのイベントやセミナー、フェアが随時行われており、年間6万人以上の方が参加しています。

履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策、自己分析など内容は豊富かつ実践的。また大手ならではのサービスとして、同じように転職活動をしている方や企業の担当者と直接話せるカジュアルトークに参加することもできます。

ほとんどのイベント、セミナーはオンラインで参加可能ですし、後日アーカイブを視聴できるものもあります(いずれも求職活動証明書を発行してもらえます)。

幅広い年代層が利用

転職サイトというと利用者は若い年代が中心のようなイメージがあるかもしれませんが、実はdodaは幅広い年代の方に利用されています。ここに登録者の年代を調べた2022年の下半期のデータがありますのでご紹介してみましょう。

登録者の年代 割合
24歳以下 22.5%
25~29歳 30.8%
30~34歳 16.6%
35~39歳 10.4%
40歳以上 19.7%

 

最も多いのは20代ですが、40代以上の方も少なくないことがわかります。

また、2022年12月度のdoda検索フリーワードランキングでは「50代」が4位に上っており、こちらからもdodaは幅広い年代の方に利用されていることがわかります。

dodaの拠点は全国に25ヶ所

dodaは全国に、以下の25ヶ所の拠点があります。

拠点名 所在地
丸の内本社 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F
北海道オフィス 北海道札幌市中央区北四条西4-1 札幌国際ビル4F
北海道第二オフィス 北海道札幌市中央区北一条西4-2-2 札幌ノースプラザ9F
東北オフィス 宮城県仙台市青葉区国分町1-7-16 ウッドライズ仙台9F
丸の内第二オフィス 東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル8F
大手町オフィス 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル5F
外苑前オフィス 東京都港区北青山2丁目9-5 スタジアムプレイス青山7F・8F
紀尾井町オフィス 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニ ガーデンコート17F
浅草橋オフィス 東京都台東区柳橋1-4-4 ツイントラスビル3F
西新宿オフィス 東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル22F
横浜第二オフィス 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-4 横浜イーストスクエア5F
みなとみらいオフィス 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-3 MMパークビル6F
静岡オフィス 静岡県静岡市駿河区南町18-1 サウスポット静岡16F
中部オフィス 愛知県名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂング14F
中部第二オフィス 愛知県名古屋市中村区名駅4-6-23 第三堀内ビル3F
関西オフィス 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪タワーB 17F
関西第三オフィス 大阪府大阪市北区梅田1-12-12 東京建物梅田ビル7F
大阪オフィス 大阪府大阪市西区阿波座1-3-15 関電不動産西本町ビル2F
京都オフィス 京都府京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町20 四条烏丸FTスクエアビル9F
神戸オフィス 兵庫県神戸市中央区小野柄通7-1-1 日本生命三宮駅前ビル11F
岡山オフィス 岡山県岡山市北区下石井2-1-3 岡山第一生命ビルディング4F
広島オフィス 広島県広島市中区本通7-19 広島ダイヤモンドビル8F
九州オフィス 福岡県福岡市中央区天神1-1-1 アクロス福岡13F
九州第二オフィス 福岡県福岡市中央区天神2-14-13 天神三井ビル4F
南九州オフィス 鹿児島県鹿児島市中央町12-2 明治安田生命鹿児島中央町ビル2F

 

dodaでは面談(キャリアカウンセリング)は原則としてオンラインか電話で行われるため、利用者が各オフィスに直接出向く機会はないかもしれませんが、それでも拠点が多ければそれだけ利用者側の利便性は良くなることが考えられます。

またそれとは別に、求人情報は各拠点を中心に収集され、地元企業との関係も拠点ごとに築かれることが多いため、拠点は多ければ多いほど情報がきめ細やかになる傾向があります。

dodaでも東京など大都市圏だけではなく、UターンやIターンを含む地方の案件を多く取り扱っています。dodaでは地域別の専門サイトも作られているので、そちらもぜひ確認してみてください。

ただしdodaの拠点は各地に点在しているわけではなく大都市圏に多くなっています。実際に求人の勤務地の約半数は関東圏に集まっており、基本的には大都市圏の案件が中心であることがわかります。

勤務地域 求人件数 割合
北海道・東北 17,871件 6.8%
関東 143,135件 54.7%
東海 37,160件 14.2%
北信越 10,998件 4.2%
関西 42,315件 16.2%
中国・四国 17,814件 6.8%
九州・沖縄 19,165件 7.3%
海外 904件 0.3%

※2024年9月20日調べ

 

