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リクルートエージェントはひどいって本当?【評判・口コミ】登録の流れ

リクルートエージェントはひどいって本当?【評判・口コミ】登録の流れ
リクルートエージェントといえば国内最大級の総合型転職エージェントサービスで、どこよりも豊富な求人数を保有するとともに、年間転職決定者数69,000人(2022年度)と業界No.1の転職支援実績を誇っています。

「転職エージェントサービスを利用したいならとりあえずリクルートエージェントに」と言われることがある一方で、「サポートがひどい」「紹介されるのはブラック企業ばかり」などといった口コミも一部聞かれることから、登録を躊躇している方も少なくないかもしれません。

当ページではそんなリクルートエージェントの特徴を徹底解説。サービス内容や登録の流れをわかりやすくまとめるとともに、口コミについても良い評判・悪い評判忖度なしにご紹介していきます。


もくじ

リクルートエージェントとは?特徴を解説

リクルートエージェントとは?特徴を解説
リクルートエージェントは専門のキャリアアドバイザーが転職を検討している方と人材を求めている企業の間に立ち、転職成功までの道筋をサポートするサービスです。

2021年にそれまで運営していた株式会社リクルートキャリアを吸収合併した、新生・株式会社リクルートが運営しています。

【リクルートエージェント概要】

サービス名 リクルートエージェント
公開求人数 約459,000件(2024年9月現在)
非公開求人数 約390,000件(2024年9月現在)
対応地域 日本全国
拠点 20ヶ所(本社:千代田区・札幌・仙台・立川・宇都宮・さいたま・千葉・横浜・金沢・新潟・長野・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・高松・福岡)
取扱職種 全職種
対象年齢 全年代
利用料金 求職者は無料
運営会社 株式会社リクルート
本社所在地 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
許可番号 13-ユ-313011
主な業務 ・転職エージェントサービス
・イベント・セミナー・フェアの開催
・転職情報の配信 ……など
関連サービス ・リクナビ(新卒のための就職情報、インターンシップ、就職準備)
・リクナビNEXT(社会人のための求人・転職情報)
・とらばーゆ(女性ための求人・転職情報)
・タウンワーク(アルバイトやパートなどの求人情報)
・フロム・エーナビ(アルバイトやパートなどの求人情報)……など

 
 

ここからはリクルートエージェントの特徴について詳しく見ていきましょう。

求人数が圧倒的に多い

リクルートエージェントの最も顕著な特徴として知られているのは求人数が圧倒的に多いということでしょう。

主な転職エージェントサービスの公開求人数は以下のようになっています。

リクルートエージェント 458,711件
doda 256,338件
ビズリーチ 133,627件
ワークポート 104,349件
マイナビエージェント 78,921件
パソナキャリア 41,343件
type転職エージェント 32,874件
ハタラクティブ 4,434件

※2024年9月4日調べ
 

このようにリクルートエージェントは、他の転職エージェントサービスと比べて保持している求人数が非常に多いことがわかります。

求人数の多さは実際には玉石混交である可能性に繋がりますし、あまりにも数が多くて余計に混乱してしまうという方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、できるだけ多くの選択肢の中から自分に合うところを見つけ出したいと考える方のほうが多いでしょうから、「転職エージェントに登録するならまずはリクルートエージェントから」と言われるのは頷けるところです。

 

非公開求人数も多い

リクルートエージェントは2024年9月現在、約390,000件と非常に多くの非公開求人も保有しています。

非公開求人は文字通り一般には公開されていない求人のことで、リクルートエージェントに登録して初めて紹介してもらうことが可能になる案件です。

非公開求人数は公開されている求人にも迫るほどのボリュームなので、リクルートエージェントに登録することで転職先の選択肢をより多くのものにすることが可能になります。

非公開求人のメリット

非公開求人が多いということにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

企業が求人を非公開にする理由としては以下のような例を挙げることができます。

・急ぎで欠員を補充したいなど、求人公開からの手間や時間をかけたくない
・専門的スキルや経験があるなど、ピンポイントで即戦力となる人材を求めている
・人気が高い職種や企業の案件で、応募の殺到を避けスピード重視で選考に入りたい
・新規事業や極秘プロジェクトに関係する求人のため、競合企業に知られることなく人材を採用したい
・一方で早期退職者を募っているなど、求人を出していることを隠したい

非公開求人はこのように企業に何らかの事情があって非公開となっているケースが多いため、公開されている求人より条件が良い場合も少なくありません。

また、非公開求人は企業の求める人材のイメージがクリアなので、リクルートエージェント側としても求職者とマッチさせやすく、公開求人よりも効率の良い転職活動に結びつく可能性があります。
 

 

業界トップの歴史と実績で手厚くサポート

リクルートエージェントは1977年から人材斡旋・派遣事業を営んでおり(発足当時の社名:株式会社日本リクルートセンター 人材斡旋準備室)、その歴史と実績から抜群の知名度を誇ると同時に、人材を欲する企業との太いパイプを持っています。

転職エージェントの多くは面接対策や提出書類の添削などもサポートすることが多いのですが、これまでに培ったノウハウの蓄積と求人企業から直接仕入れた直近の情報により、そのアドバイスはどこよりも的確で手厚いものになっています。

また、リクルートエージェントでは転職に実践的に役立つセミナーやイベントも随時開催されているので、「初めての転職で知識も経験もなくて不安」「面接が苦手でどう応対していいのかわからない」などといった方でも安心して転職活動に踏み出すことができます。

※イベントやセミナーはLIVE配信されるものがほとんどなので、オンラインでも参加が可能です(後日アーカイブを視聴することもできます)。

求職者側は完全無料で利用できる

求職者はリクルートエージェントを無料で利用することができます。現地に行く場合の交通費など一部実費は発生しますが、リクルートエージェント自体は完全無料で利用可能です。

ではどうして無料でこのような手厚いサービスを受けることができるのでしょうか。

それはリクルートエージェントの紹介によって転職が成立した場合に、求人していた企業側が成功報酬をリクルートエージェントに支払う仕組みになっているからです。

国内の転職エージェントサービスのほとんどは同様のビジネスモデルで運営されており、転職エージェントサービスに支払われる成功報酬は「年間賃金の3割」ほどのところが多いのですが、リクルートエージェントは紹介手数料を年間賃金の35%と少し高めの設定にしています。

それでも毎日多くの方がリクルートエージェントを通じて転職に成功しているのですから、求人企業のリクルートエージェントに対する信頼度の高さがよくわかります。

もちろん報酬が良いからと、リクルートエージェントが求職者に無理な案件を押し付けるようなことはありません。もしも転職した方が入社半年以内に退職してしまったら、リクルートエージェントは支払われた報酬を返金しなければならないことになっているからです。

