秘書求人に強い転職エージェント・転職サイトおすすめ15選!未経験者も歓迎
秘書のお仕事は常にキャリアアップが可能でやりがいも大きく、女性に人気の高い職業です。
未経験からのチャレンジも可能ですし、専門性の高い業種での秘書転職、語学力を活かして外資系企業で秘書にチャレンジするなど幅広く活躍できます。
ただ、人気がある職種ということはライバルもそれなりに多いということになりますし、秘書の求人数は決して多いとは言えず、自分で求人を探して応募するのは難しいかもしれません。
ここでは、未経験から秘書になりたい方にも現役秘書としてキャリアアップ転職をしたい方にも自信を持っておすすめできる転職エージェント・転職サイトをご紹介しています。
秘書転職に役立つ情報や知識もしっかり解説していますので、ぜひ転職活動に役立てて下さいね。
秘書におすすめの転職エージェント・転職サイトまとめ
転職希望者と募集を出している企業を繋ぐ転職エージェントは転職市場においてとても頼りになる存在です。
しかし転職エージェントは全国に約24,000社も存在していて(厚生労働省「平成30年度職業紹介事業報告書の集計結果」より) 、得意な分野や専門性、コンセプトがあり、この膨大なサービスから自分に合う転職エージェントを見つけるのは大変なことです。
ここでは秘書転職に強いおすすめの転職エージェント・転職サイトを15社に厳選してご紹介しています。
まずはどのような特徴があるのかチェックして、希望のエリアの秘書求人を探してみて下さい。
type転職エージェント
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
転職サイトの種類 | 総合型転職エージェント |
求人数(※) | 公開求人:12,447件 非公開求人:20,390件 |
対応職種 | システムエンジニア、Webエンジニア・クリエイター、営業、販売・接客・コールセンター、管理・マーケティング・経営、事務・オフィスワーク、専門職、クリエイティブ、医薬・化学・素材・食品、電気・電子・機械・自動車、建築・土木・設備、教育・保育・医療・福祉・その他 |
主な拠点 | 東京(赤坂) |
対応エリア | 北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄 |
(※)求人数について:2024年11月時点の件数になります。
・25年の運営実績がある転職のプロ
・利用者満足度が82%と非常に高い
・企業の採用担当と密に連携している
type転職エージェントはサービス開始から25年の転職支援実績があり、累計34万人もの転職希望者をサポートしてきました。
業界の専門知識を持った専任のアドバイザーが転職をサポートしてくれますので、利用者満足度が82%と非常に高く、79%の方が年収アップに成功しています。
type転職エージェントは女性の転職にも強みがあります。女性の転職支援に特化した「type女性の転職エージェント」も展開しているので、秘書希望の女性にもおすすめです。
また、type転職エージェントのクライアントサービスは企業の採用担当と連携があり、企業が求めている人材、社風、働く社員の声など求人票だけではわからない情報も収集しています。
転職サポートではこれらの情報もしっかり共有してもらえるので、マッチ度の高い求人を見つけやすくなっています。
LIBZ(リブズ)
運営会社 | 株式会社リブ |
転職サイトの種類 | 女性のための転職エージェント |
求人数(※) | 非公開(転職エージェントからの紹介に特化しています) |
対応職種 | 秘書、カスタマー、事業企画・開発職など多数 ※秘書転職実績あり |
主な拠点 | 東京 |
対応エリア | 北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄 |
(※)求人数について:2024年11月時点の件数になります。
・20万人を超える女性が利用している転職エージェント
・時短勤務、ハイクラス転職など希望にマッチする求人の紹介が可能
・秘書転職支援の実績あり
LIBZ(リブズ)は20万人を超える女性が登録している女性のための転職エージェントです。
LIBZに登録すると、まずどのような職種につきたいのか、スキル、経験、希望働き方、条件などをLIBZ独自のカルテにまとめる作業が行われます。
ご自身のカルテを企業にアピールして、あなたに興味を持った企業が立候補することで採用につながります。
従来の転職エージェントのように企業ファーストではなくドラフト形式なので、本当にマッチ度の高い企業に転職することが可能となります。
ただ、LIBZは女性の転職に特化した転職エージェントのため、求人数がそこまで多くありません。
他の転職エージェントと一緒に使うことで、よりたくさんの求人と出会うことができるため併用をおすすめします。
JACリクルートメント
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
転職サイトの種類 | ハイクラス転職エージェント |
求人数(※) | 21,890件 |
対応職種 | サービス(人材・ホテル・旅行・教育)、流通(EC・運輸・小売)、消費財(食品・アパレル・トイレタリー)、マスコミ(広告・制作)、建設・不動産、金融(銀行・証券・保険・投資)、コンサルティング・シンクタンク・事務所、IT・通信、WEB(デジタル・メディア・ゲーム)、電気・電機、コンピュータハード・周辺機器、半導体、機械・装置、自動車・部品、化学、金属・素材、エネルギー・プラント、メディカル(医薬品・CRO・医療機器)、医療・介護・福祉、その他 |
主な拠点 | 東京本社、北関東支店(大宮)、横浜支店、静岡支店、浜松支店、名古屋支店、京都支店、大阪支店、神戸支店、中国支店、福岡支店 |
対応エリア | 北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄 |
(※)求人数について:2024年11月時点の件数になります。
・36年の運営実績があるハイクラス転職に強い転職エージェント
・オリコン顧客満足度 ハイクラス・ミドルクラス転職部門(2024)で第1位を獲得
・海外転職のサポートを受けることもできる
JACリクルートメントはハイクラス転職、専門職の転職に特化した転職エージェントです。ロンドン発祥の転職エージェントで、日本では1988年から36年の運営実績があります。
JACリクルートメントは企業の採用担当者と強い信頼関係を築いており、管理職、エグゼクティブ転職、高いスキルが求められる技術職などのハイクラス・専門分野の転職サポートに強いという特徴があります。
業界に精通した専門のコンサルタントが1,400名以上在籍していて、希望する業界・企業の最新情報を提供してもらえますし、面接対策も行ってもらえます。
また、JACリクルートメントは外資系企業が海外進出企業の求人も多数保有しています。
英文レジュメ作成や英語面接の対策も徹底的にサポートしてもらえますので、外資系企業への秘書転職を希望している方、海外を視野に秘書転職を実現したい方は必ずJACリクルートメントに登録しておきましょう。
リクルートエージェント
運営会社 | 株式会社リクルート |
転職サイトの種類 | 総合型転職エージェント |
求人数(※) | 公開求人:490,919件 非公開求人:241,642件 |
対応職種 | 営業・販売・カスタマーサービス、企画・マーケティング・経営、管理・事務、物流・購買・貿易・店舗開発、コンサルタント、金融専門職、不動産専門職、クリエイティブ、SE・ITエンジニア、エンジニア(設計・生産技術・品質管理)、建築・土木・設備、医療・医薬・化粧品、その他(講師・調理師・介護など) |
主な拠点 | 東京本社、北海道支社、東北支社、宇都宮支社、さいたま支社、千葉支社、西東京支社、横浜支社、金沢支社、新潟支社、長野支社、静岡支社、名古屋支社、京都支社、大阪支社、神戸支社、岡山支社、広島支社、高松支社、福岡支社 |
対応エリア | 北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄 |
(※)求人数について:2024年11月時点の件数になります。
・最大手の転職エージェント!
・求人数が圧倒的に多いのであらゆる業種の秘書求人を紹介可能
・非公開求人も多数
⇒リクルートエージェントはひどいって本当?【評判・口コミ】登録の流れ
リクルートエージェントは人材サービス最大手のリクルートが運営する転職エージェントです。求人数が圧倒的に多く幅広い業界の求人を取り扱っているため、秘書求人も多数保有しています。
「秘書として転職したいけど、働きたい業種はまだ決まっていない」という方はリクルートエージェントに登録してみて下さい。ご希望にあった秘書求人を紹介してもらうことができます。
また、リクルートエージェントは初めての転職や未経験からの転職にも強い転職エージェントですので、若い世代の方も登録しておくと良いですよ。
リクルートエージェントの求人数は、本日時点で公開求人が490,919件、非公開求人が241,642件となっていて非公開求人も非常に多くなっています。
特に非公開求人はリクルートエージェントに登録をしないと紹介を受けることができない求人ですので、より多くの秘書求人と出会うためにも登録をおすすめします。
マイナビエージェント
運営会社 | 株式会社マイナビ |
転職サイトの種類 | 総合型転職エージェント |
求人数(※) | 求人総数:83,050件 非公開求人:13,808件 |
対応職種 | IT系技術職、営業職、機械・電気系技術職、金融系、不動産・建築職、医薬・医療系職、販売・サービス系職、クリエイティブ職、企画・管理系職、など |
主な拠点 | 東京(銀座)、神奈川(横浜)、北海道(札幌)、宮城(仙台)、愛知(名古屋)、京都(京都市)、大阪(大阪市)兵庫(神戸市)、福岡(博多区) |
対応エリア | 北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄 |
(※)求人数について:2024年11月時点の件数になります。
・オリコン顧客満足度総合 2年連続ナンバーワン
・手厚いサポート力で評判が高い
・若手、未経験からの転職に強い
マイナビエージェントは人材サービス大手のマイナビが運営する転職エージェントです。
20代の若手、初めて転職する方などの転職に慣れていない層のサポートにとても強く、キャリアコンサルタントによる転職サポートの評価が非常に高いという特徴があります。
転職することに「慣れる」ということはないのかもしれませんが、右も左もわからない状態で自分ひとりで転職活動を行うことにあまりメリットはありません。
マイナビエージェントは若い世代の転職サポートでしっかり実績を上げているので、マッチ度の高い求人を紹介してもらうことができますし、選考対策も安心してお任せできます。
マイナビエージェントは、未経験から秘書転職を希望する方や手厚い転職サポートに期待したい方にとてもおすすめできる転職エージェントです。
パソナキャリア
運営会社 | 株式会社パソナ |
転職サイトの種類 | ハイクラス転職エージェント |
求人数(※) | 43,998件 |
対応職種 | 営業、管理・事務、IT・Webエンジニア、技術職(電気・電子・機械・化学) 、クリエイティブ、マーケティング・企画、コンサルタント・士業、販売員・サービススタッフ、研究・開発(メディカル)、専門職(Web・IT・ゲーム) 、専門職(金融) 、専門職(不動産・建設) |
主な拠点 | 北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄 |
対応エリア | 北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄 |
(※)求人数について:2024年11月時点の件数になります。
・女性の転職サポートに強いハイクラス転職エージェント
・日本の上場企業の約7割がパソナキャリアに求人を出している
・コンサルタントのサポート力が高い
パソナキャリアは総合転職エージェントですが、女性のハイクラス転職に強みがあります。
秘書経験がありキャリアアップ・年収アップを狙っている方に向いているので、年収700万円以上の秘書転職を希望する女性は必ずパソナキャリアに登録しておきましょう。