 

doda(転職エージェント)の評判・口コミ

doda(転職エージェント)の評判・口コミ
dodaの転職エージェントサービスに関する評判を、5ch(旧2ch)やSNSなどでチェックしてみました。

「ひどい」「使えない」などといった噂は本当なのでしょうか? dodaを実際に利用したことのある方の忌憚のない声を忖度なくご紹介しましょう。

※掲載している口コミについて、文意を変えないまま一部編集している点をご了承ください。

doda(転職エージェント)の良い評判・口コミ

・リクルートエージェントでは年齢を理由にサポートしてもらえなかったが、なんとなく使ってみたdodaでは1ヶ月で5回の面接予定が決まった。

・リクルートエージェントやマイナビスカウティングではほとんど相手にしてもらえなかったが、dodaエージェントからは求人紹介がよく来た。

・dodaの職務経歴書の作成ツールが優秀。無料でここまで完璧なものができるのかと驚いた。

・職務経歴書をかなり丁寧に添削してもらえた。他の転職サービスでもそれを使い回しているけれど、完成度が高いからか不備を指摘されたことはこれまで一度もない。

・他にマイナビとエン転職を使っているけど、dodaの求人が一番質がいい。

・dodaは検索が使いやすく求人が探しやすい。

doda(転職エージェント)の悪い評判・口コミ

・担当の対応はどこよりも遅い。情報収集用と割り切ったほうが良いのでは。

・特定の条件をクリアしてないとdoda内で書類選考落ちになるので、ハイスペックの人は向いてるが、それ以外の人は時間を無駄にするよ。他では少ないながらも書類選考に通るし、内定もいただけている。

・ここは強制的に一気に大量に応募させられるからしんどい。しかも元々希望してない職種まで勧められるし。他のエージェントも利用したことがあるけど、こんなに違うのかとびっくり。

・サイトやアプリが重すぎる。

・「プレミアムオファー」のメールには、個別メッセージ付きの本物の企業オファーもあるけれど、一応マッチングしました程度の自動送付メールも多くて、こっちはそれっぽい見た目で面接確約と書かれていても普通に書類選考で落ちる。最初の頃はそれに気づかず真面目に考えていて、かなり無駄な時間を過ごしてしまった。

・何に応募してもずっと準備中。担当が当てにならなさ過ぎて退会した。

・企業担当が機械的な対応でなんだかなあ。受からせたいならもう少し情報流してくれてもいいのに。

・連絡がいつも夜8時9時過ぎてからになるの、やめてほしい。

・地方都市の会社だけど、dodaで紹介受けて入社してみたら全く条件が違う。
担当エージェントに問い合わせたら「人事から聞いた条件をそのまま伝えただけ」と言われて反省の色なし。給料も全然違うし辞めようかと悩んでいる。

・全くマッチしていない求人が届く。未経験者なのに資格必須とか、地元志向なのに他県の案件とか。こちらのプロフィールをろくに読んでいないとしか思えない。

 

 

doda(転職エージェント)の中立的な評判・口コミ

・doda経由で何回か応募して分かったのは、社内選考落ちだと一ヶ月ぐらいしてから連絡が来る。社内選考を通っていると1、2週間で書類落ちか面接日時の案内が来る。

・登録だけしておいて求人の情報だけ見るのがいいんじゃないかな? で、いいのを見つけたら直接応募。大量のメールは鬱陶しいけど、自分は捨てアドで登録してるから気にならない。

・dodaのエージェントは使ったことないけれど、直接の応募は書類がよく通ると感じる。dodaのレジュメは全てを書き込まない仕様だから、「会ってみてから判断しよう」というふうになるからなのかも。

・dodaが若者向けかというとそうでもないように思う。全国ネットで比較的大規模な企業を目指す人向けなのではないかな。

・他の転職サイトやハローワークを併用して、dodaはそれを補うような役割にするのがいいと思う。「通過ゼロでも懲りずに応募」でもいいだろうけど、あまりdodaばかりを当てにし過ぎないほうがいいのでは。

・dodaの担当者と電話で話したときに「書類通過率は18%」と言われた。

・検索はdodaがずば抜けて良い。ただし担当者が、自分の担当エージェントだったり企業の営業だったりと案件によってまちまちで、面倒なところがある。

doda(転職エージェント)の評判・口コミを見てわかったこと

まず「ひどい」「使えない」といった評判についてですが、dodaのシステム的なものというより、相性の良くないキャリアアドバイザーに当たった場合にそのような印象を持ってしまう傾向があるようです。

これは他の転職エージェントサービスでも同じことが言えるのですが、キャリアアドバイザーにも熱心な人、あまり動いてくれない人とかなり様々で、自分のペースと合わない方が担当につくとどうしても苦心することになってしまいます。

全体的に求人の質・量に関しては不満を訴える声は見つかりませんでしたし、情報量の豊かさや検索の使い勝手の良さ、ツールの優秀さなどシステム面については好評と言えるでしょう。