求職者と企業とのマッチングが何よりも重要視されるシステムになっているので、求職者は無料でも安心してリクルートエージェントを利用することができるのです。

 

 

リクルートエージェントの拠点は全国に20ヶ所

リクルートエージェントの拠点は全国に20ヶ所あり、それぞれの社内には面談のできる専用ブースが用意されています。

個室で外から中の様子はわかりませんし、利用者の個人名を呼ばれることもなく、プライバシーにしっかり配慮された環境で面談を受けられるので、安心して足を運んでください。

拠点 所在地
東京本社 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
北海道支社 北海道札幌市中央区北四条西5-1 アスティ45ビル10階
東北支社 宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー11F
宇都宮支社 栃木県宇都宮市宮みらい2番15号 宮みらいスクエア2F
埼玉支社 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 大宮ソニックシティビル25階
千葉支社 千葉県千葉市中央区新町1000番地 センシティタワー7階
西東京支社 東京都立川市曙町2-34-7 ファーレイーストビル7F
横浜支社 神奈川県横浜市西区高島2-19-12 スカイビル16階
金沢支社 石川県金沢市本町1-5-2 リファーレ10F
新潟支社 新潟県新潟市中央区東大通1-3-10 大樹生命新潟ビル3F
長野支社 長野県長野市南千歳1-12-7 新正和ビル5F
静岡支社 静岡県静岡市駿河区南町18-1 サウスポット静岡5階
名古屋支社 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4JRセントラルタワーズ42階・43階
※受付は42階
京都支社 京都府京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町88 K・I四条ビル4階
大阪支社 大阪府大阪市北区角田町8-1 大阪梅田ツインタワーズ・ノース31F
神戸支社 兵庫県神戸市中央区磯上通8-3-10 井門三宮ビル4階
岡山支社 岡山県岡山市北区駅元町1-6 岡山フコク生命駅前ビル4階
広島支社 広島県広島市中区八丁堀14-4 JEI広島八丁堀ビル10階
高松支社 香川県高松市磨屋町3‐1 合田不動産磨屋町ビル6F
福岡支社 福岡県福岡市中央区舞鶴1-1-3 リクルート天神ビル7階

 

転職に「35歳の壁」はない?!

「35歳を超えると転職は難しい」などと言われることもありますが、実はリクルートエージェントを利用して転職先が決まった方の平均年齢は「35歳」なんです。

リクルートエージェントの公式サイトに転職者年齢分布のデータ(2024年2月現在)が公開されているのでご紹介してみましょう。

転職者年齢 割合
~19歳 0.5%未満
20~24歳 6.34%
25~29歳 35.00%
30~34歳 23.45%
35~39歳 13.57%
40~49歳 16.12%
50~59歳 4%程度
60歳~ 1%程度

※19歳以下、50歳以上の割合は公開されているグラフから読み取った数字を記載しています。
 

最も多い年齢帯は25~29歳で全転職者の3分の1を占めており、25歳~34歳が利用者の中心であることは間違いのないところではあるものの、40代以降の転職成功者数も極端に減るわけではなく、幅広い年齢の方がリクルートエージェントを利用して転職に成功していることがわかります。

年齢に伴って可能性よりも即戦力が重視される傾向にあるので、35歳以降の転職は20代の転職とはまた違った難しさがあるのは確かです。ですが応募書類や面接でこれまでの経験やスキル、管理能力などをうまく伝えることができたなら、キャリアアップも十分に可能であることが、上記のデータからわかります。

リクルートエージェントでは、相手に伝わる応募書類の書き方や面接の受け答えなどもしっかりサポートしてもらえるので、これを利用しない手はありません。

転職者の6割以上が年収アップ!

2023年に厚生労働省が調査した結果において、リクルートエージェントは転職支援実績No.1を達成しています。

それだけではなく、リクルートエージェントを利用して転職した方のうち、年収がアップしたのは62.7%にものぼるといったデータもあります。

どこに着目して転職先を探すのかは人それぞれではありますが、それでも給料面で条件のより良いところに移れるなら転職した甲斐があるというもの。

それも豊富な求人の中から転職先を選べた結果とも言えるでしょう。

担当者がつくのは最初の3ヶ月

リクルートエージェントに登録すると、ひとりひとりに専門の担当者(=キャリアアドバイザー/CA)がつくことになりますが、キャリアアドバイザーによる転職支援サービスの提供期間は、最初の面談から数えて約3ヶ月間が目安となっています。

3ヶ月程度で転職先が決定している方が多いことがその根拠となっているようですが、転職を迷っている方、マイペースで転職活動したい方、現職が多忙などで活動がなかなかままならない方にとっては、このタイムリミットはプレッシャーを感じる原因になってしまうかもしれません。

3ヶ月間というのはあくまでも目安であって、状況によっては延長してサポートを受けることも可能ですし、退会を強要されるなどといったことではもちろんないのですが、転職活動の期間が長引くことが想定される方は、あらかじめこの点を頭に入れておいたほうが良いでしょう。

 

 

リクルートエージェントの【評判・口コミ】ひどいという噂は本当?

リクルートエージェントの【評判・口コミ】ひどいという噂は本当?
「リクルートエージェントに登録する前に、利用者の評判を知っておきたい」という方のために、ネット上でリクルートエージェントの口コミをチェックしてみました。

以下にご紹介するのはSNSや5ch(旧2ch)上の書き込みです(一部表現を編集していますが文意は変えていません)。良い口コミも悪い口コミも忖度は一切なしでご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

リクルートエージェントの良い評判・口コミ

・面接での質問内容を教えてもらえるのがすごく助かる。事前情報にない質問はあまりされたことないかも。

・30代半ばで高卒だけど、リクルートエージェントを使って、零細小売から中小ではあるがそれなりに知名度のある企業に転職できた。

・dodaのレジュメは内容が薄いので、いざ面接行くとアンマッチすることもしばしば。その点、リクルートエージェントのレジュメは退職理由なども相手にしっかり伝わる作りなので安心感がある。

・リクルートエージェントは求人数が多いので、案件を探しやすいのが良い。他の転職エージェントは求人が少ないうえに、あってもリクルートエージェントと被っているものばかり。サポートの質は変わらないので、わざわざ他を併用する必要があるのか?と疑問に思う。

・いい担当に当たったようで、最終面接の前に1次面接での企業からの印象などを教えてもらえたのが良かった。

・46歳、しかも3年無職でリクルートエージェントを使った。他のエージェントに感じられるような胡散臭いような印象はなかったし、キャリアアドバイザーが誠実でやりやすかった。