パソナキャリアには日本の上場企業の約7割が求人を出しています。これらの優良企業への転職成功に導いた実績が豊富にありますので、現役秘書の方、語学力や高いスキルを活かした秘書転職を希望している女性には最適な転職エージェントと言えます。
また、サイトには女性のキャリアアップ転職に役立つヒントがたくさん掲載されていますので、ぜひご覧になってみて下さい。
リクルートダイレクトスカウト
運営会社 | 株式会社リクルート |
転職サイトの種類 | スカウト型転職サイト |
求人数(※) | 431,254件 |
対応職種 | 営業、企画/マーケティング/カスタマーサクセス/サポート、コーポレートスタッフ、SCM/生産管理/購買/物流、事務/受付/秘書/翻訳、小売販売/流通、サービス/接客、飲食、コンサル/士業/リサーチャー、IT、クリエイティブ/デザイン職、建築/土木/プラント専門職、不動産専門職、機械/電気/電子製品専門職、化学/素材専門職、化粧品/トイレタリー/日用品/アパレル専門職、医薬品専門職、医療機器/理化学機器専門職、医療/福祉専門職、金融専門職、食品/香料/飼料専門職、出版/メディア/芸能/エンタメ専門職、インフラ専門職、交通/運輸/物流専門職、人材サービス専門職、教育/保育専門職、エグゼクティブ、学術研究、公務員/団体職員/農林水産 |
主な拠点 | 東京、その他 |
対応エリア | 北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄、海外 |
(※)求人数について:2024年11月時点の件数になります。
・ハイクラス転職に特化したスカウト型転職エージェント
・企業の採用担当、ヘッドハンターから直接スカウトが届く
・ハイクラス転職・エグゼクティブ転職専門のヘッドハンターが秘書経験の活かし方について相談にのってくれる
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス転職に特化した転職エージェントです。
スカウト型の転職エージェントですので、レジュメを登録するとあなたの経験や能力に興味を持った企業から直接スカウトが届きます。興味がある企業の人事担当者と直接チャットでやりとりができるので、企業が求める人材像を深く理解して自分の希望とマッチする求人に応募することができます。
また、リクルートダイレクトスカウトでは、ハイクラス転職・エグゼクティブ転職を専門にしているヘッドハンターからのスカウトを受けることもあります。
ヘッドハンターがあなたの経験・スキルを分析して、最適な求人を紹介してくれます。
ハイクラス転職特化型の転職エージェントですので、企業からのスカウトでもヘッドハンターからのスカウトでも年収アップ・キャリアアップが期待できます。
現役秘書の方、秘書経験のある方は登録しておくと良いでしょう。
MINDS(マインズ)
運営会社 | 株式会社マインズ |
転職サイトの種類 | 秘書専門転職エージェント |
求人数(※) | 959件 ※非公開求人も多数あります |
対応職種 | 秘書(社長秘書、役員秘書、グループセクレタリー・グループ秘書、外資系秘書、外国人付き秘書、バイリンガル秘書)、営業事務、営業アシスタント、その他事務・アシスタントなど、翻訳通訳、受付、コンシェルジュなど |
主な拠点 | 東京都 |
対応エリア | ▼東京都 ・新宿・代々木・池袋・飯田橋・九段下エリア ・東京・大手町・有楽町・銀座・日本橋・神田・秋葉原エリア ・霞が関・永田町・虎の門・神谷町・六本木・赤坂エリア ・品川・新橋・汐留・大崎・目黒・五反田・浜松町・田町エリア ・渋谷・表参道・青山・恵比寿・代官山エリア ▼その他エリア その他東京都、その他関東、その他都道府県 |
(※)求人数について:2024年11月時点の件数になります。
・秘書転職に特化した転職エージェント
・10,000件以上の転職支援実績がある
・秘書求人の非公開求人も多数
MINDS(マインズ)は秘書転職に特化した転職エージェントです。
秘書業務専門の転職エージェントのため保有求人は少ないのですが、サポートが高く、書類選考通過率は70%以上で、10,000件以上もの転職支援実績があります。
サイト上には公開していない非公開求人も多数ありますので、秘書希望の方に最適な転職エージェントです。
なお、MINDS(マインズ)の求人は東京都内のものがほとんどです。
本日時点では959件の求人のうち878件は23区内主要エリアの求人で、「その他東京」の求人数が42件、「その他関東」が37件、「その他都道府県」が2件となっています。
都内での転職を希望している方に向いていると言えます。
求人数ではtype転職エージェント、リクルートエージェント、マイナビエージェントなどの大手総合転職エージェントには劣りますので、他の転職エージェントと併用することを強くおすすめします。
美職
運営会社 | 株式会社 美職カンパニー |
転職サイトの種類 | 秘書、受付等専門転職エージェント |
求人数(※) | 636件 |
対応職種 | 秘書、受付・コンシェルジュ、事務・アシスタント・その他 |
主な拠点 | 東京 |
対応エリア | ▼東京 ・九段下・飯田橋・神田・秋葉原・上野エリア ・品川・大崎・目黒・五反田・浜松町・田町エリア ・新宿・代々木・中野・池袋エリア ・新橋・汐留・お台場・豊洲エリア ・東京・大手町・有楽町・銀座・日本橋エリア ・渋谷・表参道・青山・恵比寿・代官山エリア ・虎の門・神谷町・六本木・赤坂・霞が関エリア ▼その他エリア その他東京都、東京都以外 |
(※)求人数について:2024年11月時点の件数になります。
・元CA・元モデルから秘書へキャリアチェンジしたい女性に特化した転職エージェント
・東京都内の秘書求人が豊富
・PCスキルやビジネスマナーを磨けるe-ラーニングも受講可能
美職は「元CA・元モデルが秘書・受付へ -華麗なる転身をサポート-」を掲げる女性向け転職エージェントです。
保有求人のほとんどが東京都内の求人ですので、都内で秘書転職を希望している元CA、元モデルの方でしたら美職で徹底的なサポートを受けることができます。
PCスキルに自信がない、ビジネスマナーに不安がある、秘書は未経験という方も、自宅のパソコンやスマホを使って受講できるe-ラーニング研修があるので安心です。
ただ、元CA、元モデルに該当しないと理想の求人と出会うことができない可能性も高いですし、求人数そのものは多くはありません。
他の転職エージェントと一緒に使うことを強くおすすめします。
doda
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
転職サイトの種類 | 総合型転職エージェント |
求人数(※) | 261,058件 |
対応職種 | 営業職、企画・管理、技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)、技術職(組み込みソフトウェア)、技術職(機械・電気)、技術職(化学・素材・化粧品・トイレタリー)、技術職(食品・香料・飼料)、技術職・専門職(建設・建築・不動産・プラント・工場)、専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)、クリエイター・クリエイティブ職、販売・サービス職、公務員・教員・農林水産関連職、事務・アシスタント、医療系専門職、金融系専門職 |
主な拠点 | 東京、その他 |
対応エリア | 北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄、海外 |
(※)求人数について:2024年11月時点の件数になります。
・あらゆる業界の求人を保有している
・女性向け転職サービス「Woman Career」を運営
・キャリアコンサルタントによるサポートに定評がある
⇒doda(転職エージェント)の評判・口コミ ひどいって本当?
dodaはパーソルキャリア株式会社が運営する大手総合転職エージェントになります。
リクルートエージェントと同じくあらゆる業界の求人を保有していますので、幅広い業種の秘書求人をマッチングしてほしい方に向いています。
また、dodaは女性の転職に特化した「Woman Career」を提供しています。
ここでは「女性の転職のプロ」に強いコンサルタントが求人の紹介から、応募書類の添削、面接対策まで秘書転職をサポートしてくれます。
入職後に困ったことがあった場合にも相談することができます。
dodaは幅広い業種からの求人紹介と、手厚い転職サポートの両方を希望する方も満足度が高い転職エージェントです。
ビズリーチ
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
転職サイトの種類 | ハイクラス転職サイト |
求人数(※) | 138,823件 |
対応職種 | 経営、管理、マーケティング、営業、コンサルタント、ITコンサルタント、専門職、IT技術職、ゲーム電気・電子、半導体、機械、化学、金融、研究・臨床開発・治験、建築・土木、人事、サービス、プロジェクト、管理Webサービス・制作、デジタルマーケティング、広告、新聞・出版、テレビ・放送・映像・音響、デザイン、素材、食品、化粧品、日用品、不動産、施工管理、医療営業、生産管理・品質管理・品質保証、学術・PMS・薬事、医療・看護・薬剤 |
主な拠点 | 東京、その他 |
対応エリア | 北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄、中国、韓国、香港、シンガポール、タイ、ベトナム、アメリカ・カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア |
(※)求人数について:2024年11月時点の件数になります。
・ハイクラス転職に強いスカウト型転職エージェント
・優良企業の人事担当者から直接スカウトが届く
・一定の基準を満たしたヘッドハンターに転職相談も可能
ビズリーチはスカウト型転職エージェントになります。
ハイクラス転職に強いため秘書経験がある方、キャリアアップ・年収アップを希望している方などにおすすめできます。
ビズリーチは全国の31,700社以上の企業が導入していて、人事担当者が直接スカウトを送ってくるので、効率的に転職活動を行うことができます。
また、7,800名以上のハイクラス転職に強いヘッドハンターも登録していて、秘書経験の活かし方や転職活動を相談することができます。
スカウト型の転職エージェントは希望にあうスカウトを待つという使い方ができるので、たくさんの求人を紹介してもらえる転職エージェントと一緒に使うとより多くの秘書求人と出会うことができます。
LHH転職エージェント
運営会社 | アデコ株式会社 |
転職サイトの種類 | 総合転職エージェント |
求人数(※) | 求人数:57,085件 非公開求人:39,857件 |
対応職種 | 営業系、販売・サービス系、ファッション系、マーケティング系、クリエイティブ系、IT系、エンジニア(電気・電子・機械)系、エンジニア(化学・素材・食品・化粧品)系、エンジニア(プラント・インフラ・エネルギー)系、メディカル系、人事・労務系、総務・広報、法務・知財、経理・財務系、経営・経営/事業企画系、コンサルタント系、内部統制・監査系、購買・物流・貿易系、金融系、建築・不動産系、事務系、その他 |
主な拠点 | 東京、大阪、愛知 |
対応エリア | 北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄、海外 |
(※)求人数について:2024年11月時点の件数になります。
・世界に展開するアデコグループの転職エージェント
・長く働ける企業へのマッチングが得意
・外資系企業、海外進出企業での秘書転職サポートも強い
LHH転職エージェントはスイスに本社を置き、世界60の国と地域に展開している転職エージェントです。
LHH転職エージェントの転職サポートは、入職した企業で長く活躍できることを丁寧に考えています。
求人票に書かれている情報だけでなく、社風や働く環境、企業が求めている人材像などのコンサルタントが仕入れてきた生の情報を惜しみなく提供してくれるので、企業のリクエストをしっかり検討して自分の希望としっかりマッチする求人に応募することができます。
また、LHH転職エージェントは世界に展開している転職エージェントですのでコンサルタントは海外居住経験、留学経験、勤務経験があるなど、海外の文化や習慣にも詳しい方も多く在籍しています。