転職エージェントサービスとしてだけでなく転職サイトとして使えるのもdodaの肝で、口コミからは、自分なりの利用法を見つけることでより充実したお付き合いのできる転職サービスだと感じられました。

 

 

doda(転職エージェント)【使い方】登録方法・流れ

doda(転職エージェント)【使い方】登録方法・流れ
dodaの転職エージェントサービスの流れは次のようになっています。

ステップ1. dodaに登録
ステップ2. サービス利用開始の連絡
ステップ3. キャリアカウンセリングの日程調整
ステップ4. キャリアカウンセリングの事前準備
ステップ5. キャリアカウンセリングの実施
ステップ6. 求人紹介・書類添削・面接対策
ステップ7. 応募・書類選考・面接
ステップ8. 内定・退職交渉・入社

登録から内定、入社までどのような道筋を辿るのか、詳しく見ていくことにしましょう。

ステップ1. dodaに登録

公開されている求人を見るだけなら登録の必要はありませんが、転職エージェントサービスを利用するなら公式サイトからの登録が必要です。

申込時には以下の情報を入力します。

【doda転職エージェントの申込内容】
氏名
生年月日
性別
居住都道府県
連絡先(携帯電話番号)
メールアドレス(=会員ID)
パスワード
最終学歴
最終学歴の卒業年
現在の勤務状況
転職回数
直近の勤務先会社名
勤務先の業種
職種
年収
(任意回答)現住所・学歴・直近の勤務経歴・自己PR
(サービス申し込みの選択)スカウトサービス・パートナーエージェントサービス

項目が多く手間がかかりそうにも見えますが、選択肢から選ぶだけのところも多いですし、誕生日から卒業年がわかるようにもなっているので、登録完了までさほど時間はかからないはずです。

ステップ2. サービス利用開始の連絡

dodaの転職エージェントサービスに申し込んだら、通常は最短数日~最長2週間程度でメールが届きますので、まずはそれを待ちましょう。

メールにはキャリアカウンセリングをどうするかについて記載されているはずです。

ステップ3. キャリアカウンセリングの日程調整

すぐにキャリアカウンセリングの用意が可能な場合には、案内担当からメールもしくは電話での連絡がありますので、相談のうえ日程を決めてください。

キャリアカウンセリングはオンライン(パソコン、スマホ、タブレットを使用)または電話にて行われます。パーソルキャリアのオフィスまで出かける必要はありません。

【キャリアカウンセリング開始可能時間】

平日 9:00~19:30開始
土曜日 10:00~19:30開始

※年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休みの時期は変更になることもあります。

ただし申し込んだ全ての方がすぐにキャリアカウンセリングを受ける流れになるわけではありません。求人要件の難易度やこれまでの職務経歴などから総合的に判断され、案内できるタイミングになったときに改めて連絡されるケースもあります。

また、自分からキャリアカウンセリングを申し込むことができますので、希望する方はdoda公式サイトのお問い合せフォームより申し込んでください。1~2週間以内にキャリアカウンセリングの可否について返信があるはずです。

dodaではキャリアカウンセリングを受けられない場合でも「採用プロジェクト担当」や「求人紹介センター」から求人を案内してもらうことが可能です。改めてキャリアカウンセリングについての連絡が来るまでご自身のペースでそのまま転職エージェントサービスを利用していきましょう。

ステップ4. キャリアカウンセリングの事前準備

キャリアカウンセリングを受ける際の基本的な資料となる「Web履歴書」「職務経歴書」を作成するとともに、メールで送付される事前アンケートの回答も前日までに終わらせておきましょう。

職務経歴書についてはdodaのほうで「レジュメビルダー」という作成ツールが提供されているので、これを利用してもOKです。

貴重な時間を効率的に使うためにもこれらの書類にはできるだけ詳しく記入したほうが良いのですが、記入できないところがあったりざっくりとしか書けなかったりしてもキャリアカウンセリング当日にひとつひとつ確認しながら進めていくので、問題はありません。

ステップ5. キャリアカウンセリングの実施

キャリアカウンセリングは以下の流れで実施されます。

・今までの経歴や転職を考えた理由のヒアリング
・志望業界・職種の求人動向などの情報提供
・今後キャリアプランの相談
・求人の紹介
・転職活動スケジュールのプランニング

せっかくの機会ですので、自分のやってみたい仕事や希望する条件などがあれば、遠慮なく本音を話すようにしてください。プロの目からアドバイスをしてもらえます。

キャリアカウンセリングの服装は?

キャリアカウンセリングは企業との面接の場ではないので、スーツを着て臨む必要はありません。普段着でもOKです。

ただ、「それではなんとなく不安」というのであれば、いわゆるビジネスカジュアル、オフィスカジュアルといった服装で受けると良いでしょう。

また、あえて実際の面接でも着たいと思っている服装をして受ける方法もあります。気になる点がないか担当者に訊いておけば、本番の面接も自信を持って受けられるはずです。

キャリアカウンセリングでは顔出し必須?