リクルートエージェントの悪い評判・口コミ

・登録したけれど案内できる案件がないと言われて担当も付かなかった。その後かれこれ2年、情報収集のためだけに利用中。

・希望に沿わない会社の内定を蹴ったらサポートが悪くなった。結局自分で応募した会社に転職した。

・マイナス検索ができなかったりテレワーク可で絞込検索できなかったりと、dodaに比べて求人が探しにくい。

・リクルートエージェントは求人の内容はそこそこ良いんだけど、ユーザー数があまりにも多いのでどうしても競合してしまう。担当も、抱えたユーザーのスペック上位者から攻めていく感じだから、俺みたいなのは放置される。結局他社に登録したらそこの担当は熱心に働いてくれて、お祈り続きだったのが嘘のように速攻で内定がもらえた。

・担当者も数字上げてナンボだから、リクルートエージェントみたいに会員数が膨大なところだと見込み薄い人には適当な対応になるみたい。

・リクルートエージェントは大手の安心感はあるけど自分には合わなかった。100社は応募しろと言われたが、全く通らず半分くらいで諦めた。別エージェント経由のスカウトで計3社内定取れたから、自分のスキルとかそういう面の問題ではないと思う。

・リクルートエージェントは利用期間が長くなると担当(キャリアアドバイザー)がいなくなるから自力も同然。

・リクルートエージェント経由で1社内定出たけど、給与交渉や入社日調整もしてくれないから、利用する価値がいまいち分からない。

・東京23区で希望してるのに紹介案件は大阪だの福岡だの……。破格の好待遇とかならまだしも年収400万円程度の求人なのは何故?

・メールで質問してるのに全部テンプレで返される。この前なんか別の登録者の名前で送られてきたよ。

リクルートエージェントの中立的な評判・口コミ

・求人の質はリクルートエージェントが1番いい。ただし書類は全く通過しないけど。

・数回転職してそのたびにリクルートエージェントを使っているけど、良かったり悪かったり。dodaもエージェントサービスだけど、あちらは求人サイトとしての側面が強い感じがする。個人的にはエージェントの対応はJACが一番良かった。

リクルートエージェントの評判・口コミからわかったこと

リクルートエージェントの共通した高評価ポイントは、やはり「求人がとても多い」ところ。しかも単に多いというだけでなく、質も悪くないと評価している口コミが複数見つかり、転職情報のポータルサイトとしての役割も十分に果たしていることが見て取れます。

その反面、印象深かったのが、「良い担当者に当たるかどうかが相当大きい」という点です。

親身になってくれる担当者に当たれば案件の紹介から応募書類・面接のサポートまで手厚くフォローしてもらえるようですが、そうでない場合にはほとんど放置されてしまうとのこと。

リクルートエージェントは利用者が膨大ですし、恐らくキャリアアドバイザーも忙しすぎるのでしょう。そもそも担当者がつくのは原則として最初の3ヶ月のみですし、転職先がスピーディーに決まらない方にとっては対応が雑、冷たいと感じられるのも無理のないところかもしれません。

転職活動が長引いて実質担当者がいない状態になっても、転職情報の収集のためにと割り切れるのなら良いのですが、「少々長引いてもしっかりサポートして欲しい」と考える方なら他の転職エージェントサービスをメインに使うなど、方向転換を考えたほうが良さそうです。

 

 

リクルートエージェント【使い方】登録方法・応募方法・流れ

リクルートエージェント【使い方】登録方法・応募方法・流れ
リクルートエージェントの登録から求人への応募、転職成功までの流れは次のようになっています。

1. リクルートエージェントへの申し込み
2. サービス利用開始の連絡
3. 面談の事前準備
4. キャリアアドバイザーとの面談
5. 求人紹介・書類添削・面接対策
6. 応募・書類選考・面接
7. 内定・退職交渉・入社

それぞれを詳しく見てみることにしましょう。

ステップ1. リクルートエージェントへの申し込み

リクルートエージェントのサイト上に申し込みフォームがあるので、そちらに転職希望時期や直近の勤務状況、希望する勤務地、職種や年収などの必要事項を入力し、送信します。

※リクルートエージェントに申し込めるのはWebサイト経由のみです(パソコンでもスマホ、タブレットでも可能)。電話での受付はありません。また、公式アプリはリクルートエージェントのアカウント取得後に利用可能になります。つまりアプリから申し込むことはできません。

なお、リクルートエージェントへの申し込みの最後に、「リクナビNEXT」が提供しているスカウトサービス(登録により、企業や転職エージェントからオファーが届くサービス)への同時登録が選択可能になっています。手間をかけることなく転職先の可能性を広げたい場合には、そちらへの登録も検討してみましょう。

ステップ2. サービス利用開始の連絡

申し込みから通常2~7日以内に、電話かメールでリクルートエージェントからサービス利用開始の連絡があり、最初の面談の日程調整が行われます。

※申込内容から判断して現在保有する案件の中では紹介できるものがないと判断された場合には、面談や相談サービスの提供が保留されることもあります。

ステップ3. 面談の事前準備

面談の日程が決まったら、円滑な面談実施のために事前の準備を進めておきましょう。

・履歴書・職務経歴書を作成し、事前にキャリアアドバイザーに送信しておく
・併せて転職先の希望条件などを伝えておく
・相談したい内容や気になる点があれば些細なことでもメモなどにまとめておく
・面談を電話やオンラインで受ける場合は通信環境などを整えておく
・面談を対面で行う場合には実施場所を確認しておく

履歴書や職務経歴書は面談当日までに仕上げれば良いとしている転職エージェントもありますが、キャリアアドバイザーに事前に情報を把握してもらっておけば面談が断然スムーズに進みます。面談時の貴重な時間を無駄にしないためにも、書類は事前に作成し送信しておくことをおすすめします。

ステップ4. キャリアアドバイザーとの面談

担当のキャリアアドバイザーとの面談が対面または電話、オンラインにて行われます。

直接対面でなければ面談のクオリティが下がるのでは?と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、昨今は電話やオンラインでの実施が一般的になっているので、その点は心配ありません。

キャリアアドバイザーとの面談では、主に次のことが行われます。想定される時間は1~2時間程度です。

キャリアの棚卸し

これまでの職歴から、どのようなスキルや経験が身についているのか、転職時に何を強みにできるのかなどを客観的に整理します。この作業により、自分では気づかなかった可能性が広がるかもしれません。

転職の動機・転職先の希望条件などの確認

何を目標に転職するのか、転職先を探すにあたって譲れる点・譲れない点などの条件を確認します。

転職時期の確認

転職を希望する時期を確認し、今後の転職活動のスケジュールをざっくりと決めていきます。

求人の紹介

もしも希望する条件に合った案件が見つかれば、その場で紹介を受けることがあります。その場でちょうど良い案件がなければ、後日改めて連絡があります。

ステップ5. 求人紹介・書類添削・面接対策

面談の結果を元に、マッチすると思われる求人が見つかり次第、案件の紹介がスタートします。

また求人の紹介と並行して、希望する業界に関する最新の傾向、求人企業の特徴や社風など、リクルートエージェントが独自に収集した情報の提供も行われます。

応募書類の作成のお手伝いや面接対策はリクルートエージェントの得意分野。希望すれば履歴書や職務経歴書の添削を受けることができますし、面接が不安な方には模擬面接の機会も提供されています。

