
リクナビNEXTの評判は悪い?口コミや登録の流れ
リクルートが提供する「リクナビNEXT」は、数ある転職サイトの中でも最も知名度の高いサービスのひとつです。
当ページではリクナビNEXTの特徴や登録の流れ、上手な使い方、利用者の口コミなどを詳しくご紹介していきます。リクナビNEXTの評判や強み、弱みなどを把握したうえで利用を検討したい方、登録を迷っている方、ぜひ参考になさってください!
リクナビNEXTとは?特徴を解説
リクナビNEXTは2005年にサービスをスタートした転職サイトです。非常にたくさんの求人・転職情報を扱っているのが大きな特徴で、主に社会人を対象にした求人サイトとしては、日本最大級の規模を誇ります。
そんなリクナビNEXTのサービス概要から見てみましょう。
【リクナビNEXT 概要】
サービス名 | リクナビNEXT |
掲載求人数 | 約995,000件(※) |
対応地域 | 全国 |
取扱職種 | 全職種 |
対象者 | 全年代の社会人 |
利用料金 | 求職者は無料 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
関連サービス | ・リクルートエージェント(担当者がついて転職を支援するサービス) ・とらばーゆ(女性の就職や転職をサポートする求人ポータルサイト) ・リクナビ(学生・社会人を対象にした就職・転職・派遣求人サイト)…など |
(※)2024年12月現在
ここからはリクナビNEXTの特徴を、もう少し詳しく紐解いていきます。
会員数は1,000万人超!転職者の8割が利用するサイト
リクナビNEXTの会員登録者は2020年に1,000万人を超えて以降、現在に至るまで年々増え続けています。会員全てがアクティブユーザーではないでしょうが、毎月10万人の新規登録者が数字を上積みしており、まさに転職サイトの代表的存在だと言えるでしょう。
さらには転職者の8割がリクナビNEXTを利用するというデータもあり、転職希望者のリクナビブランドに対する信頼性の高さ、人気の高さがよくわかります。
保有求人は100万件!日本最大級の求人サイト
リクナビNEXTには2024年12月現在で、99万件超の求人が掲載されています。サイト上に掲載されていない非公開求人の数は公表されていませんが、全てを合わせると求人件数は恐らく100万件を下らないものと考えられます。
リクルート系の求人サイトはどこも件数が非常に多いのですが、リクナビNEXTはその中でも特に群を抜いています。転職先を探すうえでとにかくたくさんの求人を見てみたい、いろいろな可能性を探りたいという方は、リクナビNEXTは外せないサービスだと言えるでしょう。
全年代・全エリア・全業種に対応
求人サイトの中には特定のエリアや業種に特化し、それ以外の情報が乏しい場合も少なくありません。しかしリクナビNEXTは、情報に若干の偏りがあるものの、それがほとんど問題にならないほどの膨大な求人情報を集めているため、幅広いニーズに応えられる点が大きな魅力となっています。
特に年代に関しては、多くの求人サイトで充実している20代向けの求人はもちろんのこと、40代や50代のキャリアを持つ方を対象にした求人も多く掲載されています。そのため、ミドルエイジ層の転職希望者にとっても、選択肢が豊富で安心して利用できるサイトだと言えるでしょう。
エリアについては、大都市圏の求人情報が豊富であることは言うまでもありませんが、他の転職サイトでは情報が少ないIターンやUターン希望者向けの求人も充実しています。また、地元で働きたい、地元企業に貢献したいと考える方に対しても、有用な情報が数多く見つかるのが特徴です。
さらに、扱っている業種の幅広さもリクナビNEXTの強みです。総合型求人サイトであるため、あらゆる分野の求人が集められています。これにより、特殊なスキルを活かしたい方や異業種への転職を考えている方にも、自分の理想に近い求人を見つけやすい環境が整っています。
このように、リクナビNEXTは年代・エリア・業種を問わず、多様な転職希望者のニーズに応えることができます。多くの人にとって有益な選択肢を提供できるという意味で、優れた求人サイトだと言えるでしょう。
検索条件を細かく設定できる
件数の多い求人サイトでは、検索機能をどう使いこなすかで使い勝手が大きく違ってくることになります。