外資系企業、海外進出企業での秘書業務にチャレンジしたい方はぜひLHH転職エージェントに登録して相談してみて下さい。
リクナビNEXT
運営会社 | 株式会社リクルート |
転職サイトの種類 | 総合転職サイト |
求人数(※) | 898,000件以上 |
対応職種 | 営業・販売、経営・事業企画・人事・事務、IT・Web・ゲームエンジニア、メディア・クリエイター、エンジニアリング・設計開発、製造・工場、マーケティング・広告・宣伝、飲食・フードサービス、旅行・レジャー・イベント、ビューティー・生活サービス、倉庫・物流管理、ドライバー・配送スタッフ、整備・修理、清掃・美化、警備・保安、建設・土木・施工、金融・財務・会計、法務・法律、研究、医療・看護師・薬剤師、介護・福祉、保育士・教員・講師、公務員・団体職員、農林漁業 |
主な拠点 | 東京、その他 |
対応エリア | 北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄、海外 |
(※)求人数について:2024年11月時点の件数になります。
・全国の膨大な求人を掲載している
・転職エージェントを介さなくても直接応募することができる
リクナビNEXTはリクルートエージェントやリクルートダイレクトスカウトを運営する株式会社リクルートの転職サイトになります。
転職サイトは一般的に転職情報や求人情報を掲載するサービスで、転職エージェントのような個別の転職サポートはありませんが、気になる求人が見つかったら直接応募することができます。
転職サポートがないので求人検索から応募手続き、面接日の設定、条件交渉などは全て自分で行う必要がありますが、自分のペースで転職活動ができます。
転職エージェントと併用して自分で積極的に求人検索をしたり、転職エージェントで秘書求人の紹介が難しいとの結論になった場合に活用しましょう。
AMBI(アンビ)
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
転職サイトの種類 | 若手ハイキャリア向け転職エージェント |
求人数(※) | 188,497件 |
対応職種 | 経営・経営企画・事業企画系、管理部門系、SCM・ロジスティクス・物流・購買・貿易系、営業系、マーケティング・販促企画・商品開発系、コンサルタント系、金融系専門職、不動産系専門職、技術系(IT・Web・通信系)、技術系(電気・電子・半導体)、技術系(機械・メカトロ・自動車)、技術系(化学・素材・食品・衣料)、技術系(建築・設備・土木・プラント)、技術・専門職系(メディカル)、サービス・流通系、クリエイティブ系 |
主な拠点 | 東京、大宮、船橋、横浜、名古屋、大阪、福岡 |
対応エリア | 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、中国、韓国、香港、台湾、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、インド、その他アジア(ベトナム、ミャンマー等)、北米(アメリカ、カナダ等)、中南米(メキシコ、ブラジル、アルゼンチン等)、オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド等)、ヨーロッパ(イギリス、フランス、ドイツ、ロシア等)、中近東・アフリカ(モロッコ、エジプト、UAE、南アフリカ等)、その他の海外 |
(※)求人数について:2024年11月時点の件数になります。
・若手ハイキャリア志向に特化したスカウト型転職エージェント
・年収500万円超えの求人が多数ある
・応募前に合格可能性を判定できるサービスなどが充実
AMBI(アンビ)は若手のハイキャリア志向の方向けのスカウト型転職エージェントです。
年収500万円以上の求人を多数保有しているので、高年収求人のスカウトを受けられる可能性も十分あります。
スカウト型転職エージェントの場合、ご自身の経験やスキルに興味がある企業からのスカウトが届くのですが、実はスカウトであっても必ずしも採用されるとは限りません。何度かやり取りを重ねた結果、選考につながらないことも実際にあります。
AMBIではこういった無駄がないように、職務適正を計ることができるツールや応募前に合格可能性を判定できるサービスが用意されています。これらを活用して効率の良い転職活動ができます。
JAIC(ジェイック)
運営会社 | 株式会社ジェイック |
転職サイトの種類 | 新卒、第二新卒、既卒、フリーター、中大社向け転職エージェント |
求人数(※) | 非公開 |
対応職種 | IT・Web業界、営業、エンジニアなど |
主な拠点 | 東京、大阪、名古屋、福岡、熊本 |
対応エリア | 北海道、青森、秋田、岩手、福島、山形、宮城、茨城、栃木、埼玉、山梨、群馬、神奈川、千葉、東京、長野、静岡、新潟、富山、石川、愛知、岐阜、福井、三重、滋賀、和歌山、京都、奈良、大阪、兵庫、岡山、広島、島根、鳥取、山口、香川、愛媛、徳島、高知、福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄 |
(※)求人数について:2024年11月時点の件数になります。
・社会人経験に自信がない方を徹底的にサポートしてくれる
・無料の社会人研修を受けられる
・書類選考なしで面接が可能となる制度がある
JAIC(ジェイック)は19年以上の運営実績がある転職エージェントです。
ジェイックには「就職カレッジ」というサポート制度があり、社会人が知っておきたい基本的な考え方、選考対策、内定がもらえるようなスキルアップなどを網羅した就職講座を無料で受講することができます。
そのため社会人経験が少ない人、第二新卒、既卒、フリーター、未経験の方、職歴に自信がない方などに特に向いています。
社会人経験に不安がある方も自信をつけることができますし、この就職カレッジを利用した方は書類選考なしで最大20社と面接ができるというとても大きなメリットもあります。
面接の前にはコンサルタントによる面接対策をしっかり受けることができますよ。
研修を受けてから入職できるので定着率も高く、92.1%の方が入職後の企業に定着して長く活躍しています。
未経験から秘書を目指したい方、20代の方はJAICに登録してみましょう。
秘書に強い転職サイト・エージェントの選び方
秘書求人に強い転職エージェント・転職サイトの中から、自分にあうサービスを選ぶためのコツをご紹介しています。
秘書の求人が多いことをチェックする
そもそも秘書の求人はそう多くはありません。限られた求人の中から自分の希望に合うものを探す必要があるので、求人数が多いことはとても大切です。
まずは検索条件を秘書に絞って検索してみましょう。
「非公開求人」の取り扱いがあることをチェックする
転職エージェントには一般に公開されていて自由に求人内容を閲覧することができる「公開求人」と、一般には公開されていない「非公開求人」があります。
非公開求人は一般公開されていないので自分で見つけて直接応募することはできないのですが、企業があえて求人を非公開とすることにはいくつかの理由があります。
広く知られたくない求人のため
大きなプロジェクトに関わるポストであったり、株式公開に関わる求人などは広く社会に知られると困ることがあります。
秘密裏に人材を確保したい時には非公開求人として募集がかかることがあります。
人事担当者の負担を減らすため
大手企業の待遇の良い求人などを一般公開してしまうと、確実に応募が殺到することになります。
明らかにスキルが足りていない人や募集要項を満たしていない人まで応募してくることがあり、人事担当者の仕事が無駄に増えてしまうのです。
そのため非公開求人の形で転職エージェントに依頼して、募集要項を満たしている優秀な人を紹介してもらうようにしているのです。
非公開求人は転職エージェントに登録しなければ紹介してもらうことができない求人なので、気になる場合は非公開求人が多いリクルートエージェントのような転職エージェントに登録しておきましょう。
希望の勤務エリアの求人数が多いこと
秘書を求める企業はある程度規模の大きい企業となります。そのため地域によっては秘書求人が極端に少ないこともあります。
希望の勤務地の秘書求人がしっかりあることも確認しておきましょう。
丁寧な転職サポートを期待できること
求人を見つける方法はリクナビNEXTのようにたくさんの求人が紹介されている転職サイト(求人サイト)を使う方法もありますが、秘書転職は転職エージェントに相談することをおすすめします。
秘書転職では求人票に書かれている仕事の内容だけでなく、その企業の社風や、グループ秘書の人数、サポートする役員の人数など事前に知っておきたいこともあります。
転職エージェントの担当者は実際に企業に足を運んで人事担当者や社長などと話をして情報収集しているので、応募を検討する際に必要な情報を惜しみなく教えてもらうことができるのです。
転職エージェントでサポートを受けながら転職活動を行うことで、理想の職場により良い形で転職しやすくなります。
口コミ評価が高いこと
自分と相性が良い転職エージェントを見つけるために、口コミをチェックする方法もおすすめします。
口コミは主観になるため必ずしも正確とは限らないのですが、転職エージェントのサポートの質の高さや、どの程度一生懸命求人を紹介してもらえるのかなどの目安を知ることができます。
秘書に強い転職サイト・エージェントを最大限活用する方法と注意点
転職エージェントを使った転職活動は、自分ひとりで求人を探して直接応募するよりも有利となることも多いことは間違いありません。
ただし、登録してただ連絡を待っているだけでは転職エージェントを使いこなしているとは言えません。また注意点もいくつかありますので、ここでご紹介します。
複数の転職エージェントに登録して比較する
転職エージェントを探す際に、最初から1社に絞り込むことに一生懸命になる人もいるのですが、この方法はあまりおすすめできません。
転職エージェントは最初から1社だけに絞ろうとせずに、自分と相性が良さそうな転職エージェントが見つかったら気軽に登録して、2~3社を同時進行で使うようにしましょう。
実は転職エージェントが行なってくれるサービスの内容には大きな差はありません。
違いが出てくるのは、あなたの秘書転職を二人三脚で支えてくれる担当者の質になります。
担当者は転職のプロではありますが、最初から必ずしも相性が良い人と出会えるとは限りません。
転職活動のペースが合わなかったり、いまいち信頼できないな・・・と感じることもあるかもしれません。
複数の転職エージェントを同時に使うことで、質の高いサービスを見極めることができるので、2~3社をピックアップして活用することをおすすめします。
自分のスキル・得意なことを把握しておく
転職エージェントに登録をすると、最初に面談が行われてあなたの希望やスキル、経験などをヒアリングされることになります。
この面談で確認したことを基にしてあなたの希望や条件、スキルに合った秘書求人を紹介してくれるので、ご自身のスキル、経験、仕事の成果、得意なこと、苦手なことなどを把握しておくのはとても大切なことです。
転職活動を始めたら、同時に自己分析もしっかり行なって強みを見つけておきましょう。
希望することははっきり伝える
転職エージェントとの面談では、転職先に希望することを必ず聞かれることになります。
ここでは遠慮せずに希望をはっきりと伝えるようにしましょう。
「家から近ければどんな会社でもいいです」など、曖昧に伝えてしまうと「この人は真剣に転職する気がないのかな?」と思われてしまって、サポートが後回しになることも。
また、条件をあまり絞らないまま紹介された求人に転職成功しても、後から「こんなはずじゃなかったんだけど・・・」と後悔することもあるかもしれません。
短期間で離職するようなことになったら自分にとっても不利になりますので、条件はしっかり伝えて可能な限り希望に合う求人を見つけてもらいましょう。
条件には優先順位をつける
条件を提示することは大切なのですが、あれもこれもと盛り込むのは良くありません。
条件は「譲れないもの」と「希望はするけど優先度を下げられるもの」に分けて、優先順位をつけておきましょう。
この優先順位をつける作業は、秘書の業務としてもとても重要なもので毎日のように発生する作業です。ぜひ意識してやっておきましょう。
可能な限りスピーディなレスポンスを心がける
「仕事ができる人はレスポンスが早い」「忙しい人ほどやることを抱えない」などと聞いたことはありませんか?