転職成功のためのノウハウがつまったセミナーやイベントも随時開催されていますので、ぜひそちらにも積極的に参加してみましょう(オンラインでの参加が可能です)。

ステップ6. 応募・書類選考・面接

応募してみたい企業が見つかったらキャリアアドバイザーに伝えてください。意思確認のうえ、企業に応募します。

求人閲覧から応募意思の連絡、進捗管理については登録した方のためのページ「Personal Desktop(PDT)」が便利です。「Personal Desktop」を経由して企業に応募した案件については、「応募依頼済み」「応募済み」から選考状況を確認できるようになります。

書類選考に通れば面接へと進みます。面接の日程調整も合否の連絡も全てキャリアアドバイザーが行ってくれるので、安心して転職活動を続けることができます。

ステップ7. 内定・退職交渉・入社

内定が出た場合には、応募企業には直接言いにくい年収や待遇の交渉、入社日の日程調整など、面倒な交渉ごとの代行も全てキャリアアドバイザーが代行してくれます。

そのため、利用者は現在の仕事の引き継ぎや関係者への挨拶など、退職に伴うもろもろの手続きに集中すれば良いのですが、円満退社のためのアドバイスもキャリアアドバイザーにお願いすることができます。

リクルートエージェントではキャリアアドバイザーがついてサポートを受けられるのが原則として最初の3ヶ月となっています。が、それは決して「内定が出ればそれで終了」という意味ではありません。入社し転職が完了するまで、困ったことがあったら何でもキャリアアドバイザーに相談してください。

 

 

リクルートエージェントに登録したら在職中の会社にバレる?

リクルートエージェントに登録しても、利用者の許可なく登録情報が外部に公開されることは一切ありません。

ですので在職中の会社はもちろん、ご家族や周りの方にもバレることなく安心して利用することができます。

ただしスカウトサービスのみ若干注意が必要で、匿名キャリアシート(リクルートエージェントのフォーマットの履歴書)とスカウト用追加情報に入力した内容は企業に公開されることになります。

スカウト用追加情報に入力した内容は項目ごとに非公開にすることが可能なので、個人情報がオープンになるという話ではありませんが、公開内容から現職・前職企業や取引先の企業にいろいろ類推されたくない方は、下記の手順で非公開設定を行っておくと良いでしょう。

非公開設定手順

スカウトサービスの非公開設定手順は以下の通りです。パソコン、スマートフォンサイト、アプリのどれを使用するかで一部操作が異なります。

【パソコン手順】
1.Personal Desktopへログインし、メニューバー右側にある「レジュメ作成(応募/スカウト用)」をクリック。
2.再ログインを求められたら、パスワードを入力して「ログイン」ボタンをクリック。

【スマートフォンサイト手順】
1.Personal Desktopへログインし、青色のメニューバー(横三本線のアイコン)から「応募書類提出 未提出(または提出済)」をタップ。
2.再ログインを求められたら、パスワードを入力して「ログイン」ボタンをタップ。

【登録者専用アプリ手順】
1.Personal Desktopのアプリへログインし、青色のメニューバー(横三本線のアイコン)から「書類作成」をタップ。
2.再ログインを求められたら、パスワードを入力して「ログイン」ボタンをタップ。

【以下、共通手順】
3.プロフィール画面の「プロフィール」タブをクリック(スマートフォンとアプリは「タップ」以下同)。

4.画面下方にある「スカウト設定」の欄を一度クリックし、開いたスペースに表示されている「スカウト設定を編集」ボタンをクリック。

5.スカウト設定画面で、「①スカウトサービスを利用する」は「利用する」を選択し、「③キャリアシート情報を公開したくない企業設定」欄の「公開企業を設定する」をクリック

6.キャリアシートを公開しない企業を設定画面で、「企業名を全角カタカナで入力してください」と表示されている検索バーに、設定したい企業名を全角カタカナで入力し、虫眼鏡のマークをクリック。

7.表示された検索結果から、非公開にしたい企業名をクリックして、チェックボックスにチェックを入れる。

8.「選択した企業を追加する」ボタンをクリック。

9.スカウト設定画面に、追加した企業名が反映されるので、画面一番下にある「保存してトップから提出する」をクリック。

10.プロフィール画面プロフィール画面の上部に、黄色の枠で囲まれたメッセージが表示されるので、その中にある「キャリアシートを提出する」ボタンをクリック。

11.提出確認画面が表示されるので、書類作成日を確認。もしも担当者に伝えたいことがあれば「コメント・連絡事項」に入力し、画面一番下にある「提出する」ボタンをクリック。
 ※設定した内容を有効にするためには、提出が必須になります。

会社のメールからバレたケースも

上記とは別に、登録の際に現在勤めている企業から配布されたメールアドレスで手続きしてしまったことが原因で、会社に転職エージェントサービスの利用がバレてしまったというケースがあるようです。

企業によってはセキュリティ対策の観点から、会社で配ったメールアドレスの内容をチェックしていることがありますので、そこから転職活動がバレてしまったのでしょう。

このようなことを避けるために、登録するメールアドレスは必ず個人のものを使うようにしてください。契約されているプロバイダーから与えられたメールアドレスでも良いですし、Yahoo!やGmailなどフリーのアドレスでも構いません。

リクルートエージェントの書類選考は遅い?通らない理由も解説

リクルートエージェントを経由して企業の求人に応募すると、書類選考の結果は相手企業側から直接にではなく、リクルートエージェントの担当者から伝えられることになります。

求職者側としてはその連絡を待つしかないわけですが、書類選考の結果がなかなかわからないと、落ちたのでは?と不安になってしまいますし、積極的に次の案件に進みにくく時間を無駄にしてしまう可能性もあります。。

リクルートエージェントで応募した場合の書類選考は遅い、通らないといった噂もありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

書類選考にはどのくらい時間がかかる?