キャリアカウンセリングは電話でも受けられますし、オンラインで自分の映像を非表示にして受けることも可能です。

ただしお互いの顔を見ながらのカウンセリングのほうがより理解を深められると考えられるため、できれば顔を出して受けることをお勧めします。

自宅が映し出されるのに抵抗があるなら、バーチャル背景を使っても問題ありません。

ステップ6. 求人紹介・書類添削・面接対策

キャリアカウンセリングが終わったら、その内容を活かしてWeb経歴書と職務経歴書をブラッシュアップしてください。キャリアアドバイザーに応募のための書類を添削してもらうこともできるので、万全の体制で応募に臨みましょう。

また、キャリアカウンセリング終了後、会員専用ページの「キャリアアドバイザー紹介求人」内に求人情報が届けられますので、確認のうえ応募を依頼するかしないかを回答してください。

送られてきた求人のマッチング精度が今ひとつだと思ったときにはその旨を伝えておくと、今後の紹介精度がアップします。

これらと並行して、面接に不安がある方は模擬面接を受けることもできますし、その他、転職活動に役立つイベントやセミナーに参加することも可能です。

ステップ7. 応募・書類選考・面接

応募を依頼すると回答した案件に関しては、キャリアアドバイザーが書類を確認したうえで提出し、企業に推薦します。

書類選考の結果が出るまでに1~2週間を見ておきましょう。

企業の書類選考に通ったら面接に進むことになります。

ステップ8. 内定・退職交渉・入社

面接に通ればめでたく内定獲得です。入社に向かっての日程調整や、自分ではなかなか難しい給料など待遇に関する交渉もキャリアアドバイザーが行ってくれます。

また、現在仕事をお持ちの方については、円満退社のためのレクチャーも受けられます。わからないこと、不安なことがあればぜひ訊いておきましょう。

 

 

dodaを活用して転職を成功させるコツ

転職に役立つコンテンツを数多く提供しているdodaですが、一から十までキャリアアドバイザーに丸投げの姿勢ではなかなか良い結果には繋がらないものです。

では、どのような点に注意したらスムーズな転職に繋がるのでしょうか。dodaを上手に利用するコツをご紹介しましょう。

連絡が来たらすぐに返答を

dodaのキャリアアドバイザーや採用プロジェクト担当からのメールにはすぐに返事をするようにしましょう。

また、電話がかかってきたのに出られなかった場合にも、できるだけ早くかけ直すようにしてください。

リアクションが早ければそれだけ転職を真面目に考えているのだと伝わりますし、返信メールの文体・内容や電話での受け答えから社会人としてのスキルがしっかり身についている人物だとアピールできれば、担当者もより熱意を持ってサポートしてくれるようになるでしょう。

逆に返信がいつも遅い、場合によっては放置する、などといったことが重なれば、「転職に対してそれほど熱心ではないんだろう」「ひやかしなのでは」と捉えられ、連絡が来なくなる可能性があります。

サービスはフルに利用して転職活動の下地を作る

dodaでは転職活動に役立つセミナーやフェア、イベントが随時開催されています。全て無料、なおかつオンラインで自分の好きなときに参加できるので、ぜひ積極的に利用しましょう。

そもそも自分のやりたい仕事がわからない、自分に合う仕事のスタイルがわからないという方は、まずはdodaの診断ツールを利用して自己分析してみるのもひとつの方法です。

dodaの診断ツール

dodaの診断ツールには次のようなものがあります。

診断ツール名 わかる内容
年収査定 あなたの適正年収、今後30年間の年収推移など
自己PR発掘診断 あなたのアピールポイント
転職タイプ診断 適職探しのヒントと今の満足度
キャリアタイプ診断 あなたの性格・気質・能力傾向
エゴグラム診断 行動パターンから分類する性格・適職診断

 
これらで出た結果は志望動機を訊かれたり自己PRしたりする際にも活用できますので、ぜひ気軽に試してみてください。

希望の条件に優先順位をつける

職種・業種、勤務地、年収、雇用形態など、転職先の条件として検討すべき内容は多々ありますが、それらをすべて叶える転職先を見つけ出し、内定を勝ち取るのは容易なことではありません。

そこで希望条件の中から「絶対に譲れない条件」「考慮する余地のある条件」などといった具合に優先順位をつけてみることをお勧めします。

例えば「必須条件:固定給30万円以上、土日の完全週休二日制、正社員」「考慮可能:残業20時間未満」「できれば:マイカー通勤可能、英語を活かせる仕事」などといった具合です。