リクナビNEXTはこの点で非常に評判が良く、利用しやすいとの声が多く聞かれます。
リクナビNEXTの求人検索では、勤務地と同時に次の条件で検索をかけることができます。どのような求人を多く扱っているのかが見えてくるので、どんな条件で絞り込めるのかをご紹介してみましょう。
休暇の特徴 | 年間休日120日以上/完全週休2日制/土日祝休み/5日以上の連続休暇制度あり/2週間以上の連続休暇制度あり |
勤務時間の特徴 | 17時までに退社可/月平均残業時間20時間以内/業務時間7時間以内/フレックス勤務OK/定時退社/時短勤務OK |
賃金の特徴 | ストックオプションあり/固定給25万円以上/固定給35万円以上/退職金あり/通勤交通費全額支給/インセンティブあり/歩合給あり |
勤務地の特徴 | 転勤なし/在宅勤務OK |
福利厚生の特徴 | 社宅・家賃補助制度あり/育児支援・託児所あり/資格取得支援・手当あり/社員食堂・食事補助あり/研修制度充実 |
働き方の特徴 | 育児・介護休業所得実績あり/服装自由/副業OK/自動車通勤OK/ノルマなし/直行直帰あり |
企業の特徴 | 設立30年以上/上場企業・株式公開企業/上場企業のグループ会社/2年連続売上10%以上UP!/外資系企業 |
募集の特徴 | 管理職・マネジメント経験歓迎/第二新卒歓迎/社会人経験10年以上歓迎/フリーターから正社員を目指す/ブランクOK/学歴不問/職種未経験歓迎/業界未経験歓迎/社会人未経験歓迎/管理職・マネージャー採用 |
選考の特徴 | 面接1回/急募!内定まで2週間/採用予定数10名以上/応募者全員と面接/社内見学あり |
従業員の特徴 | 離職率5%以下/平均年齢20代/中途入社50%以上/女性が活躍中/女性管理職登用あり/女性従業員4割以上/子育てママ活躍中/ |
語学の特徴 | 英語・中国語など語学を活かす |
企業からのオファーを受け取れる
リクナビNEXTの魅力のひとつに、これまでの職務経歴や転職希望条件を匿名で登録しておくことで、「ベーシックオファー」と呼ばれる企業からの直接的な情報を受け取ることができる点が挙げられます。
このベーシックオファーを提供する企業は2万社以上に達しており、送信される情報の中にはサイト上には公開されていない非公開求人も含まれています。
また、「気になる」の印をつけた企業からは「応募しませんか?」「面接に来ませんか?」のメッセージが届くこともありますし、「ワイドオファー」を利用すればさらに幅広い企業からオファーが受け取れるようになります。
非公開求人とは?
非公開求人とは文字通りサイト上には公開されていない求人のことを言います。
リクナビNEXTのような求人サイトの多くは会員にならなくても掲載求人を見られる仕様になっていますが、非公開求人はサイト上に情報が掲載されていないため、そのサービスに登録して直接的に紹介されなければ接する機会がありません。
では、どうしてサイト上には公開されない求人が存在するのでしょうか。
・大手企業や優良企業、人気のある職種の求人であるため、応募の殺到を避けたい
・新規事業や極秘プロジェクトのスタッフ募集からライバル企業に情報漏洩することを避けたい
・人材の思い描くキャリアがはっきりしているため、マッチング重視でスピーディに選考したい
・専門的な職種や役職者の募集であるため、慎重に採用活動を行いたい
一見不思議なようにも思える非公開求人の存在ですが、上記のように特別な理由があるケースが多いことから、非公開求人は公開求人よりも好条件となっていることが少なくありません。
非公開求人に期待するのであれば本来なら転職エージェントのほうが適していますが、リクナビNEXTでも少なからず保有されていることから、会員登録するメリットは十分にあると言えそうです。
企業からのメッセージ
この他、リクナビNEXTの機能のひとつ「気になるリスト」を使っていると、企業からのメッセージメール「応募しませんか?」「面接に来ませんか?」が届くことがあります。
「応募しませんか?」は主にマッチした求人を紹介する内容ですが、「面接に来ませんか?」のほうは書類選考なしに面接に進める内容なので、求職者としてはぜひ前向きに検討したいところ。面接確約イコール内定確約ではないので決して期待しすぎてもいけませんが、チャンスの幅が広がることは間違いないでしょう。
ワイドオファーでチャンスが何倍にも!