一般的に応募してから書類選考の結果がわかるまでにどのくらいの時間がかかるのかをリクルートエージェントが調査していますので、まずはその結果をご紹介しましょう。

【書類選考の期間(回答:300社)】

1日以内 24.7%(74社)
3日以内 39.3%(118社)
1週間以内 27.7%(83社)
2週間以内 6%(18社)
1ヶ月以内 2.3%(7社)

 

このように、ほとんどの企業が1週間以内に書類選考を終了していることがわかります。ですのでまずは1週間、焦らずに連絡を待ってみてください。

ちなみに自分で直接企業に応募する場合には、書類選考の結果がわかるまでに2~3週間かかることも少なくありませんので、それと比較するならむしろ「早い」ということが言えるでしょう。

書類選考の結果連絡が遅くなる理由

書類選考の結果連絡が想定される期間を過ぎても届かないといったケースは決して珍しいことではありません。それゆえ、焦って「選考に落ちたからなのでは」と決めつけるのは早計です。

書類選考の結果連絡が来ない、遅い場合には次のような様々な理由が考えられるからです。

1. 応募者多数で選考に時間がかかっている
2. 企業の繁忙期で選考が進んでいない
3. 企業の複数部署で選考している
4. キャリアアドバイザーが多忙で手が回らない
5. キャリアアドバイザーのミス
6. 連休期間に入っている
7. 社内選考が進んでいない
8. 不採用になっている

それぞれの内容を、採用する企業側に事情があるケースから見ていくことにしましょう。

1.応募者多数で選考に時間がかかっている

まずは単純に、応募者多数で予定よりも選考に時間がかかっているケースが考えられます。

人気の高い企業や職種の求人に対してはもちろんですが、求職者(転職者)が増える時期にあたる、

・ボーナスが支給される前後の時期
・ゴールデンウィークや年末年始など長期休暇の後
・4月入社を視野に入れた1月~3月頃

にも、応募者が通常期間よりも増える傾向にあります。

応募者多数だとそれぞれの応募書類を確認するだけでも時間を要することになりますし、採用が1名のみのように倍率が非常に高い場合には慎重な選考になる分、どうしても時間がかかりがちです。

特に同レベルのスキルや経験を持つ方がたくさんいたり、採用を検討している求職者のスキルが想定ラインより微妙に足らなかったりするケースでは、採用担当者が頭を悩ますことになり、結果が出るまでに時間がかかってしまうことがよくあります。

2.企業の繁忙期で選考が進んでいない

それぞれの業界には繁忙期がありますので、たまたまその時期に重なってしまうと担当者が多忙になり、選考がなかなか進まないといったことが起こり得ます。

また、人事部が手一杯になる新卒採用の時期にも選考が遅れるケースが考えられます。

3.企業の複数部署で選考している

求人によっては企業の人事部だけでなく、配属先となる部や課、チームなど、複数の部署が選考に関与することがあります。

このような場合、それぞれの意見に相違があれば、通常より選考に時間がかかっても不思議ではないでしょう。

4.キャリアアドバイザーが多忙で手が回らない

結果連絡が遅くなるのは求人を出している企業側ばかりの問題とは限らず、転職エージェント側に原因があるケースもあります。

特にリクルートエージェントは利用者が多く、キャリアアドバイザーは同時進行で十数人から数十人もの転職希望者をサポートしていることが少なくありません。

こういった場合、余りに多忙で手が回らず、スケジュールが遅れがちになることがあります。

5.キャリアアドバイザーのミス

あっては困ることですが、キャリアアドバイザーが企業側に応募書類を提出すること自体を忘れていたり、すでに結果は届いているのにもかかわらず求職者にそれを伝えることを失念していたり、といったことが実際にあるようです。

また、企業側とのコミュニケーションがうまく取れていなかったり、何をするにもリアクションが遅かったりと、キャリアアドバイザーの能力の部分に問題のあるケースもあり得ます。

このようなことが(一度でもあれば困りますが)繰り返されるようなら、キャリアアドバイザーを変更してもらうことも考えた方が良いでしょう。

6.連休期間に入っている

ゴールデンウィークやお盆、年末年始など大型連休が挟まれると、どうしても連絡に時間がかかりがちです。これは求人を出している企業側、リクルートエージェント側のどちらにも原因が生じやすいケースです。

またそれとは別に、キャリアアドバイザーが個人的に休暇を取っているようなケースもあります。

リクルート社は社員の休暇取得率が比較的高いと言われているので、しばらく連絡がないなと思ったら担当者が長期休暇を取っていた、などということもあり得ます。

キャリアアドバイザーが何らかの理由で不在の場合にはアシスタントに取り次ぎなどを対応してもらえますが、細かいサポートまでは行ってもらえません。いざというときに慌てることのないよう、キャリアアドバイザーとは普段からまめにコンタクトを取るようにしてください。

7.社内選考が進んでいない

大々的に公開されている話ではありませんが、転職エージェントサービスの多くは応募を希望した全ての方を企業側に紹介するのではなく、社内選考で一旦ふるいにかけ、それに通った方のみを企業に推薦する形を取っています。

リクルートエージェントでも社内選考は行われていますが、これは企業側の求める人材像から明らかに漏れている人を外す目的で行われていると考えられます。例えば経験者が求められている場合に、未経験の求職者は社内選考で応募を見送るといった具合です。

ちょっと冷たいようにも思える社内選考ですが、ミスマッチな人材紹介は企業側も求職者側も無駄な時間と手間をかけることになりますし、転職エージェント側としても成果に繋がらないどころか信用問題にもなることから、実利的なシステムであることは間違いありません。

ただ、何らかの理由によって社内選考の段階で話がストップしてしまい、企業への応募前に余計な時間を要する例もいくらか見かけられるようです。

8.不採用になっている

合否の連絡は全ての案件で行われているわけではありません。企業によっては合格者に対してのみ連絡するところもあるので、余りに連絡の遅い場合にはそのような体制になっていないか、いま一度チェックしてみてください。

ちなみに「Personal Desktop」から申し込んだ場合、「応募依頼済み」「応募済み」に求人の表示があれば未だ書類選考中の状態(「書類選考中」という表示はありません)。

各求人票の右上に選考ステータスが表示されるようになり、「書類通過」になれば面接選考に進むことになりますが、もしも「選考終了」となっているなら残念ながら書類選考で不採用が決定したということになります。

連絡があまりに遅いなら問い合わせてみて

合否の連絡があるはずの案件にもかかわらず、応募から2週間程度経っても(もしくは通知予定日が設定されている場合にはその期間を過ぎても)結果連絡がない場合には、キャリアアドバイザーに問い合わせてみてください。

もしも企業側の事情で連絡が遅れている場合には、リクルートエージェントから相手企業に問い合わせてもらえます。

書類選考で通らない理由とその対策

リクルートエージェントをはじめとした転職エージェントサービスでは、履歴書や職務経歴書などといった提出書類の添削を行っているところがあります。

それなら転職エージェントサービスを使いさえすれば書類選考に通るかと言えば、必ずしもそうならないのが現状です。

転職エージェントサービスを経由して応募しているのに、いつも書類選考で落ちてしまう、なかなか面接に進めないといった場合には、次の条件に当てはまっている可能性があります。