何が何でも希望に100%合致するところを!とこだわり過ぎると転職活動が立ち行かなくなってしまう可能性があります、条件を緩められるところは柔軟に考えてみてください。

Web履歴書と職務経歴書はキャリアカウンセリングまでに作成する

dodaでは初回のキャリアカウンセリングの際、Web履歴書、職務経歴書、事前アンケートを参考に話を進めていきます。

これらの書類については、当日までに準備できていなかったり未記入の内容があったりしてもカウンセリングは受けられるのですが、スムーズにカウンセリングを進めていくためにはできれば全ての欄に極力詳しく記入し、情報も最新のものに更新しておくようにしましょう。

なお、dodaでは簡単に職務経歴書が作成できるツール「レジュメビルダー」が用意されていますので、ぜひ活用してみてください。

キャリアカウンセリングでは本音を話す

キャリアカウンセリングは転職成功に向けての最初のステップになりますので、ここで躓くことのないように正直な希望を話すようにしてください。

中には「高望みなのかもしれない」と本音を抑えてしまったり、「ネガティブな話はご法度なのでは」と上辺だけの話に終始したりする方もいらっしゃいますが、それではせっかくのカウンセリングの場が甲斐のないものになってしまいます。

キャリアカウンセリングは企業との面接ではないのですから、やってみたいことだけでなく「これはやりたくない」ということも率直に話すのが建設的。正しいルートの転職活動に繋がります。

キャリアカウンセリングではぜひ、本音を話すようにしてください。

求人のミスマッチは遠慮なく説明を

転職活動を続けていくうちに、自分の希望と全く合っていない求人が紹介されることがあるかもしれません。

そういうときには速やかに、どの点が自分の希望から外れているのかを正直にキャリアアドバイザーに伝えるようにしてください。

場合によっては自分の意図がキャリアアドバイザーに正確に伝わっていないことも考えられますので、再度自分の希望を伝えることで紹介される求人の精度がアップし、よりスムーズな転職に繋がっていくはずです。

また、あまりあっては欲しくないことですが、キャリアアドバイザーにもノルマがあり、ときに転職を急かすようなこともあるようです。

でも転職するのはあなた自身です。「違うと思ったけれど強く勧められたから」と話を進めてしまい、後々後悔することのないよう、焦ることなく転職活動を進めていきましょう。勧められた案件を断っても全く問題はありません。

状況に応じて担当者を変更してもらう

ストレスの少ない転職活動のためには担当するキャリアアドバイザーとの相性も重要です。

単に考え方が合わないといったケースも大変ですが、「なかなか連絡が取れない」「頻繁に齟齬が生じる」などという状況に至っては、転職活動に支障をきたしてしまいます。

このような場合には、遠慮なく担当のキャリアアドバイザーを変更してもらいましょう。

変更を希望する際にはキャリアアドバイザー本人に伝えるのではなく、dodaの会員専用ページから申請するようにしてください。

応募書類の添削・模擬面接も利用して

dodaではキャリアアドバイザーに応募書類(履歴書、職務経歴書)を添削してもらえます。

履歴書や職務経歴書は単に自分のPRをするだけでは不十分で、応募する企業が何を求めているのかを把握し、それに沿った内容を盛り込むことが転職成功に繋がります。

企業の社風や業界のトレンドなど最新情報を入手するのは個人では簡単なことではないので、ぜひdodaのキャリアアドバイザーの力を借りて、応募する企業ごとにブラッシュアップした書類を提出するようにしてください。

また希望する方には模擬面接を行ってもらえます。

「緊張してしまってうまく話す自信がない」「質問されたことにどう答えて良いのかわからない」「自己PRでいつも躓く」といったように面接に苦手意識のある方はもちろんですが、姿勢や話し方から服装に至るまで面接通過のポイントを知りたいという希望がある方なら、模擬面接を受けてみて損はないはずです。

他の転職エージェントサービスを併用する

dodaには公開・非公開を合わせて約30万件という数多くの求人が集まっていますが、それでも全ての求人が網羅されているわけではありません。

さらにたくさんの案件を保持している転職エージェントサービスもありますし、総数は少なくても特定の地域や業界に強い転職サービスも存在しています。

より多くの求人を見てみて転職先を選びたいのであれば、やはり複数の転職エージェントサービスを併用するのがオススメの方法です。

また単に求人数の多さだけでなく、サイトの使い勝手や担当者との合う合わないなど、実際に利用してみないとわからないことも少なくありません。

2~3の転職エージェントサービスに登録してみて、自分で「ここが使いやすい」と思ったところをメインに、他のところをサブにといった具合に利用するのも良い方法でしょう。

 

 

doda(転職エージェント)に関するQ&A

doda(転職エージェント)に関するQ&A
dodaの転職エージェントサービスに関するよくある質問とその回答を集めました。dodaについて何か疑問点がある場合には、事前にクリアにしてから申し込むようにしましょう。

dodaに登録したら在職中の会社にバレる?