「ワイドオファー」はIndeedとの連携により送信されるオファーメールです。
企業からのオファー(ベーシックオファー)は通常、リクナビNEXT内のオファー利用企業から届けられます。これだけでも2万社とかなりの企業数があるのですが、ワイドオファー設定をONにしておくと、Indeed PLUSに参画している企業からもオファーが届くようになるため、可能性がぐっと広がります。
このように、リクナビNEXTは単に自分で求人を検索するだけのサイトではありません。待っているだけでも求人が届いたり新たな可能性が開けたりするのは会員のみのメリットなので、登録したうえでの利用が勧められます。
応募内容や面接予定をひと目で確認できる
リクナビNEXTに登録すると、これまでに応募した求人の内容や今後の面接スケジュール、リクナビNEXTを介しての企業とのやり取りなどが一元管理できるようになります。
また自分でマークした「気になる」求人のリストや、リクナビNEXT内での行動履歴を元にピックアップされた求人のリストも見ることができるので、情報を整理しながら転職活動を進めていくことができます。
アプリでも気軽に求人検索
リクナビNEXTにはアプリ版もあり、パソコン版とシームレスで利用することができます。
事前に希望条件を設定しておけば、その後はマッチする求人が自動的に表示されるので、スキマ時間にササッと求人をチェックするのに適しているアプリです。
もちろん検索も簡単で、動作も軽快。オファーをメールではなく通知で受け取ることができるので、メールボックスを汚しません。
UIもシンプルなことからパソコン版より使いやすいという意見もあり、app storeでは★4.2、Google Playでは★4.0の評価を受けています。この種のアプリとしては異例とも言えるほどの高評価ですので、リクナビNEXTに登録するならアプリのインストールは必須と言えるでしょう。
診断サービス「グッドポイント診断」が無料で受けられる
リクナビNEXTに登録すると、自分の強みを客観的に診断してもらえる「グッドポイント診断」を無料で利用することができます。
診断内容は、質問への回答からあなたの強みと判断された5項目をピックアップし、その各項目ごとに解説がつくというもの。
項目は次の18種類があります。
親密性(じっくりつきあう) | 現実思考(実現可能性にこだわる) | 慎重性(掘り下げて考える) |
冷静沈着(いつもクール) | 自己信頼(信じた道を突き進む) | 俊敏性(スピード第一) |
受容力(広く受け入れる) | バランス(全体を考える) | 継続力(決めたらとことん) |
決断力(迷わず決める) | 社交性(360°オープン) | 挑戦心(高い目標もクリア) |
悠然(ゆったり構える) | 高揚性(ノリがよい) | 感受性(場の雰囲気を感じ取る) |
柔軟性(あれこれトライ) | 自立(常に主体的) | 独創性(オリジナリティあふれる) |
診断は質問に全て回答するまでに30分程度かかるという本格的なもので、診断結果から自分の強みを把握したり、応募書類を作成する際の参考にしたりと様々な利用方法が考えられます。