転職エージェントを利用すると、あなたの早急な判断が求められたり、あなたの返事を待って企業にコンタクトをとるなど、速やかな検討・返事が必要な場面もよくあります。
この時、返事を先送りにしてしまうと、ライバルが先に応募してしまってせっかくのチャンスを逃してしまうことも実際にあります。
また、素早く返事をすることで、転職エージェントの担当者も「この人はしっかりしてるなぁ」「この人は積極的に転職する気があるんだな」と感じて、一生懸命対応してくれます。
レスポンスは最速で行うことをぜひ心がけてください。
担当者と相性が悪い時は交代してもらう
転職エージェントに登録しても、あなたを担当してくれるキャリアコンサルタントとの相性が悪いことはあります。
安心して相談できない、連絡が遅いなど不満があるようでしたら、転職エージェントに連絡して担当者を変えてもらいましょう。
秘書に強い転職サイト・エージェントを利用するメリット・デメリット
ここでは転職エージェントを利用する際のメリット・デメリットを解説しています。
転職エージェントを使った転職活動はメリットの方が多いのですが、知っておきたいデメリットも存在します。
秘書に強い転職サイト・エージェントを利用するメリット
・自分に合う求人を転職のプロの視点から紹介してもらえる
・非公開求人にも応募できる
・業界情報を仕入れることができる
・応募書類の添削、面接対策を行なってもらえるので選考通過率が上がる
・採用担当者に推薦してもらえる
無料で転職サポートを受けられる
転職サイト・転職エージェントは基本的に無料で利用できます。
本記事でご紹介している転職エージェントで費用が発生するのはビズリーチの有料サービスである「プレミアムステージ」のみで、その他は完全無料で利用できます。
転職エージェントが提供してくれるサポートは転職エージェントによって若干異なることがありますが、次のような内容になっています。
・条件にマッチする求人の紹介
・求人内容の情報提供
・応募書類の作成
・面接対策
・内定後のサポート
キャリアカウンセリング
専任のキャリアコンサルタントがキャリアカウンセリングを行なって、今後のキャリア形成を明確にするお手伝いをしてくれます。
どのような業界での秘書転職が向いているのかなど、具体的なアドバイスをもらうこともできます。
条件にマッチする求人の紹介
キャリアカウンセリングの結果を基にして、条件にマッチする求人を紹介してくれます。
転職エージェントは一般公開していない非公開求人も保有していますので、幅広い求人の中から秘書求人を見つけてもらえます。
求人内容の情報提供
多くの転職エージェントは求人を出している企業を実際に訪れて人事担当者や社員にヒアリングしたり社内を見学して、求人票に書かれていない情報も手に入れています。
これらの情報は転職希望者に惜しみなく提供してもらえますし、他にも知りたいことがあったら確認してもらうことも可能です。ぜひ活用しましょう。
応募書類の作成
応募する企業に合わせた履歴書、職務経歴書の書き方を伝授してもらうことができます。
人事担当者の目にしっかり留まるような内容となるようサポートしてもらえるので、書類選考通過率が上がります。
面接対策
秘書転職の面接は、あなたの立ち振る舞いやコミュニケーション力が試される場となります。グループ秘書の先輩が面接に参加することもあります。
想定される質問と模範解答を教えてもらえたり、模擬面接の形で面接対策をしてもらえるので、自信を持って面接に挑むことができるようになります。
内定後のサポート
入社日の設定、年収交渉、待遇交渉なども転職エージェントが行なってくれます。
また、入社後に困ったことがあったら相談することもできます。
自分に合う求人を転職のプロの視点から紹介してもらえる
転職エージェントでは、転職のプロの視点から見てあなたの条件やスキルに合った求人を紹介してもらうことができます。
求人を見つけることは自分だけでもできるのですが、転職サイトを使って膨大な求人の中から自分に合う1件を見つけるのはとても大変なことですし、客観的な判断ができなくなってしまうこともあるでしょう。
転職エージェントならマッチ度の高い求人をピックアップしてもらえて、より詳細な情報も提供してもらえるので納得の転職が可能となります。
非公開求人にも応募できる
非公開求人は自分で見つけることができませんし、直接応募することもできません。
非公開求人は給与が高い、待遇や良いなどのメリットが多い場合もよくありますので、非公開求人に応募できることでも転職エージェントのとても大きなメリットです。
業界情報を仕入れることができる
すでに転職活動を始めている方の中には、「気になる求人はあるけど、もう少し情報がないと応募を検討しにくい」と感じた人もいらっしゃるのではないでしょうか。
転職エージェントは、今回人材を募集している理由や社内の雰囲気、人間関係などの肌で感じられる求人票に記載されていない情報も持っていますので、教えてもらうことができます。
秘書室の人数や月の会食の回数(秘書は同行を求められることも多いです)などの事前に知っておきたいことを確認してもらうこともできます。
また、あまり詳しくない業界の秘書にチャレンジする場合は、その業界の基本的なことを転職エージェントに教えてもらえるので面接の対策になります。
これらの情報は自分だけで入手するのは難しいことですので、転職エージェントを活用する大きなメリットと言えます。
応募書類の添削、面接対策を行なってもらえるので選考通過率が上がる
転職エージェントでは選考通過率を上げるために、履歴書・職務経歴書の添削と面接対策を行なってくれます。
転職エージェントは応募先企業がどのような人材を求めているのかを把握していますので、人事担当者に熱意が伝わるような書類作成をサポートしてもらえます。
面接対策もしっかり行なってもらえます。
秘書の面接では表情や立ち振る舞い、身だしなみ、受け答えのスムーズさなども見られることになります。
転職エージェントでは想定質問と模範解答を教えてもらえたり、実際に模擬面接を行なってもらえることもありますので、準備を重ねてから挑むことができます。
採用担当者に推薦してもらえる
転職エージェントから紹介を受けて求人に応募すると、応募手続きは転職エージェントが行なってくれます。
応募の際には転職のプロの担当者から見たあなたの強みをしっかりアピールする推薦状を添えて応募書類と一緒に提出してくれます。
あなたの良さや強みが客観的に伝わるので、自分で見つけた求人に直接応募するよりも書類選考率が上がるでしょう。
秘書に強い転職サイト・エージェントを利用するデメリット
転職エージェントを利用するデメリットも確認しておきましょう。
・担当者と転職活動のペースが合わないことがある
・必ずしも理想の職場が見つかるとは限らない
担当者によって紹介される求人に違い・偏りがある
転職エージェントでは、基本的に最初に専任された担当者とマンツーマンで転職活動を行うことになります。
担当者が紹介してくれる求人は、「担当者から見てあなたに最適と思う求人」となるのですが、中には「どうしてこの求人を紹介したのかわからない・・・」と感じるような希望を紹介されることもあります。
担当者が紹介してくる求人にあまりピンと来るものがない、担当者が業界情報に詳しくないなどの不満を感じるようでしたらまずは率直な意見を伝えてみて下さい。
それでも改善されないようでしたら担当者を交代してもらいましょう。
担当者と転職活動のペースが合わないことがある
「もっと求人をたくさん紹介してほしいのになかなか連絡がつかない」「電話が多すぎて、今の仕事に差し支えがある」など、担当者と転職希望者の転職活動のペースが合わないという悩みもよく聞きます。
転職活動のペースが合わない理由としては、ご自身の希望がうまく伝わっていないことが考えられます。この場合はもう1度転職希望時期を伝えてみましょう。
それでも対応が変わらないようでしたら担当者を変えてもらうか、その転職エージェントは退会してしまって別のサービスを利用すると良いですよ。
必ずしも理想の職場が見つかるとは限らない
転職エージェントに登録しても、理想の職場と出会えないというケースもあります。
求人を紹介してもらえない場合は、まずは条件が厳しすぎないか、自分の希望と今のレベルが合っているかを再確認してみて下さい。
希望の求人がどうしても見つからない場合でも諦める必要はありません。
・他の転職エージェントに登録する
・スカウト型の転職エージェントに登録してスカウトを待つ
・転職サイト(求人サイト)で自分で求人を探す
などの方法で希望に合う求人を見つけていきましょう。
秘書に強い転職サイト・エージェントを利用する流れ
ここでは転職エージェントの利用の流れを解説します。
転職エージェントをしっかり使い倒すための活用方法もご紹介しますのでご覧になってみて下さいね。
1.会員登録
利用したい転職エージェントに登録をします。
登録する転職エージェントは1社だけに絞り込むのではなく、2~3社に登録するようにしましょう。
2.面談・求人紹介
早ければ数日以内にキャリアコンサルタントによる面談が行われます。
面談では、これまでの仕事の経歴、スキル、成果、保有資格、転職先に対する条件や希望することなどをヒアリングされますので、事前に考えておくと面談をスムーズに進めることができます。
この面談当日にご自身の希望にあう求人を紹介してもらうこともできますが、初回で自分の条件にピッタリの求人に出会えるとは限りません。
希望する業界の動向や転職情報などの情報提供を受けることもできますので、応募したいと思える求人が見つからなかった場合は無理して応募する必要はありません。
3.応募書類の作成・添削
応募する求人が決まったら履歴書・職務経歴書を作成します。
書類は担当キャリアコンサルタントに添削してもらうことができます。
応募する企業に合わせた内容に作り込むことで人事担当の心に響く書類に仕上げることができます。
4.応募
応募手続きは転職エージェントが行ってくれます。
履歴書・職務経歴書にキャリアコンサルタントが作成する推薦状を添えてエントリーしてくれるので、ご自身の強みや良さを客観的に伝えることができます。
5.面接対策・面接
書類選考に通過したら面接になります。
面接日の日程交渉は全て転職エージェントが行ってくれますよ。
面接が得意な人はあまりいないかと思いますが、転職エージェントでは面接対策も行ってくれますので安心です。