シンプルにエージェントサービスを利用するのであれば、求職者側から求めない限り、dodaに提出した個人情報が求人企業に明かされることはありません。例えばアップロードした職務経歴書は、応募を依頼した場合にのみdoda側から相手企業に提出されることになります。

ただし、パートナーエージェントサービスやスカウトサービスを併用する場合には、氏名・生年月日・都道府県以外の住所等を除いた一部の個人情報が求人企業側から閲覧できる状態になります。

ダイレクトに本人だとわかる情報は省いてあるとはいえ、公開される情報の中には年齢や直近の勤務先などが含まれていることから、個人が類推できる可能性もゼロではありません。

そこでdodaでは、特定の企業に登録情報を公開しない「スカウトブロック企業」という仕組みを導入しています。

自分が公開を望まない企業に対しては情報を閲覧できないように設定できるので、在職中の会社にも登録がバレる心配はありません。

今すぐ転職するわけではないのでとりあえず登録するだけでもOK?

dodaを利用しているのはすでに転職を決心している方だけではありません。

将来的に転職することを考えている方はもちろんですが、転職そのものを迷っているという方もdodaは役に立つはずです。

非公開求人を含む求人情報を見たりキャリアカウンセリングを受けたりすることによって、気持ちが整理されて転職を決める方だけでなく、逆に現在の職場に留まる選択をする方も少なからずいらっしゃいます。

dodaの料金は?無料で利用できるの?

dodaを利用するのに求職者側は一切料金がかかりません。転職が決定する・しないにかかわらず、最後まで無料で利用することができます。

これはエージェントサービスだけでなく、スカウトサービスやパートナーエージェントサービスを利用する場合でも同じですし、セミナー等のイベントも無料で利用することが可能です。

手厚いサービスを受けられるのにもかかわらず、なぜ無料で利用することができるのでしょうか。

dodaが無料で利用できる理由

それは、dodaを介して入社が決まった場合に、求人を出していた企業側がdodaに成功報酬を支払う仕組みになっているからです。

ほとんどの転職エージェントサービスは同様のシステムとなっていて、支払われる成功報酬は入社した方の年収の3割程度とのこと。

1件の成約がなかなかの金額に結びつきますが、だからといってdodaがマッチしない案件を強引に勧めてくることはありませんので安心してください。

せっかく入社が決まっても、その方が半年以内にその企業を辞めてしまったら、支払われた成功報酬を返金しなければならないシステムだからです。

それゆえにdoda側としても、自信を持って「求職者の希望と企業のニーズがマッチしている」と言える方のみを企業に推薦したいと考えます。これがdoda社内での書類選考が行われる理由です。

求職者側からは決して評判が良いとは言えない転職エージェントサービスの社内での書類選考ですが、このような事情もあるということは理解しておきましょう。

dodaの担当者から電話が来ることはある?

dodaの担当者からの連絡は通常、メールか電話かのどちらかで、担当のキャリアアドバイザーの判断に任されることになります。

「担当キャリアアドバイザーがやたらと積極的で、頻繁に電話がかかってきた」「夜9時頃なら平気で電話がかかってくる」などといった口コミも散見されることから、電話連絡は決して珍しくはないことがわかります。

とはいえ、仕事中や夜遅くの電話は困るという方も少なくないでしょうから、その場合には時間を区切るか、極力メール連絡にしてもらうようにお願いしてみましょう。

また、電話自体をやめてほしい場合には、doda公式サイトのお問い合せフォームから、下記の情報を必ず記載のうえ停止を依頼してください。

・名前
・生年月日
・電話番号
・会員ID(メールアドレス)
・dodaからかかってきた電話番号
・お問い合わせ内容:「電話連絡は不要」と記載をお願いします

ちなみにキャリアアドバイザーとの連絡は、キャリアカウンセリングの後からはLINEでも可能になります。こまごまとした連絡ならそちらを利用しても良いでしょう。

他の転職エージェントと掛け持ちしても大丈夫?