1. 必要となる経験やスキルの条件を満たしていない
2. 企業側と求職者側で希望する労働条件がマッチしていない
3. 求められている人物像と合致していない
4. 転職理由や就業状況が不安視される
5. 提出書類に不備がある

それぞれについて、その対策とともに考えてみましょう。

1.必要となる経験やスキルの条件を満たしていない

わざわざ費用を掛けて転職エージェントサービスに求人を出している場合、企業側としては経験やスキルなどの面でかなり具体的なボーダーラインを設けていることも少なくありません。

例えば「○○の実務経験何年以上」「△△の管理が可能な方」「外国語ビジネスレベル以上」などといった具合です。

必須条件を満たしていなければ採用しても仕事に差し障りがあることが考えられるので、これまでの経歴がいくら素晴らしいものでも、書類の段階でほぼ間違いなく採用を見送られてしまいます。

これに該当すると思われる方は、いま一度ご自身の経験やスキルを客観的に見直し、必須要件を満たす案件を選んで申し込むことが必要です。

2.企業側と求職者側で希望する労働条件がマッチしていない

企業側と求職者側との間に、年収や勤務地、雇用形態、転勤の有無など、希望の労働条件に大きな溝がある場合にも、やはり書類の段階で採用見送りになることが考えられます。

このケースでは無理に採用したところで後々仕事が続けられなくなる可能性がありますし、最悪の場合トラブルの元にもなりかねないので、企業側としても慎重になるのは当然のことだと言えるでしょう。

書類選考に落ちる原因に希望条件が余りにも厳しい、こだわりすぎなどが思い当たる場合には、改めて「これだけは譲れない条件」「多少なら譲歩できる条件」「柔軟に考えても良い条件」を整理し、下げられるハードルを下げた視点から求人を探してみてください。

3.求められている人物像と合致していない

同じ業界の企業でも、地域やそれまでの歴史、会社の規模、社風などにより求められる人物像はかなり変わってきます。

履歴書や職務経歴書では自分の強みをしっかりPRすることが大切なのですが、応募先がどんな企業なのかを理解できていないとPRの方向性を誤ってしまい、その結果「協調性のある方を採用したいのだけど、この人は個性が強そうで我が社には馴染めないかもしれない」などと判断されてしまうかもしれません。

リクルートエージェントの良さは求人企業と直接的なパイプを持っているところで、採用する側の希望や社風などの情報提供は最も得意とするところです。

担当のキャリアアドバイザーから求人企業の情報をしっかり仕入れ、企業の求める人物像を意識した書類作成にトライしてみましょう。

4.転職理由や就業状況が不安視される

転職理由として現職や前職でのトラブルを匂わすような書き方をしていたり、不平不満ばかりが並んでいたりすると、選考する側としてはどうしても警戒してしまいます。

また転職回数が多い方、それぞれの就業期間が短い方も、「せっかく採用してもすぐに辞められてしまうのでは?」と採用をためらう原因になります。

嘘を書くのは良くないですが、転職理由にはできるだけ前向きな要素が欲しいところ。その企業への志望動機とうまくからめて、プラス思考の履歴書・職務経歴書になるよう、キャリアアドバイザーとも相談してみてください。

5.提出書類に不備がある

提出書類にどれほど良い内容の事柄が書かれていても、誤字脱字が多かったり著しく読みにくかったりすると読む気が薄れてしまうものです。企業側に「随分と雑な書類だな。この人は本当にうちに入社したいのかな?」と熱意を疑われることになっても仕方のないところでしょう。

文体が稚拙、体裁も整っていないとなればスキルの低さや社会人としての素養のなさが想像されてしまい、それだけで採用を見送られる原因にもなりかねません。

幸いリクルートエージェントは履歴書や職務経歴書の添削も行ってくれます。自信のない方だけでなく自信のある方も含め、ぜひキャリアアドバイザーに提出書類をチェックしてもらってみてください。

リクルートエージェントに関するQ&A

リクルートエージェントに関するよくある質問をQ&A形式でまとめてみました。

もしも不安な点があるなら、まずはそれをクリーンにしてから登録に進みましょう。

登録せずに求人だけ見ることはできますか?

リクルートエージェントのサイト上に公開されている求人については、登録しなくても見ることが可能です。

ただしリクルートエージェントには、公開求人に劣らないほどの多くの非公開求人があります。この非公開求人は、ハローワークや求人情報誌・サイトにも公開されていないものばかりですし、質の面でも高い求人が多く揃っています。

ですので、より多くの選択肢の中から自分に合う転職先を見つけたいとお考えなら、登録したうえでリクルートエージェントを利用するのが得策だと言えるでしょう。

とりあえず登録するだけでもOKですか?

まだ転職を決心していない方、転職は考えているけれどすぐにというわけではない方でも、登録することは可能です。

ただし、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーによるサポートは、最初の面談から数えて3ヶ月間が目安になっています。

ですので、リクルートエージェントのサービスをフルに使いたいと考えるなら、転職希望時期の2~3ヶ月前がベストのタイミングであると考えられます。

リクナビNEXT・リクルートダイレクトスカウトとの違いは?

リクナビNEXT・リクルートダイレクトスカウトとの違いは?
リクルートエージェントと同じリクルート社が提供する転職(求人)サイトに「リクナビNEXT」や「リクルートダイレクトスカウト」があります。これらの違いはどんなところにあるのでしょうか。

リクナビNEXT

リクナビNEXTは企業から掲載を申し込まれた求人を紹介しているサイトです。情報は誰でも閲覧できますし、応募することも可能です。リクルートエージェントのような非公開求人はありません。

リクルートエージェントのようにひとりひとりにキャリアアドバイザーがついて、合いそうな求人を提案してくれたり応募書類の添削や模擬面接を受けたり企業側に年収の交渉をしてもらったりなどといったことはできませんが、その代わりに自分に合った自由なペースで転職活動を行うことができます。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトはハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職スカウトサービスです。

登録したレジュメをもとに企業やエージェントが検討・分析し、お互いのニーズにマッチしていると認められたら、企業の担当者から直接、もしくはエージェントからスカウトが届けられるシステムです。

気になったスカウトに返信すれば、企業の担当者またはエージェントと面談する流れになります。

このようにリクルートエージェントとリクナビNEXT、リクルートダイレクトスカウトはそれぞれかなりカラーの違うサービスになっているため、どのサービスが優れているのかは利用する方次第だと言えるでしょう。

もちろん複数を併用しても全く問題はないので、ご自分の希望に合わせて利用してみてください。

他の転職エージェントも掛け持ちして大丈夫?