秘書転職でのアピールポイントを教えてもらえたり、面接でよく質問されることと模範解答を共有してもらうこともできます。模擬面接の形で練習ができる転職エージェントもあります。
秘書転職の面接は、ご自身の笑顔や受け答えの良さ、華やかさなどの印象を企業にアピールできる機会です。
事前に可能な限り情報をもらって、スキルをアピールできるように対策しておきましょう。
6.内定・条件交渉
内定が出たら入社の準備を行います。
入社にあたって、「もう少し給与を上げて欲しい」「待遇で希望したいことがある」などの希望がある場合は、転職エージェントに交渉してもらうことができます。
転職エージェントは秘書の給与の相場や平均的な待遇などの転職・就職に関する情報や知識もあります。給与が相場とかけ離れているようなときや、ご自身の経歴等を考慮して給与アップが狙えるような場合は交渉を行ってもらいましょう。
また、現在の職場で強い引き留めにあっているなど、退職で困っていることも転職エージェントに相談することができます。円満退社のコツを教えてもらいましょう。
7.入社
入社後も転職エージェントのサポートは続きます。
聞いていた仕事と違う業務をさせられるなどの困ったことがあったら転職エージェントに相談可能です。転職エージェントから企業に確認してもらえるので、遠慮なく頼ると良いですよ。
秘書の転職に有利になるスキル・資格
秘書になるための国家資格はありませんので、無資格・未経験から秘書を目指すことは不可能ではありません。
ただし、秘書の仕事は会社の代表や幹部などの非常に忙しく重要なポストにいる人をサポートすることなので知識やスキルは当然求められることになります。
ここでは秘書転職を成功させるために最低限必要な知識やスキルと、取得しておくと転職活動を有利に進めることができる資格などをご紹介します。
これら全てを身に着けていないと秘書になれないということではありません。
仕事をしながら覚えていくことも多いのですが、秘書の業務には欠かせないものばかりですので日ごろからコツコツと努力することが大切です。
最低限必要な秘書の知識・スキル
・文書作成能力
・一般常識
・ビジネスマナー
・語学力
・容姿を磨くことも大切
一般的なパソコンスキル
どの業界で秘書となる場合でも、パソコンスキルは必ず求められます。
どの程度まで必要かとなると、あればあるほど良いことは間違いありませんが、目安としては文書・資料の作成、読みやすいメールの作成と求められている内容に適した形で送信できること、ファイル管理などがあります。
Word、Excel、PowerPointの操作ができるようであれば、秘書転職で求められるパソコンスキルがあると言って良いでしょう。
文書作成能力
文書作成能力は、一般的にWordを使用して読みやすい文書を作成する能力を問われます。
読みやすい文書にするためにフォントサイズやレイアウトを整える、画像・表・グラフを挿入する、必要に応じて1枚に収めるなどの作業を自分で考えてなるべくスピーディに行う能力が求められます。
また、会議などで使用する資料はPowerPointで作成するように指示がある場合もありますし、必要なシーンや資料の内容に応じてどのツールで作成すべきか自分で考えなければいけない場合もあります。
上司が手書きした資料をわかりやすくデジタルデータにまとめるなどの細やかな対応をスムーズにできるようになるとさらに良いでしょう。
一般常識
一般常識は私たちが社会生活を送るうえで必要な知識、マナー、モラルなどです。これに加えて秘書転職では教養も求められると思っておきましょう。
具体的には、近年の政治経済に関する時事問題、国際問題、文化・スポーツのニュースや出来事なども知っておくと良いでしょう。
これらの出来事に関する自分なりの意見を用意しておくと面接でも役立つことがあります。
ビジネスマナー
ビジネスマナーは、ビジネスの場で社会人が求められる礼儀やマナー、配慮、思いやりなどです。
秘書に求められるビジネスマナーは身だしなみや清潔感はもちろんですが、取引先の好みを把握することやサポートする上司の業務が円滑に進むように空気を読んで常に先読みして行動することも秘書に必須となるビジネスマナーと言えます。
語学力
希望する業界によって、英語や中国語などの語学力も求められることになります。
ビジネス英語、ビジネス中国語、電話対応、来客対応、会議において必要な表現や丁寧語、語彙が豊富であることをアピールできれば、グローバル企業での秘書転職も可能となります。
語学に自信がある方や磨きをかけたい方はまずはTOEIC600点以上を目指す、BCT(ビジネス中国語検定試験)、HSK(中国語水平考試)、中国語検定を受験するなど、ご自身のスキルを具体的に証明できるように準備しておきましょう。
容姿を磨くことも大切
秘書には容姿の良さも求められると思っておきましょう。
お顔立ちが良いことも転職を有利にできるアドバンテージとも言えますし、サポートする上司が自分の好みのお顔立ちをしている女性を秘書として選ぶこともあります。
また、取引先に美しく洗練された秘書を同行すれば、相手が受ける印象は変わり商談をまとめることにつながることも実際にあります。
社外への印象をプラスにするために容姿が重要視されることもあるのです。
秘書は顔採用?美人じゃないとダメ?
「美人じゃないと秘書になれないの?」と言われたら、そうではありません。
秘書は常に上司を支えることが求められる仕事なので、容姿よりも能力とスキル、裏方に徹することができる自制心などの方が重要なのです。
ただし、サポートする上司のイメージが常に向上するように、メイク・髪型・服装・清潔感を人並み以上に保つ努力を継続することは秘書に求められるひとつの業務となります。
「人をサポートすることは好きだけど、メイクやヘアスタイルにはあまり興味がない」という女性は秘書の仕事が辛くなってくる可能性もあります。
秘書検定
画像出展:公益財団法人実務技能検定協会「秘書検定」
秘書になるための国家試験はありませんが、秘書に求められる一般常識、知識、マナー、立ち振る舞いなどを効率良く学ぶことができる検定があります。
そのひとつが公益財団法人実務技能検定協会が実施している「秘書検定」です。
秘書検定には3級・2級・準1級・1級の4つのレベルがあり、未経験から秘書として活躍するなら2級以上、経験者であれば準1級以上を取得しておくことをおすすめします。
級位 | 級位で求められる難易度 |
3級 | 職場における基本的な常識が問われます。 サポートする上司が効率良く仕事ができるように秘書としてどのように気をきかせるか、感じの良い対応などの基本的なことを学びます。 主に高校生が受験する級位です。 |
2級 | 秘書が仕事をする現場は毎日状況が変わることが普通です。3級よりも少し複雑な場面を想定して、上司をサポートするための優先順位のつけかた、効率良く仕事をするための知識などが問われます。 大学生、社会人が多く受験する級位です。 |
準1級 | 中堅秘書を想定した級位です。上司の相談にのったり後輩にアドバイスを求められた際の対応が問われます。 筆記試験だけでなく二次試験として面接もあるため、知識に加えて、笑顔、人柄なども問われます。 大学生と社会人の受験が多い級位く面接もあるので、実際の転職活動の面接対策としても役立ちます。 |
1級 | 筆記試験と二次試験(面接)があります。 上司が行っている仕事の内容をしっかり理解して、秘書としてやらなければならないことを自分で判断することが求められます。 常に先を読んでサポートをするなどのベテラン秘書としての能力が求められます。 秘書検定の最上位級なので、取得しておけば秘書転職にも役立ちます。 |
何級から受ければいい?
秘書検定には特に受験資格はなく、何級からでも受けることができます。2級と準1級などの同時受験も可能です。
各級位の受験者数は以下のとおりです。
級位 | 受験者数(合格者数) |
3級 | 6,657人(4,678人) |
2級 | 10,761人(6,281人) |
準1級 | 2,204人(936人) |
1級 | 599人(206人) |
※令和6年6月16日に行われた秘書検定の受験者数と合格者数になります。
目安としては、3級は主に高校生の受験者が多いようなので、秘書転職を目指す社会人であれば2級以上から受験すると良いでしょう。
秘書検定の合格率は?
秘書検定合格率は次のようになっています。
級位 | 合格率 |
3級 | 70.3% |
2級 | 58.4% |
準1級 | 42.5% |
1級 | 34.4% |
※令和6年6月16日に行われた秘書検定の結果となります。
秘書検定の問題は?
公益財団法人実務技能検定協会「問題を解いてみよう」で、過去に実際に出された問題の一部を解いてみることができます。是非チャレンジしてみて下さい。
秘書検定の日程は?
試験日は年3回の決まった日となっていましたが、3級と2級に限ってはコンピュータを利用したCBT試験が可能なためいつでも受験することができます。
全国に350か所以上のCBT試験テストセンターが用意されていて、ご自身の都合の良いときに来所して受験することができます。合否も当日にわかります。
CBS検定試験
画像出展:一般社団法人日本秘書協会「CBS(国際秘書)検定について」
CBSはCertified Bilingual Secretaryの略で、CBS検定試験は一般社団法人日本秘書協会が実施する国際秘書検定になります。
英語と日本語を普段のコミュニケーション言語として使いこなすことに加え、国際秘書としての実務能力、人間性等が求められる検定なので難易度は高いですが、バイリンガル秘書としてプロの仕事ができる実力があることの証明となります。
CBS検定には受験資格不問の「準CBS資格」と、準CBS資格取得者が受験できる「CBS資格」があります。
大手企業の秘書、外資系企業の秘書を目指すのであれば、ぜひ獲得しておきたい資格と言えます。
一般社団法人日本秘書協会「CBS(国際秘書)検定について」
秘書の仕事内容
「秘書の仕事は上司をサポートすること」と理解していても、日々どのような業務を行うのか求められることがイメージしにくい方もいらっしゃるかと思います。
ここでは、秘書の仕事を具体的に解説します。
秘書には「グループ秘書(グループセクレタリー)」と「個人秘書」がある
秘書は大きくわけて「グループ秘書(グループセクレタリー)」と「個人秘書」の2種類があります。
グループ秘書(グループセクレタリー)とは?