また、診断結果はリクナビNEXTを介した求人への応募時に添付することもできます。このような客観的な資料があれば、自分の強みを臆することなくアピールできるので、面接の場でもかなり効果的に働く可能性があります。
履歴書・職務経歴書のテンプレートが利用できる
リクナビNEXTには応募に役立つ履歴書、職務経歴書のテンプレート(Word・Excel・PDF形式)がそれぞれ4種類用意されており、無料でダウンロードすることが可能です。
履歴書や職務経歴書はオリジナルのものを用意するのも悪くないのですが、一般的に使われている形式のほうが採用担当者は見慣れていて、応募者の特徴が伝わりやすいという利点があります。リクナビNEXTのテンプレートは広く用いられている形式なので、安心して利用することができます。
問題となりがちな書類の書き方については、リクナビNEXTには質問に答えるだけで簡単にレジュメを作成できる機能もあります。AIを使って職務要約ならワンタップ、業務内容なら3分話すことで自動生成が可能という最新機能が取り入れられているのは注目に値します。
作成したレジュメは企業や転職エージェントからのスカウトを受け取るのにも使えるので、ぜひ利用してみてください。
また、リクナビNEXTには書類の書き方のポイントなどを扱った記事もたくさんアップされています。転職活動中の方、これから転職活動をしようと考えている方全てに役立つ内容なので、目を通しておきましょう。
転職情報が満載
リクナビNEXTのサイト上には上記の他にも転職、就職に役立つコンテンツが満載です。
転職を成功させるためのノウハウや選考を通過するためのコツ、求人サイトやエージェントの上手な使い方など読み応えのある記事がたくさん掲載されているので、ぜひじっくり読んでみてください。
リクナビNEXTの評判・口コミを紹介
リクナビNEXTについて調べてみると、「登録注意」「求人嘘」などといった関連ワードが出てくるため、登録していいのかどうか迷ってしまう方も少なくないでしょう。
そこでリクナビNEXTを実際に利用した方の口コミを口コミサイトやSNSなどで調べてみました。
文体等を含め一部編集はしていますが、文意は変えていませんので、良い口コミも悪い口コミもぜひ参考にしてください。
リクナビNEXTの良い評判・口コミ
・スマホアプリがかなり優秀。スキマ時間に求人をチェックできるので移動中によく利用していた。結果、約1ヶ月で現在の職場に転職できた。
・履歴書や職務経歴書の作成用テンプレートがあって便利。また会員ページ上に面接予定日や登録日などの項目があり、日程管理がしやすかった。
・40代中盤で特別なスキル等を持っていたわけでもないが、リクナビNEXTを通じて転職することができた。ある程度年齢が上の方にもお勧めできる。
リクナビNEXTの悪い評判・口コミ
・質の面で疑問を感じる求人が繰り返し掲載されている。もちろん魅力的な企業もたくさんあるのだろうけど……。
・掲載内容と実際に面接を受けてからわかる雇用条件が(悪い方に)全く違うケースが多々ある。面接の場で「オファーはリクナビNEXTが勝手に出したものだ」などと言われて話が噛み合わなかったことも。腹立たしいし時間や費用の無駄も大きいので、リクナビNEXT側としても何らかの対処をすべきでは?