他の転職エージェントサービスとの掛け持ちは全く問題ありません。むしろ複数の転職エージェントサービスに登録しつつ転職活動を行うのが一般的でしょう。

例えば同じく総合型に分類される転職エージェントサービスに「doda」や「マイナビエージェント」がありますが、これらには次のような違いがあります。比較してみましょう。

リクルートエージェント doda マイナビエージェント
運営企業 株式会社リクルート パーソルキャリア株式会社 株式会社マイナビ
利用料金 無料 無料 無料
公開求人数 464,161件 261,043件 79,382件
非公開求人数 388,014件 非公表 13,475件
利用者層 全年齢 全年齢 20代~30代前半
拠点数 20ヶ所 13ヶ所 9ヶ所
特徴 ・求人数業界No.1
・全国・全年齢に対応
・サービス期間は原則3ヶ月
・求人数業界No.2
・20代~40代の転職に強い
・サービスに期限なし
・20代の転職に強い
・求人は大都市圏のものが多い
・サービスに期限なし

※求人数は2024年9月9日調べ

 

マイナビエージェントは求人数こそ少ないのですが、案件が20代~30代前半向けに集中していることから、この年代に当たる方なら満足度は高いでしょう。

dodaは求人数ではリクルートエージェントに劣りますが、アドバイザーの支援を受けられる期間に期限がないために利用しやすいと感じる方はいらっしゃるかもしれません。

また、様々な職種を扱う「総合型」とは別に、特定の職種や業界に特化した転職エージェントもありますし、ハイクラス向け求人を専門に扱う転職エージェントなども多数存在しています。

【ハイクラス向け転職エージェント】
・JACリクルートメント
・ビズリーチ
・リクルートダイレクトスカウト など

このように、一言で転職エージェントサービスといっても特徴は様々です。「総合型を2つ、職種特化型を1つ」などといったようにご自身のニーズに合わせて複数の転職エージェントを使い分けてみてください。

リクルートエージェントから紹介はブラック企業ばかりって本当?

リクルートエージェントから紹介される案件はブラック企業ばかり……などといったことはありませんので安心してください。

リクルートエージェントは利用者の転職が実現した場合に支払われる成功報酬によってビジネスが成り立っています。

しかし、転職した方が入社後「当初聞いていた話と違うぞ」ということになって半年以内に辞めてしまった場合、その成功報酬は返却しなければならない契約になっているのです。

リクルートエージェント側としてもそれでは困るので、責任を持って企業との間に立ってくれますし、面接時点で不審なところがあれば交渉役にもなってもらえます。

とはいえ、リクルートエージェントが扱っている案件の中に質の良くないものが全くないという意味ではないため、その点については注意が必要です。

勧められた求人に応募するかしないかは求職者側の自由なので、事前に就業条件等をよくチェックしたうえで応募を決めるようにしてください。

リクルートエージェントの担当は変更できますか?

転職希望者ひとりひとりに担当としてつく「キャリアアドバイザー」は変更することも可能です。

希望する方はキャリアアドバイザー個人に直接伝えるのではなく、リクルートエージェントの公式サイトから問い合わせてみてください。

問い合わせの際にはどうして変更してほしいのか理由の記載が必要になりますが、感情的に苦情を述べるのではなく、「他の分野に詳しい方の意見もお聞きして視野を広げてみたい」などといった柔らかな表現でお願いすることをお勧めします。

キャリアアドバイザーとは(原則として)最初の3ヶ月間、二人三脚で進めていくことになるのですが、

・連絡が遅い
・お互いの意図が通じにくい
・圧を感じて思ったことを話せない
・どうしても馬が合わない

などという場合、限られた貴重な時間を無駄にしてしまいかねません。

どうも相性が良くなさそうだと思ったときには我慢することなく、担当者を変更してもらうのも良い選択でしょう。

リクルートエージェントの面談は必須ですか?

リクルートエージェントで転職サポートを受けるには面談は必須です。なぜなら面談の内容がその後の求人の紹介などのベースになるからです(登録時の記載内容はあくまでも基本情報にしか過ぎません)。

ただ、サービス提供期間の「3ヶ月」はこの面談からカウントされるため、「ひとまず登録はしたけれど、実際の転職活動はもう少し後からスタートしたい」「マイペースで転職活動したい」といった場合、肝心なときに期間が過ぎていてサポートが受けられないということが起こりかねません。

ですので、登録後の最初のメールで面談の日程を決める際に、「転職活動を実際に開始できるときまで面談を保留してほしい」などと相談してみることをお勧めします。

※最初のメールをそのまま放置することだけはやめましょう。転職の意思がないものとみなされ、その後のサポートが受けられなくなる可能性があります。

なお、単純に「会場が遠くて(もしくは忙しくて)面談を受けに行くのが難しい」という場合であれば、Web上や電話での面談を利用すると良いでしょう。

「直接の対面でないとコミュニケーションが取りにくいのでは?」と不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、昨今はこうしたリモートでの面談もごく一般的になっているので、安心して面談を受けてみてください。

面談時にはどんな服装をすれば良い?

リクルートエージェントの面談は企業の面接とは違いますので、スーツである必要はありません。

仕事帰りに面談に行く場合には普段の行き帰りの服装で良いですし、その他、普段着でも全く構いません。ですがもしも「それでは砕けすぎているようで気になる」と思われるなら、ビジネスカジュアルとして一般的な服装にしておくと間違いないはずです。

また、あえて企業面接のときの服装で面談を受けるのもひとつの方法。それで問題はないか面談でアドバイスを受けておけば、不安なく本番に臨めるはずです。

リクルートエージェントの企業スカウトとは?

企業スカウトとは、リクナビNEXTと連携してリクルートエージェントが提供するサービスのひとつで、匿名のキャリアシート(リクルート社フォーマットの履歴書)を公開し、それを見た企業の担当者側から直接オファーが届けられるというものです。

企業スカウトからの応募だと、書類審査通過の可能性が通常の場合の約3倍になります。また、書類審査を飛ばして面接に進める面接確約オファーが届けられることもあります。

キャリアシートは現在の勤務先や得意先など、特定の企業には非公開にすることもできますので、安心して利用してください。

情報を非公開にする具体的な手順は当記事「リクルートエージェントに登録したら在職中の会社にバレる?」の中の「非公開設定手順」の項をご覧ください。

リクルートエージェントの解約(退会)方法を教えて!