グループ秘書(グループセクレタリー)は秘書室・秘書課への配属となり、複数の役員や上司を他の秘書とチームになってサポートします。
グループ秘書は主に大企業の役員秘書などに求められる形式になります。
組織が円滑に機能するために複数の役員を複数の秘書で支えたり、ひとりの役員を複数の秘書でサポートします。
事務処理能力や上司の仕事をサポートする手腕に加えて、他の秘書とのチームワークも求められます。
最初はグループ秘書として下積みを経て、個人秘書になるというケースも多いようです。
個人秘書とは?
個人秘書はサポートする上司を1対1で支えます。
一般企業にも見られますが、法律事務所、医療業界、大学教授の秘書などの専門分野に多く求められています。
一般企業でも外資系企業では個人秘書の募集が多くなっています。
秘書全般に求められる事務処理能力や、上司の対外的な活動を支えるサポート能力に加え、携わる分野の専門知識や語学力も求められることになります。
たとえば法律事務所であれば、法務や弁護士業務のサポートを行う専門性の高い業務をこなす職種としてパラリーガルという働き方があります。
医療業界の秘書募集では、専門知識とスキルがあることの目安となる「医療秘書技能検定」を取得していることが条件となっていることもあります。
秘書の主な業務
秘書の日々の仕事には次のようなものがあります。
・来客の接遇
・取引先への応対や付き合い
・電話対応
・お茶出し
・通訳
【事務処理・管理系の業務】
・上司のスケジュール管理
・ファイリング
・コピー
・備品管理
・文書作成
・資料収集
・名刺管理
・請求書の処理
・郵便物管理
【準備・手配系の業務】
・会議室の予約
・会議の準備
・株式総会の準備
・出張手配
・切符手配
・会食手配
・送迎手配
【その他必要に応じて行う業務】
・お礼状作成
・手土産の手配
・慶弔手配
・贈答品の手配
など
グループ秘書は複数の役員のスケジュールを常に把握して業務の遂行をサポートしなければならず、個人秘書では秘書の一般業務に加えて高度な専門知識が求められる場合もあり、いずれも難易度の高い職種です。
その分、嫌でもスキルアップ・キャリアアップができますし、経験値を積むことで年収アップも可能です。
秘書求人の良し悪しを見分けるコツはある?
転職エージェントで求人の紹介を受ける場合は、詳しい内容を教えてもらうことができるので、ブラック企業や質の悪い企業の秘書業務に当たってしまうことはありません。
気を付けたいのは転職サイト・求人サイトで見つけた求人に直接応募するときです。
秘書は主に女性向けの職種であることが多くいため、求人内容をよくチェックして注意しなければならないこともあります。
ここでは秘書求人の良し悪しを見分けるコツをご紹介しています。
転職エージェントに求人内容を質問する際にも参考にして下さい。
求人内容が詳細であること
求人内容が詳細に書かれていないと、自分のスキルが足りているのか、またはオーバースペックとなってしまうのか、希望する条件とどれくらいマッチしているか検討することができません。
秘書にどのような仕事内容を求めているのか、求人内容が詳しく書かれていることは必ずチェックして下さい。
特に未経験からチャレンジする場合は求人内容を詳細に確認するようにしましょう。
どの業界でも基本的なパソコンスキルやビジネスマナー、一般常識は必要になりますが、専門知識や特定の資格がなければ業務に差し障ることもあります。
同じ求人が何度も出ていないこと
転職サイト・求人サイトには、ひとつの転職サイトに同じ求人を複数登録している企業もあります。
また、長期間求人を掲載していたり、頻繁に更新することもあります。
同じ求人が多数掲載されていると、なんとなくワケありな感じもありませんか?
必ずしも悪い求人とは限らないのですが、秘書転職においては同じ求人を何度も出している企業には応募しない方が良いかもしれません。
同じ職種で何度も求人を出しているということは、就業した新人がなんらかの理由で長く働かずにすぐ退職してしまっているケースが考えられるので、働きやすい環境とは言えないことがあるのです。
離職率が高くても雇用条件が悪いとか上司がイヤな人とは限らないのですが、すぐに応募するのではなく他の秘書求人も幅広く探してみましょう。
優良企業であること
優良企業は秘書の給与、待遇、福利厚生が充実していることも多いため、長く働きやすいです。
気になる秘書求人が見つかったら、その企業について可能な限り調べてみて下さい。
公式サイトから企業情報、沿革、取引先、関連会社、代表のコメントなどは簡単に見つかりますし、口コミが見つかることもあります。
また、上場会社であれば四季報から業績予想などをチェックすることもできます。
社内研修、人材育成を行なっていること
研修体制が整っていることや人材育成に力を入れていることも優良企業の条件になります。
秘書の仕事は上司の仕事が円滑に進むためのサポートというある意味漠然とした内容になりますし、一般常識・一般業務に加えて、マニュアルにはしにくい細かな配慮や気配りも求められます。
グループ秘書なら周囲に相談することもできますが、同じ秘書同士でも相談しにくいこともありますし、個人秘書となると誰に相談すれば良いかすらわからない・・・と孤独を感じることもあるかと思います。
研修や人事育成について求人票に書かれていなければ面接の際に確認してみましょう。
また、スキルアップのための社内研修、人材育成に加えて、仕事の相談ができる体制が整っているとさらに良いでしょう。
聞きにくいことは転職エージェントに確認してもらおう
秘書の仕事は求人サイトで探すこともできるのですが、転職エージェントに相談してご自身の希望にマッチする求人を紹介してもらうことを強くおすすめします。
秘書という仕事の特性上、応募する前に確認しておきたいことがたくさんあるのですが、転職エージェントなら自分では聞きにくいことも企業に確認してもらうことができるのです。
よりマッチ度の高い求人に応募して待遇を良くするためにも転職エージェントの利用を強くおすすめします。
秘書に強い転職サイト・エージェント利用に関するQ&A
ここでは秘書転職に関する疑問や、転職サイト・転職エージェントを使った秘書転職のよくある質問をQ&Aで解説しています。
質の高い転職を成功させるためのコツも記載していますので最後までご覧になってみて下さいね。
未経験でも秘書として転職することができますか?
秘書の仕事は自分が主体的に動いてビジネスを進めるのではなく、重要な役職に就いている人物が円滑に仕事ができるように支えることになります。
そのため一般的には入社後即戦力となれる経験者を求める求人が多くなっており、特に大企業や外資系企業では未経験からの応募は難しいかもしれません。
未経験から秘書転職を目指す場合は必ず転職エージェントを活用して、条件にあう求人を紹介してもらって下さい。
中小企業、IT企業などの比較的な柔軟な企業やサービス業であれば未経験歓迎の秘書求人も見つかりやすいですよ。
未経験からの秘書転職で有利になる資格やスキルはありますか?
秘書としての実務経験がまったくない未経験から秘書を目指すなら、まずは秘書検定を取得してみましょう。
秘書検定を取得しておく
画像出展:公益財団法人実務技能検定協会「秘書検定」
秘書検定は、高校生や大学生も受験することができる検定です。
3級と2級なら面接試験はなく、一般的な社会常識や秘書として理解しておきたい基礎知識があれば合格も難しくありません。
2級でも合格率は58.4%なので受験者の半数以上は合格しています。
3級・2級は独学での合格も十分可能でCBT試験で受験もしやすいので、ぜひ取得しておきましょう。
語学力を磨いておく
「外資系企業の秘書になるならTOEIC800点以上必要」などと言われることもあるのですが、実際はケースバイケースです。
外資系企業であっても上司が日本人であればそこまでハイレベルな語学力がなくても秘書採用されることは珍しくありません。
グループ秘書であれば500点以上、外資系企業の個人秘書でも600点以上を目安にしている企業も多くあります。
逆にサポートする上司が外国人で英語がメインのコミュニケーション手段になる個人秘書では800点以上が最低ラインになるでしょう。
ただ、TOEICの点数はあくまでも目安で、採用面接では語学力が日常会話ではなく実務として使えるビジネスレベルであることの方が重要になりますので、希望する業界によっては語学力に常に磨き続ける必要があります。
秘書に向いている強みをアピールする
秘書の仕事は未経験であっても、これまでの職務経験で培った知識、技術、成果、スキルの中にアピールできるものがあるはずなので、自己分析してみましょう。
パソコンスキル
Wordを使ったわかりやすい文書作成、上司の口頭の指示や伝達をデジタルデータにする、Excelで数字をまとめて資料を作成する、会議で使う資料をPowerPointで作成するなど、それぞれの業務にどのソフトを使うべきなのかを自分で考えて最適な資料を作るパソコンスキルは秘書の仕事として必ず求められます。
メールも「To」「cc」「bcc」を使い分けて相手に合わせた形で送信しなければなりません。
これらは上司からいちいち指示されることではなく自分で考えて行動に移す必要があり、判断を間違えてしまうと上司のみならず取引先からの信頼も失うことになります。
秘書経験はなくても、書類作成やビジネスメール作成の経験が豊富であり即戦力になれることをアピールできると採用につながりやすくなるでしょう。
サポート力
秘書の仕事は他の部署から「あの人、何をしてる人なの?」「いつも忙しそうにしてるけどスケジュール管理ってそんなに忙しいの?」とささやかれることもあります。
つまり、秘書の仕事はそれくらい裏方の仕事であり、自分が表舞台に立つことはないのです。
自分が求めることや自分の考えよりも上司のサポートを最優先させなければならないため、自分は完全に裏方に徹して人を支えることに喜びを感じられる人は、その性格こそが強みとなるでしょう。
気が利く
気配りができることも秘書に求められる特性です。
気が利くとはきめ細かな気遣いができることですが、単に「気が利く」ということと「上司にとって気が利く」は異なります。また、グループ秘書では上司Aと上司Bでは求められる気配りが異なります。
相手の立場で物事を考えられる能力もアピールできるポイントになりますので、履歴書に記載したり、面接で語ることができるエピソードを用意しておくと良いですよ。
柔軟性がある
秘書における柔軟性は、ひとつのことにこだわりすぎずにフットワーク良く対応できることになります。
上司がひとりであってもグループ秘書であっても、日々の業務はめまぐるしく変わりますし、常に新たな問題や課題が発生するものです。
それらひとつひとつに「予定と違う!」とイライラしていては秘書の業務は務まりません。
イレギュラー対応が発生したら、今行っている仕事を即ストップして優先順位をつけなおして対応するなどの柔軟性は日々の秘書業務で必ず求められる能力です。
スケジュール管理、時間を守る
秘書におけるスケジュール管理・時間管理は、上司のものと自分のものがあります。
スケジュール管理・時間管理は非常に重要な任務で、分刻みで動く上司に合わせてスケジュールを管理して、そこに発生するイレギュラーな業務にも丁寧に対応する必要があります。
秘書として誰かのスケジュール管理をした経験はなくても、これまでの仕事で自分で行っている効果的な時間管理方法があればアピールすることができるでしょう。
マルチタスクが得意
マルチタスクは複数の業務を同時にこなしたり、効率良く順番にこなすことで、秘書には必須の能力です。
複数の業務がある場合に優先順位をつけて、優先順位が高いものからこなし、イレギュラー対応が発生しても焦らずに対応する力が問われます。
また、日々のマルチタスクの中で、もっと効率化を図れるところはないか、改善できるポイントはないかと俯瞰する能力も求められます。
マルチタスクは様々な仕事で発生するので、経験がある方も多いでしょう。
焦らず間違えずに業務を遂行するために行った工夫などは、履歴書や面接でアピールできるポイントになります。
転職サイト・転職エージェントの利用は無料ですか?