リクルートエージェントビズリーチなどといった他の転職エージェントサービスとの掛け持ちは全く問題ありません。

複数の転職エージェントサービスを利用することで転職先の選択肢がより広がるわけですから、2~3社の掛け持ちはむしろ推奨されるところです。

場合によってはdodaのような総合系の転職エージェントだけでなく、特定の業種や地域に特化した転職エージェントを併用するのも良いでしょう。

dodaのFAQには以下のような記載もありますので、希望する方は安心して併用してください。

「担当のキャリアアドバイザーに複数社の転職エージェントを利用している旨をお知らせいただければ、できる限り選考スケジュールを調整するなどの対応をいたします。」

dodaのプレミアムオファーとは?

dodaのプレミアムオファーとは、提出したWeb履歴書を見た企業が、「直接会って話をしてみたい」と考えたときに送られてくる特別なオファーです。

プレミアムオファーというとなんとなく内定に直結するものを想像してしまいますが、実際にはオファーによって濃淡があり、人事担当者が企業やスタッフのことを紹介するような特別感のあるものもあれば、単に経歴のマッチ度が高いために(ほとんど機械的に)送られてくるものもあります。

面接確約のプレミアムオファーでも書類審査で落ちることは稀ではないことから過大な期待はできませんが、一般的な求人よりもマッチ度は高く、内定決定率もその分上昇するのは確かです。

プレミアムオファーを多く受け取るためにはWeb履歴書の充実が欠かせません。空欄がなくしっかりした内容のWeb履歴書ならそれだけ企業の目に止まる確率も高くなるので、プレミアムオファーがあまり届かない方はいま一度Web履歴書の内容を見直してみましょう。

dodaを利用した転職活動期間の目安はどれくらい?

dodaのサイトでは、転職活動のスケジュールについて次のような解説をしています。

転職活動をスタート
 ↓
事前準備(1.5週間)
 ↓
書類作成・応募(2週間)
 ↓
面接(4~5週間)
 ↓
内定・退職(4~6週間)
 ↓
新しい会社に入社

トータルで3ヶ月程度が想定されており、実際にも2~3ヶ月が目安になると考えられています。

ただし現在の状況や環境は人それぞれなので、転職活動にかかる時間も個人差があるはずです。

dodaにはリクルートエージェントのようにサービス提供期間が決まっているわけではありませんので、安心して自分のペースで活動してください。

担当者を変更してもらうことはできる?

dodaの担当者には求職者個人を担当する「キャリアアドバイザー」と企業の採用担当者との間に入る「採用プロジェクト担当」の2種類があり、このうちキャリアアドバイザーは変更することが可能です。

希望する方は会員専用ページの「登録情報設定」内にある「変更申請」から依頼することができます。

キャリアアドバイザーによって、なかなか連絡がつかなかったり考えが合わなかったりということはどうしても起こり得ます。転職活動が成功するか否かはキャリアアドバイザーとの相性も決して小さくはないので、合わないと感じるなら我慢することなく、変更を申し出てみてください。

doda(転職エージェント)の解約(退会)方法を教えて!

dodaを解約(退会)したい場合には会員専用ページの「登録情報設定」から申し込んでください。

手続き完了までに1~2週間を要することがあります。

なお、解約(退会)が完了すると会員専用ページにはログインできなくなり、求人の応募も全てキャンセルになります。また、再度dodaを利用したい場合には改めて新規会員登録が必要です。

 

 

【まとめ】doda(転職エージェント)のメリット・デメリット

dodaの転職エージェントサービスには、次のようなメリットがあると考えられます。

【doda(転職エージェント)のメリット】
・転職エージェントとしても求人サイトとしても利用可能
・求人数が豊富で幅広い利用者に対応
・キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
・スカウトサービスがある
・各種ツールが優秀

しかし、利用する際には以下のデメリットがあることも視野に入れておきましょう。

【doda(転職エージェント)のデメリット】
・地方の求人は少なめ
・キャリアアドバイザーに当たり外れがある
・書類審査が通りにくい?
・マッチング精度が今ひとつ?

それぞれについてもう一度おさらいしてみましょう。

doda(転職エージェント)のメリット

転職エージェントとしても求人サイトとしても利用可能

転職エージェントサービスとして評価の高いdodaですが、求人サイトとしての面も持っており、幅広い利用方法が可能になっています。

例えば転職をするかどうか迷っている段階なら、どんな案件があるのかをチェックしたり転職に関するコンテンツを読んで知識を深めたりといった、求人サイトとしての利用方法も可能。

ある程度気持ちが固まって「転職活動をしよう」となってから、改めてキャリアカウンセリングに申し込むこともできます。

転職活動のための期間は3ヶ月程度という目安はありますが、dodaの転職エージェントサービスを利用するのに時間的なリミットが設けられているわけではないので、自分に合った利用方法で活動していくことが可能です。

求人数が豊富で幅広い利用者に対応

dodaが保有している求人数は公開・非公開合わせて約30万件(2024年10月現在)にも上ります。

あらゆる職種を扱う総合型転職エージェントサービスで、保有する求人も誰もが知っている超大手企業から中小・零細企業まで幅広く扱っていますので、ハイクラス転職を目指す方にとってもこれから新しいキャリアを歩みたい方にとっても気になるものが見つかるはずです。

doda利用者の年代は20代から30代が中心となりますが、40代、50代の利用者も決して少なくありません。それも大手ならではの豊富な求人数が理由のひとつにあるものと容易に考えられます。