・女性で正規雇用を希望するなら20代~30代前半までしか使えない。それ以上の方だといくら応募しても個人情報を晒すだけになってしまう。リスクを避けたいならハローワークを利用したほうがずっと良い。
リクナビNEXTの中立的な評判・口コミ
・リクナビNEXTは幅広い業種を網羅してはいるが、ニッチな業界の求人を探すのなら専門サイトのほうが良い。メジャーな業界、業種の仕事を探すなら合っていると思う。
・転職後にそのままにしていると大量のメールが届き続けることになるので、速やかに退会することをオススメする。
リクナビNEXTの評判・口コミからわかったこと
リクナビNEXT(元)ユーザーの一番の評価ポイントは、やはり圧倒的な求人量、そして情報量に尽きます。
転職サイトは複数を併用する方がほとんどの中で、リクナビNEXTは絶対に登録しておくべきサイトのひとつとして認識されている方が多いように見受けられました。
加えて検索機能や各種ツール、スマホアプリなど、必要なものは概ね揃っていて使い勝手の面でも好評。このあたりはさすがに20年続いているサービスで、細かな面でも蓄積があることを感じさせられました。
逆に悪い評価についてですが、メールで送られてくる求人情報(オファーメール)が全くマッチしていないために困惑したといった口コミがかなりの頻度で見かけられました。
この件に関しては、希望に全く合わない内容の中に本当に必要な情報が埋もれてしまいかねないのが一番の問題で、利用者が困るのはよくわかります。企業が伝えたいことを丁寧に書いたと思われる文章や有益な情報も混在しているため、安易に切り捨てるわけにもいかず、転職活動の効率が悪くなる一方というのは切実な意見です。
オファーメールに関してはIndeed PLUSが担っているようですが、メールのタイトルを工夫するなどリクナビNEXTとしての対策を待ちたいところです。
また、情報量は多いけれど質の面で疑問があるとする声、エリアや年代によっては情報が薄いという声、求人に掲載されている内容と実態が異なるといった声も複数見られました。
特に内容と実態が異なるのは非常に大きな問題で、これが「求人 嘘」という検索ワードに反映されているのでしょう。もちろん全てが問題のある求人ではないのでしょうが……。
リクナビNEXTとしても以下の引用のように対策に苦慮している模様ですが、掲載企業の責任感に委ねざるを得ない部分が大きいため、残念ながら今すぐの改善とは行かないでしょう。現状では利用者側で確認する以外には、転職エージェントサービスを利用するのが最も良い対策になりそうです。
広告主およびオファーサービス利用企業に対して、「正確で詳しい情報の提供」や「掲載する情報やオファー文面の入念な確認をお願いする」等の努力をしておりますが、内容のすべてを保証するものではありません。
ご応募、ご入社にあたりましては、ご自分に適用される労働条件や待遇等、ご自身で十分にご確認いただきますよう、お願いいたします。引用元:広告・オファー内容と事実が異なる
リクナビNEXTと他の転職サイトとの比較
求人情報、転職情報を扱うサービスはリクナビNEXTの他にも多く存在しています。ここではそれらの中でも特に利用者の多い「マイナビ転職」「doda(デューダ)」「エン転職」を取り上げ、それぞれのサービス内容をリクナビNEXTと比較してみましょう。
リクナビNEXT | マイナビ転職 | doda | エン転職 | |
種類 | 求人サイト | 求人サイト | 求人サイト/就職エージェント | 求人サイト/就職エージェント |
運営企業 | (株)リクルート | (株)マイナビ | パーソルキャリア(株) | エン・ジャパン(株) |
掲載求人数(※) | 約995,000件 | 約30,300件 | 約256,000件 | 約130,900件 |
対象エリア | 全国 | 全国(大都市圏) | 全国(大都市圏) | 全国 |
拠点数 | – | 56ヶ所 | 13ヶ所 | 8ヶ所 |
対象年代 | 全年代 | 全年代(主に20代~30代前半) | 全年代 | 全年代 |
特徴 | ・業界トップの求人数 ・企業からオファーあり |
・書類添削/面接対策あり ・転職フェア等イベント多数 |
・求人数業界No.2 ・20代~40代の転職に強い |
・非公開求人15,000件 ・オリコン顧客満足度調査No.1 |
(※)2024年12月現在
情報量で群を抜くリクナビNEXT
リクナビNEXTで目を引くのは、やはり圧倒的な求人数です。
また、単に求人数が多いだけでなく、
・履歴書や職務経歴書の作成を手助けしてくれるツールがある
・気になる求人や応募した案件を管理できる
・経歴等とマッチする求人や企業からのオファーを受け取れる