転職サイト・転職エージェントは基本的に無料で利用できます。
登録料、紹介料などが発生することはありませんので、しっかり使い倒しましょう!
ちなみに転職サイト・転職エージェントがどうして無料なのかというと、その理由は転職サイト・転職エージェントの収入の仕組みにあります。
転職サイト・求人サイトは「広告料」で運営していることが多い
転職サイト・求人サイトは、求人を掲載することによる広告料で報酬を得ています。
月単位、年単位などで契約をして期間に対する固定の費用を支払います。
応募者がいてもいなくても広告料が発生しますし、掲載期間が長くなればその分だけコストが発生することになりますが、複数の人材を採用しても費用は変わらないというメリットはあります。
費用は求人サイトや求人内容によっても異なりますが、5万円~50万円/月程度が相場と言われています。
なお、転職サイト・求人サイトも次に解説する成功報酬で運営している場合もあります。
転職エージェントは「成功報酬」で運営している
転職エージェントは成功報酬で運営しています。
成功報酬では求人を掲載した時点では費用は発生せず、採用につながったら採用者の年収の30%~35%を成功報酬として支払います。
▼転職エージェントの成功報酬の例
採用者の年収 | 成功報酬の目安(30%~35%) |
300万円 | 90万円~105万円 |
400万円 | 120万円~140万円 |
500万円 | 150万円~175万円 |
600万円 | 180万円~210万円 |
1,000万円 | 300万円~350万円 |
転職者の年収が高いほど転職エージェントが受け取る成功報酬も高くなる仕組みになっているわけです。
いずれにしても転職希望者が費用の負担をすることはありませんので、活用しないともったいないですよ!
転職エージェントをもっと賢く使うコツはありますか?
転職エージェントの一般的な利用の流れは解説しましたが、実はもっと賢く使い倒すためのコツがあります。
それは、あなたを担当するキャリアコンサルタントを味方につけることです。
もちろんどの転職エージェントを使ってもキャリアコンサルタントは一生懸命サポートしてくれることは間違いありません。
しかし、キャリアコンサルタントは複数の転職希望者を担当していますし、採用につながらなければ会社としても成功報酬を得ることができません。
そのため条件の良い求人が出たら、優先的に「採用されやすい人」に紹介することが多いのです。
優先して紹介を受けられる人になるためには、キャリアコンサルタントを味方につける必要があるのです。
具体的にできる対策を以下にご紹介します。
面談の前に自己分析を行って希望を明確にしておく
転職エージェントに登録をすると、ご自身のキャリア形成や転職に関する希望を共有するための面談(キャリアカウンセリング)が行われます。
事前になんの準備もしないで面談を受ける人よりも、自己分析を行って希望や条件を明確にしてから面談を受ける人がいた場合、キャリアコンサルタントは後者に丁寧に接したいと考えます。
事前にできる準備には次のようなものがあります。
・履歴書、職務経歴書を先に送っておく
・転職先に求める条件を考えておいて優先順位をつけておく
・自分の強み、アピールできるポイントをみつけておく
・転職希望時期をはっきりさせておく(すぐにでも・3か月以内・半年以内など)
なお、転職希望時期について、「1年以内には・・・」とか「まだ決めていません」などとあいまいにするのは良くありません。
転職エージェントには転職希望者が採用されないと利益を上げられないという事情があるため、早く転職したい人を優先して求人を紹介するのです。
もし、今すぐに転職する予定がない場合でも「自分に合う求人が見つかったら、転職する予定です」などと伝えて、求人紹介のペースが遅くならないようにしましょう。
意欲があることをアピールする
キャリアコンサルタントも人間なので、意欲がある一生懸命な人をより応援したくなるものです。
「求人を紹介してもらえて当たりまえ」という姿勢ではなく、秘書転職を希望する者として常に向上心を持ち続けている意欲をアピールしましょう。
転職に向けて資格取得の勉強を始める、語学学習を始めるなど、具体的に動き始めるのも意欲のアピールにつながりますし、自分の強みとして活かすことができる良い方法です。
レスポンスは早く!
これも非常に大切です。
転職エージェントは複数の転職希望者を担当していますし、あなたの返信を確認しないと動けないことも多くあります。
返信が遅くなってしまったために求人に応募できるチャンスを逃してしまわないように、レスポンスは1秒でも早く行うことを心がけましょう。
秘書に向いている人の性格・特徴は?
ここでは秘書に向いている人の性格と特徴を解説します。
たくさんあるように感じられますが、全てが得意じゃないと秘書になれないということはありません。
しかし、秘書になった以上は磨き続けたい能力と思っておきましょう。
秘書が求められる現場は業種によって様々ですが、どの業界でも当てはまるものばかりです。
サポートにやりがいを感じる
秘書の仕事は上司のサポートとなり、自分が表舞台に立つことはありません。
上司にとっては、あなたを秘書として雇用することで、必要な資料がまとめられているのが当たり前、使いたい時間に会議室の予約が取れていることが当たり前、会食の予定が入っているのが当たり前、外出する時間に車の手配ができていることが当たり前なのです。
この「当たり前」に対して、いちいちお礼を言われたり褒められたりすることは基本的にありません。
そのため、もともとの性格として人から頼られると嬉しい、自分を軸にするのではなく相手の軸で動くことが苦ではない、人を助けることにやりがいを感じるなどのサポートに向いている性格でなければ秘書業務は難しいでしょう。
ホスピタリティを発揮したい
ホスピタリティは相手を思いやる気持ちや言動です。
ブライダル業界、ホテル業界などのサービス業界では非常に重要なことですが、秘書の仕事にも求められます。
秘書は役職のある上司と行動を共にすることも多く、企業を代表する「顔」として取引先にも失礼がないように振る舞わなければなりません。
ホスピタリティの高い秘書は存在価値も非常に大きいため、秘書に必要なスキルとして常に磨き続けましょう。
ビジネスマナーを身につけている
ビジネスマナーを身に着けていることは最低限必要なことです。
電話対応、メール、顧客対応などの日常的な業務の中で、状況に合わせた言葉使いができることは当然のこととして求められます。
ビジネスマナーは書籍や研修で学ぶこともできますが、日々の業務の中で鍛錬して他の秘書の対応を見て素晴らしいと思ったものはしっかり吸収する姿勢を持ち続けましょう。
タスク管理、スケジュール管理能力が高い
上司と自分のタスク管理、スケジュール管理、時間管理も秘書の仕事です。
秘書の仕事として最も重要なことが、このスケジュール管理と言われることがあるくらい間違いがあってはいけない業務です。
上司の中には自分の過密なスケジュール管理を秘書に全て任せる人もいます。
スケジュール管理には次の予定までの移動時間や取引先への連絡、会議室の予約、打ち合わせをする飲食店の確保、他のスケジュールとの調整なども含まれています。
上司の仕事が円滑に進むようにパズルのように予定を組み合わせて対応していくのは秘書の仕事の大変な部分でもありますが、やりがいを感じられるところです。
コミュニケーション能力が高い
秘書は上司だけではなくいろいろな部署の人と接しながら日々の業務を進めていきます。
そのため柔軟なコミュニケーション能力は常に求められる要素となります。
上司が求める要求が通るように他の部署にお願いしなければならないこともありますし、逆に相手の要求を断らないといけないときもあります。
上司に頼られる秘書、信頼される秘書になるためには、コミュニケーション能力を常に磨き続ける必要があります。
優先順位をつけて物事をこなせる
優先順位をつけて仕事をこなしていても次々に新しい仕事が入ってきて、自分がやるべきことがうまくいかずに焦ることもあるでしょう。
どんなときでも慌てずに冷静に対処できること、仕事全体を俯瞰で見て、ミスを防ぐための工夫ができる能力も欠かせません。
約束を守る、口が堅い
一般企業の社員なら休日に開いた女子会で上司のグチや会社で起こったエピソードを話すことも許容範囲かもしれませんが、秘書はたとえ家族や親しい友人であっても仕事で知り得た情報を漏らすことはいけません。
ほんのささいな話が機密を漏らすきっかけになることも実際にあります。
漏らしてはいけない情報を漏らさないこと、口が堅いことも秘書に必要な適性です。
気配りができる
秘書に求められる気配りはただ気が利くということではなく、相手や状況に合わせてきめ細やかな対応ができることです。
相手や状況をよく観察して好みを覚えなければいけませんし、上司の意向も把握しておかなければいけません。
その上で上司の影となって自分が行うべきサポートができることが気配り上手な秘書と言えます。
自制心があり謙虚である
仕事をしていると時には理不尽な言動をされたり、腹が立つこともあるものです。
しかしそこで感情的になってしまうと上司の面目がつぶれたり、業務遂行の妨げになることもあります。
秘書になるからには徹底した自制心を持って、常に謙虚であることが求められると思っておきましょう。
親しみやすさも大切
ある女性秘書のエピソードですが、この方は英語が堪能で外資系企業役員の個人秘書を担当していたときに、上司から「〇〇さんは能力は高いんだけど、なんか疲れるんだよね」と言われたことがあるそうです。
博識で頭脳明晰で常に先を読んで、冷静で・・・という実務能力の高さも重要なことですが、上司が求める距離感をすぐに察する力、いつも笑顔で親しみやすい人、顔を見るとなんだかホッとするような安心感も秘書に向いている能力と言えます。
男性でも秘書志望で登録することができますか?
秘書と言うとスーツを着た女性を思い浮かべる方も多いかと思いますが、やはり秘書求人は圧倒的に女性の募集が多いです。
募集があれば男性でも秘書になることは可能ですが、対外的にもきめ細やかな対応が求められる仕事ですので、女性が求められやすいのでしょう。
ただ、男性秘書には体力仕事を任せやすい、ゴルフが好きな男性秘書ならゴルフ接待に気兼ねなく誘いやすい、お酒が好きな男性秘書なら高級クラブなどのお酒の場の接待も任せやすいなどの男性の特性を活かした働き方も可能です。
また、議員秘書であれば男性の需要は高いです。
一般的な秘書の仕事とは異なりますが、政治に強い関心があれば目指してみる方法もあります。
秘書の平均年収は?