リクルートエージェントを解約(退会)したい場合には、キャリアアドバイザーに直接メールで連絡してください。

Personal Desktopにログインできない場合やキャリアアドバイザーと連絡が取れない場合には、【転職支援サービス退会(キャンセル)フォーム】 からも連絡することができます。

【まとめ】リクルートエージェントのメリット・デメリット

リクルートエージェントの特徴や口コミ、利用方法などについてご紹介してきましたが、リクルートエージェントにはどのようなメリット、デメリットがあるのかを総括してみましょう。

【リクルートエージェントのメリット】
・最大手で実績No.1の安心感
・公開求人数・非公開求人数ともに豊富
・拠点多数で国内を広くカバー
・全ての年代の方が利用可能
・書類添削や面接対策などサポートが充実
・企業からオファーが来ることも

【リクルートエージェントのデメリット】
・担当者がつくのは最初の3ヶ月のみ
・登録者が多すぎて担当者はキャパオーバー?
・業種によっては求人が少ない
・サポートを断られることもある

それぞれの内容をいま一度振り返ってみましょう。

リクルートエージェントのメリット

リクルートエージェントには次のようなメリットがあります。

最大手で実績No.1の安心感

リクルートエージェントは転職エージェントサービスの最大手です。運営している株式会社リクルート自体が求人・人材派遣関連に非常に強く、求人企業とのパイプやこれまでに蓄積されたノウハウを活かした手厚いサービスを提供しています。

転職まで二人三脚で歩を進めていくことになる担当キャリアアドバイザーにも、各業界の事情に精通している転職のプロが揃っており、安心してサポートを受けることができます。

数字にもそれが表れており、2022年度の年間転職決定者数の69,000人は、業界No.1の転職支援実績となっています。

公開求人数・非公開求人数ともに豊富

2024年9月現在、公開求人数は46万件超、非公開求人数も38万件超と、他の転職エージェントサービスの追随を許しません。

また単に求人数が多いだけでなく、質も悪くないという口コミが少なくないのは心強いところです。

数多くの求人から自分のベストの転職先を見つけたいと思うなら、リクルートエージェントへの登録は絶対に外せないと言えるでしょう。

拠点多数で国内を広くカバー

リクルートエージェントには全国に20ヶ所の拠点があります。いずれも電車でのアクセスが良好な立地にありますし、直接対面して面談を受けたい方にとっては心強いはずです。
※面談はオンラインや電話でも可能です。

また拠点が多いということは、それだけ情報収集力が高いということでもあります。転職エージェントサービスの中には地方の求人はほとんど探せないようなところもありますが、リクルートエージェントは地方の求人も数多く扱っています。

全ての年代の方が利用可能

各企業の求人の傾向から、どこの転職エージェントサービスも20代や30代の案件が多いのは同じですが、リクルートエージェントはそれに加えて30代後半以降の案件も多く扱っています。

リクルートエージェントを介して転職先が決まった方の平均年齢は35歳。リクルートエージェントはハイクラス限定の転職サービスではないのにもかかわらず、40代や50代の方の転職成功にも力を発揮しています。

50代・60代向けのキャリアアップセミナーが開催されるのもリクルートエージェントならではと言えるでしょう。

書類添削や面接対策などサポートが充実

リクルートエージェントのメリットとして、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策、独自に収集・分析した企業のデータや業界のトレンド等の情報提供など、サポートの充実ぶりも挙げられるでしょう。

転職に役立つイベントやセミナーも随時開催。各イベント、セミナーはオンラインで参加することができますし、アーカイブ配信も行っているので、自分の都合の良いタイミングで情報収集を行うことができます。

企業からオファーが来ることも

リクルートエージェントとリクナビNEXTの連携により、求職者のキャリアシート(公開されているレジュメ)を見た企業の担当者から直接オファーが届けられることがあります。これを企業スカウトサービスといいます。

企業スカウトサービスを介して応募した案件については、書類審査を通過する可能性が通常の3倍にアップしますし、書類審査を省いてもらえる面接確約オファーが届くこともあります。

ただ待っていれば好条件の求人情報が舞い込む可能性があるわけですし、特定の企業には情報を非公開にできたりもしますので、ぜひ利用したいサービスのひとつです。

リクルートエージェントのデメリット

一方で、リクルートエージェントの注意点として以下のような事柄が挙げられます。

担当者がつくのは最初の3ヶ月のみ

リクルートエージェントでは専属のキャリアアドバイザーに担当としてついてもらえるのは、初回の面談から数えて3ヶ月が期限となっています。

その期限が過ぎた後はアシスタントがサポートに回ってくれることになりますが、伴走者のようなサポート体制ではなく、実質的には自力で転職活動を行わなければならなくなることを理解しておきましょう。

もちろん期限が来たからと機械的にサポートを打ち切られてしまうわけではありません。あくまでも原則としてということで、状況によっては引き続きキャリアアドバイザーのサポートを受けることが可能ですので、希望する方は担当者に相談してみてください。

登録者が多すぎて担当者はキャパオーバー?

担当のキャリアアドバイザーによってはなかなか連絡がもらえないことがあるのですが、その原因は必ずしも求職者側にあるわけではありません。場合によっては担当者が忙しすぎて連絡を取りにくい状態になっていることもあるようです。

リクルートエージェントは登録者がとにかく多いので、キャリアアドバイザーによってはひとりで十数人から数十人を同時進行でサポートしていることも少なくありません。

中には別の求職者と取り違えられたり、テンプレートのコピペを疑われるメールが届いたりといったケースもあるようで……。連絡が取れなかったりミスが頻発したりといった具合では利用者側としても困ってしまいますね。

業種によっては求人が少ない

これは一概にリクルートエージェントのみの話ではなく、総合型転職エージェントサービスならどこにでも言えることなのですが、どの業種や職種でも豊富に求人があるというわけではなく、やはり濃淡が見られるのが実際のところです。

「リクルートエージェントは求人数が多いからすぐに見つかるはず」と過大な期待のもとに登録すると、意外となくてガッカリ、ということがあるかもしれません。

サポートを断られることもある

転職先への希望が大きすぎたり、お持ちのスキルや職歴があまりにも特殊だったりした場合、「紹介できる案件がありません」とサポートを断られてしまうことがあります。

また、面談を受けた結果、何かしらサポートできない理由が見つかったときにも、キャリアアドバイザーからの連絡が来なくなってしまうことがあります。

そうした場合にはリクルートエージェントにこだわっても仕方がないので、他の転職エージェントサービスや転職サイトなどの利用に切り替えるのが賢明でしょう。

リクルートエージェントへの登録が向いている人は?

リクルートエージェントは転職エージェントサービスの最大手です。転職を考えていない方でない限り、社会人として働いた経験があるなら登録に値しない方はほとんどいらっしゃらないでしょう。

ただその中でも特に次の方はリクルートエージェントに向いていると思われますので、ぜひ登録を検討してみてください。

【リクルートエージェントはこんな方にオススメ!】
・転職エージェントサービスの利用は初めてで、まずは一社登録してみたい方
・どんな転職先があるのか、たくさん見て探したい方
・知名度の低いサービスを利用するのは不安な方
・履歴書や職務経歴書の添削を受けたい方
・面接に自信のない方
・極力早く転職先を見つけたい方