非公開求人を含むたくさんの求人をチェックして、その中から自分の希望に合う転職先を見つけたいと思うなら、dodaに登録して損はないでしょう。

キャリアアドバイザーのサポートが手厚い

dodaの転職エージェントに登録すると、専任のキャリアアドバイザーとのカウンセリングを元に、公開・非公開求人の中からマッチする求人を探し出し、提案してもらえます。

さらには応募書類の添削や面接対策、企業に対しての日程調整、条件交渉など、ひとりでの活動では難しい部分まで手厚くサポートを受けることができます。

スカウトサービスがある

dodaの転職エージェントサービスには、通常のエージェントサービスの他、「スカウトサービス」「パートナーエージェントサービス」といった、企業側からオファーを受けられるサービスがあります。

自分が能動的に動かなくても、匿名のレジュメを見た企業側からコンタクトを取ってくれるので、忙しい方にはとてもありがたいシステムだと言えるでしょう。

オファーが内定に直結するわけではありませんが、面接が確約されているものについては通常より内定獲得の確率が高くなりますし、自分が知らなかった新たな企業との出会いがあるかもしれません。

各種ツールが優秀

dodaの検索ツールは転職エージェントサービス随一の使い勝手の良さと評判です。

また、気の利いた診断ツールも充実しており、「自分の適正年収はいくらぐらい?」「自分の目指すべき目標を知りたい」「自分の向いているし仕事がわからない」といった方の羅針盤になってくれるはずです。

doda(転職エージェント)のデメリット

地方の求人は少なめ

これはdodaに限らず全ての転職エージェントサービスに言えることなのですが、47都道府県を対象としていても求人の割合はどうしても大都市圏に偏りがちで、地域によっては思うような求人があまり見つからない、ということがあるかもしれません。

dodaは全国に25ヶ所もの拠点がありますが、そのうちの9ヶ所は関東圏に集中しており、東北は1ヶ所のみ、四国に至ってはゼロと、かなり濃淡があるのは否めません。

情報が少ない地方で働きたい方、UターンやIターンを目指す方もdodaに登録する価値は十分にありますが、そのエリアに特化した転職サイトやハローワークなどとの併用が望ましいでしょう。

キャリアアドバイザーに当たり外れがある

これもdodaに限った話ではないのですが、キャリアアドバイザーにも「当たり外れ」があり、相性の良くないアドバイザーに当たってしまうと思うように転職活動が勧められないといったことが起こるようです。

ただしキャリアアドバイザーは変更してもらうことも可能ですので、必要であれば変更を依頼してみてください。

書類審査が通りにくい?

口コミの中に「dodaは書類が通りにくい」という意見がありましたが、これはどうでしょうか。

書類審査が通りにくいと感じられる理由としては、スカウトメール(マッチングメール)や案件の紹介が多く、積極的に応募することを推奨されること、さらに応募書類が企業側に届けられる前にdodaの社内で審査落ちしてしまっているケースが少なくないことなどが挙げられるでしょう。

dodaから応募したことが原因で書類審査に通りにくくなることはないはずですが、dodaの社内審査にすら通らないということが気持ちの面で負担になるようなら、応募頻度を下げるなど工夫したほうが良いかもしれません。

マッチング精度が今ひとつ?

dodaの転職エージェントサービスに登録すると、毎日数通ずつのスカウトメールが届くようになるのですが、その中で紹介されている案件のマッチングの精度が今ひとつという声が少なくありません。

「一部のキーワードが合致している案件を手当たり次第に送っているのでは?」と疑う意見もあるようですが、確かに希望に合わない案件をいくらたくさん紹介されたところで、効率的な転職活動には繋がりません。

あまりにも精度が良くないようならキャリアアドバイザーに連絡し、自分の希望を改めて伝えるとともに、メールの配信頻度も少し下げてもらうようお願いしたほうが良さそうです。

doda(転職エージェント)への登録が向いている人は?

最後にまとめとして、dodaの転職エージェントサービスへの登録が向いているのはどんな方なのかをご紹介します。当てはまる部分がひとつでもある方は、ぜひdodaへの登録を検討してみてください。

【doda(転職エージェント)はこんな方にオススメ!】
・知名度の高い大手を使って転職活動を始めたい方
・できるだけ多くの求人を見てみたい方
・転職についての知識がなく、何から初めて良いのかわからない方
・採用担当者の目に留まる履歴書、職務経歴書を書きたい方
・面接が苦手な方、模擬面接を受けてみたい方
・面接日や入社日の調整、給料の交渉などが自分では難しいと思う方