秘書の平均年収は雇用形態によって異なります。
正社員は「359万円」程度
正社員では「359万円」程度となっています。「一般事務/アシスタント」の平均年収が343万円(女性は327万円)ですので、一般的な事務職と比較すると高いと言って良いでしょう。
通常の秘書業務に加えて語学力が求められる外資系企業の秘書であれば年収600万円を超える場合もあります。
派遣は時給1,538円程度
秘書求人は正社員だけでなく派遣社員で募集されているケースもよくあります。
派遣社員は時給で給与が決まるのですが、秘書求人は時給1,538円程度となっていることが多いようです。
一般的な事務職の派遣の時給は1,038円程度ですので、秘書は400円以上も時給が高いことになります。
また、この金額はあくまでも全国平均なので、勤務地や募集内容によっては1,800円~2,200円程度で募集されていることもまったく珍しくありません。
派遣社員であっても入社後の研修は行われますが、基本的には即戦力を求められる傾向にあります。そのため能力の高さに合わせて時給も高く設定されるのです。
地域別 秘書の年収は?
正社員(年収) | 派遣社員(時給) | アルバイト・ パート(時給) | |
関東 | 359万円 | 1,483円 | 1,102円 |
北海道・東北 | 341万円 | 1,157円 | 976円 |
甲信越・北陸 | 344万円 | 1,236円 | 1,001円 |
東海 | 349万円 | 1,374円 | 1,032円 |
関西 | 351万円 | 1,403円 | 1,050円 |
中国 | 342万円 | 1,187円 | 1,006円 |
四国 | 330万円 | 1,167円 | 1,038円 |
九州・沖縄 | 335万円 | 1,149円 | 997円 |
秘書年収を地域別で見ると、最も高いエリアは関東です。
関東の中でも東京が最も高く、正社員秘書の年収は「415万円」、派遣秘書の時給は「1,761円」、アルバイト・パート時給は「1,102円」となっています。
外資系企業の秘書年収は?
外資系企業秘書の平均年収は600万円をこえることもあり、日本企業よりも200万円以上も年収が高くなります。
しかし、年収が高いということは求められるレベルも高くなります。
ビジネスレベルの語学力が堪能であることが大前提となり、業種に合わせて専門用語を覚えて、書類やメール等の文書を間違いなく作成できなければなりません。
入力スピードも日本語入力と同等であることが求められます。
また、外資系企業は求められる成果を出さなければ、日本企業とは比較にならないくらい早く減給・解雇が行われます。
年収アップしたい!秘書が年収を上げるためのコツは?
秘書が年収を上げるためのコツは主に3つあります。
・語学力を磨く
・「〇〇さんがいないとダメ!」と思われる秘書になる
経験を積んで知識、スキルを磨く
秘書の仕事を行っていると、企業が携わっている業界の知識が身につきます。これは秘書の能力とは別の専門知識になります。
建設会社や不動産関連企業であれば、不動産、建築、土地建物に関する知識が身につきますし、自分で宅建の資格取得を目指すのも良いでしょう。
法律事務所の秘書なら法律の知識が身につくので、次に転職する際には法律事務所秘書のエキスパートとしてハイクラス転職を狙うことも可能です。
ひとつの企業に長く勤める場合でも、スキルアップ転職を視野に入れている場合でも、経験を積んで知識・スキルに磨きをかけることは給与アップのコツになります。
語学力を磨く
英語、中国語、韓国語、フランス語などの語学力があれば、年収が高い外資系企業の秘書になることも可能です。
日本企業の秘書であっても外国語が欠かせない業務を任せられれば昇給につながります。
「〇〇さんがいないとダメ!」と思われる秘書になる
秘書転職に成功したら先輩秘書の良いところをどんどん真似して、たくさん失敗して経験を積んで学んで、能力を上げていきましょう。
ひとつの企業に長く勤めて、「〇〇さんがいないとダメ!」と思われる秘書になれば、おのずと給与も上がるはずです。
秘書の仕事で大変なことはどんなこと?
秘書の仕事は企業のトップや重役をサポートすることです。
その企業に勤めている一般社員が直接顔を合わせて会話をすることがないような人物をサポートすることが秘書の仕事なので、大変な気苦労があることは想像できるでしょう。
気苦労が絶えない
秘書の仕事は上司のサポートですが、必ずしも上司と気があうとは限りません。どの業界で秘書になる場合でも人付き合いとしての気苦労はあります。
また、採用されたばかりの秘書とその企業の重役では、立場が違いすぎて対応に困ることもあります。
最初は下積みだと思って経験を積んで、サポートする上司と積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。
上司のタイプが違う
グループ秘書になると、複数の上司をサポートすることになります。
やたら細かい人もいれば、そんなに大雑把で大丈夫?とハラハラするような人、せっかちな人、ルーズな人・・・など様々です。
秘書は常に先回りして気を利かせなければいけないため、上司に合わせて対応方法を変える必要があります。
また外資系企業のグループ秘書の方の体験談としては、上司がそれぞれビーガンやベジタリアン、また宗教の違いで食事の手配が大変だったという声もあります。
タイプの異なる上司に翻弄されることも秘書の大変さのひとつです。
認めてもらえることが少ない
秘書が上司をサポートすることは仕事として「当たり前」なので、どんなに過密スケジュールを効率良く埋めても褒められることは少ないでしょう。
自分の考えを抑えなければならない
上司から言われたことや指示に対して「それは違うんじゃない?」と思うことがあっても、自分の考えは心の中だけで留めておかなければトラブルになります。
秘書の判断が求められることもありますが、多くの場面では判断するのは上司であり自分ではないと自制心を保たなければならないことも大変なことです。
どの業界の秘書がおすすめ?
秘書の業務は様々な業界で求められています。
自分が興味を持ち続けられる業界の秘書転職ができればひとつの企業で長く働くこともできますし、次にステップアップ転職をするときにもとても有利になります。
例えばIT業界は成長が著しく、腰を据えてひとつのことをやり続ける忍耐強さも大事ですが、フットワークの良さを求められる傾向にあります。秘書業務も同様で比較的柔軟な働き方ができるでしょう。
逆に規律にシビアなのは金融業界です。ビジネスマナーにも厳しく間違いが許されないため、きちんとしていないと気が済まないという性格の方に向いているでしょう。
医療秘書も患者さんの生命に関わる仕事なので深い専門知識が必要な上に、業務の範囲が広いため苦労が多い業種になります。
さらに、医師・看護師の中にはプライドが高い人も多かったという秘書の経験談もあります。
ただ、専門知識が不可欠な業界ほど年収が高い傾向にありますし、高いスキルを身につけられるメリットもあります。
秘書転職の面接の服装は?
秘書面接ではあなたの容姿、身だしなみ、振る舞いなどを全てチェックされていると思っておきましょう。
グループ秘書面接では入社後に直接の先輩となる秘書が面接に加わることもあり、頭のてっぺんから足の爪先まで見られます。
面接では「この人が秘書になってくれたら嬉しい」と思ってもらえるような服装と立ち振る舞いを心がけましょう。
髪はまとめておきましょう
髪はまとめてスッキリさせましょう。サラサラのロングヘアが自慢でもダウンスタイルは秘書に向いていません。
上司となる人物と初めて対面する面接では、すっきりとまとめておくことが身だしなみです。
服装はスーツが基本
秘書の仕事着は基本的にスーツになりますので、面接でもスーツを着用しましょう。
入社後はビジネスカジュアル(オフィスカジュアル)で良い場合もありますが、相手よりもくだけた服装になることがないように面接ではスーツを着用します。
リクルートスーツのような紺のタイトスカートを履く必要はありませんし、パンツスーツでも大丈夫です。
ただ、スカートの方が足が綺麗に見える体形の方は、そのアドバンテージを活かすためにスカート着用をおすすめします。丈が短くなりすぎないように気をつけて下さいね。
靴は「中ヒール」
秘書面接にスニーカーで挑む方はいらっしゃらないと思いますが、パンプスでも気を付けたいポイントがあります。
まず、ヒールが3cm以下のローヒールですが、立ち振る舞いの動作が大雑把になることがあるので秘書の面接では向いていません。
秘書が登場するドラマでハイヒールをカツカツ鳴らしながらオフィスを闊歩しているシーンを見たことがあるかもしれませんが、ハイヒールも面接では不向きです。
秘書面接ではヒールが3cm~5cm程度の中ヒールがおすすめ。足が長く美しく見えやすく立ち振る舞いも上品に見えます。
サンダル、ミュールはNGです。素足も避けて足を綺麗に見せてくれるストッキングを着用しましょう。
アクセサリーは必要?
必ずしも着用しなければいけないものではありませんが、服装によってはアクセサリーがあった方がきちんと見えることもあります。
たとえばスーツのインナーに無地のブラウスを合わせる場合、胸元がなんだかさみしく感じられるかもしれません。
何も身に着けないよりも小粒で上品なネックレスがあることで、清楚なイメージを作ることができます。
アクセサリーを着用する場合も、そのアクセサリー自体が主張するようなものは避けましょう。大ぶりのイヤリング、派手なブレスレット、ジャラジャラとしたチェーンネックレスなどは秘書面接に不向きです。
メイクは薄く
身だしなみだ大切な面接ではノーメイクはNGです。
濃いアイメイクや濃い口紅も避けて、爽やかに仕上がるようにナチュラルメイクを心がけましょう。面接の当日までに何度か練習することをおすすめします。
秘書の仕事に将来性はありますか?
秘書の仕事でもAIによる業務軽減が始まっていますし、上司の中にはスケジュール管理を秘書に任せるのではなくITツールを使って自分で管理するという人もいます。
人をサポートする仕事に将来性はあるのかな?と不安に感じる秘書さんもいらっしゃるようです。
会議室予約やスケジュール管理はある程度AIに任せられても、取引先の嗜好に合わせたこまやかな手土産の準備や会食の手配などはAI化が難しい仕事です。
また、AIを使いこなすことそのものは上司が身につけなければならない技術ではなく、AIの活用に長けた秘書が存在することで上司の業務効率化が図れます。
自分でAIを使いこなして存在価値を上げていけば、「〇〇さんがいないとダメ!」と思ってもらえる秘書になることも可能です。
秘書に求められる気配り、ホスピタリティが不要になることも考えにくいことですので、あまり不安にならずに日々の仕事をこなしていきましょう。