などといった機能がひと通り揃っているため、求人サイトとして物足らなさを感じることはほとんどないでしょう。
たくさんの求人を見比べて応募したい方、他の転職サイトには扱いの少ない業種やベテラン世代向けの求人、地方の求人を探したい方ならリクナビNEXTを外す理由は見つからないと言っても過言ではありません。
イベント充実のマイナビ転職
マイナビ転職は大手の転職サイトであることを考えると比較的求人数が少ないように感じられます。
実際にも20代から30代前半の方を想定した求人が多く、他の年代の方に適した求人は扱いが少なめです。これはマイナビ転職利用者の70%超の方が35歳以下であるというデータからもわかります。
ただ掲載求人の取り扱いエリアについては、首都圏を中心とした大都市圏のものが比較的多くなってはいるものの、マイナビは全国に拠点が点在しているため、地域に関わらず良質な情報が集まりやすくなっています。
特に全国で開催される転職フェアなどのイベントでは、そのエリアに根ざした企業も多数出展し、人事担当者や先輩社員と直接話をする機会を持つことができます。
この転職フェアで顔を合わせたことが内定獲得の決定打になるケースも少なくなく、マイナビ転職など大手サービスならではのメリットであることは間違いありません。
マイナビ転職では、簡易的なものではありますが、履歴書や職務経歴書の添削、面接に対するアドバイスなどといったサービスも行っているので、転職エージェントの利用には抵抗があるけれど多少のサポートは欲しいという方にも合っていると言えそうです。
エージェントのサポートがあるdoda
doda(デューダ)には25万件超の求人数があり情報量が非常に豊かです。求人の取り扱いエリアは関東が半数を超えるなど、割合的にはやや偏りがあるものの、大都市圏を中心に全国をカバーしています。
dodaの特徴はサポート体制が手厚いという点でしょう。
dodaには個人で応募する求人も掲載されていますが、それ以上に、専門のスタッフが求人企業との間に立って転職活動をサポートするエージェントサービスを介しての求人が多い特色があります。
dodaのエージェントサービスはサポートが丁寧だと評判が高く、自分でどう活動していけば良いのか迷っている方や、現在の仕事が忙しく自分でじっくり仕事を探す時間が取れない方にはうってつけです。
また、dodaでも転職セミナーやオンラインでの転職フェアが盛んに開催されています。全く単独での転職活動に不安があるのならdodaを利用してみると良いでしょう。
エン転職もエージェント利用が可能
エン転職も求人数を多く掲載しているサービスのひとつです。サイト上には様々な角度から新しい可能性を探れるような工夫があり、求人を探しやすくなっています。
エン転職にもエージェントサービスがあり、希望する方は無料で利用可能です。
ただ、エン転職のエージェントサービスは一般的なそれとは内容が異なっています。面談を経て担当者が個々に求人を提案する方法ではなく、まずは非公開求人を含めた案件の中からマッチするものがメールで届き、自身で応募を決めた後に担当者がつく形になっているのです。
他社と比べて担当者との関係性は薄くなりますが、そのほうがかえって利用しやすいと考える方は珍しくないかもしれません。少なくとも応募から内定までの企業のやり取りは代行してもらえるため、負担はかなり軽くなるはずです。
リクナビNEXTと併せて登録したいおすすめ転職エージェント
リクナビNEXTは求人数が充実していますが、サービスによってそれぞれ得意なところ、不得意なところがあるものなので、複数のサイトに登録するのは無駄ではありません。
特にリクナビNEXTには転職活動を直接的に支援するサービスがありませんので、転職エージェントを併用するというのは合理的な考え方だと言えるでしょう。
転職エージェントとの併用を考えた場合、リクナビNEXTと同系列のリクルートエージェントに登録するのが最も簡単な方法ですが、現状リクナビNEXTとリクルートエージェントの間には情報をシームレスで連動させるような機能はないため、あえて他の転職エージェントを選ぶという考え方もあります。
そういった意味では先ほどご紹介したdodaやエン転職はリクナビNEXTと併用するのに適していますし、もしあなたが20代から35代前半までの年齢であるなら、比較的若い年代の求人に強いマイナビエージェントを利用するのも一案です。
リクナビNEXTとリクルートエージェントとの違い
リクナビNEXTと同様、リクルートが提供するサービスに「リクルートエージェント」があります。このリクルートエージェントとリクナビNEXTにはどのような違いがあるのでしょうか。
リクルートエージェントとは?
リクルートエージェントは登録者ひとりひとりに専任の担当者(キャリアアドバイザー)がついて、転職先への入社までを伴走してくれるサービスです。
求人は、求職者にマッチしていると考えられる案件をキャリアアドバイザーから提案してもらうこともできますし、自分で探すことも可能です。
通常は登録後すぐに面談があり、希望やお持ちのスキル、これまでの職歴などを元に、転職までのある程度の方向性が決定づけられます。ちなみに提案される求人の中には、サイト上に掲載されていない非公開求人も多数含まれています。
キャリアアドバイザーに企業との間に入ってもらえるのが転職エージェントの大きな特徴で、応募を考えている各企業の最新情報を教えてもらえたり、求人への応募や面接の日程調整、待遇面の交渉などを代行してもらえたりが可能です。
さらに履歴書や職務経歴書は応募する各社に対応して細かく添削してもらうことが可能ですし、スタッフを企業担当者に見立てて模擬面接を受けることもできます。
ただしリクルートエージェントのサポート期間には、原則として最初の面談から3ヶ月間の期限が設けられています。
⇒リクルートエージェントはひどいって本当?【評判・口コミ】登録の流れ
リクナビNEXTとリクルートエージェント、どう使い分ける?
リクナビNEXTとリクルートエージェントとの違いは、端的に言えばサポートの有無。リクナビNEXTは転職活動のほとんどを自力で行わなければなりません。
リクナビNEXTにも企業からオファーが届くサービスはありますが、リクルートエージェントはキャリアアドバイザーが自らサポートを行うため、きめ細かさ、質、量が全く違います。
ただ、キャリアアドバイザーのサポートが手厚いということは、100%自由に転職活動を進めていけるわけではないということでもあります。キャリアアドバイザーからの助言が、ともすれば「自分の希望をわかってくれていない」と感じてしまうこともあるでしょう。
またリクルートエージェントのサポート期間は、原則として3ヶ月の制限があります。現在の仕事が忙しいので、もう少し長い目で転職活動したいという方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
このようにリクナビNEXTとリクルートエージェントはそれぞれの特徴がかなり異なっています。制限なく自分のペースで転職活動を進めていきたいのであれば、リクナビNEXTのほうがお勧めですが、両方を併用するのも良い方法でしょう。
リクナビNEXT【使い方】登録方法・流れ
リクナビNEXTは登録しなくても掲載された情報を閲覧できますが、企業からのオファーを受けたり応募書類を作成したりといった機能をフルに利用するためには登録が必要になります。
登録はWebでもスマホアプリからでも行えます。全くの新規で登録することもできますし、これまでにリクルートのサービス(※)を利用していてすでにリクルートIDをお持ちであれば、その情報を利用してより簡単に登録することも可能です。
(※)リクナビ、ホットペッパー、じゃらん、SUUMO、ゼクシィなど
リクナビNEXTに登録する際にリクルートエージェントにも登録するかどうかを選べますので、転職エージェントを利用してみたい方は併せてそちらも登録しておきましょう。
リクルートIDをお持ちの場合
新規会員登録ページ(https://next.rikunabi.com/rnc/docs/cp_s11010.jsp)の「リクルートIDでログイン」の文字をクリック(タップ)し、パスワードを入力します。
その後は表示に従って、必要な情報を入力していきましょう。また、すでに登録済みの項目も内容が古くなっていることがあり得るので、確認のうえ情報を更新しておく必要があります。
登録作業は、
会員情報の追加(リクナビNEXT会員メール受信の可否)
ワイドオファー(Indeedと連携したオファー)受信の可否
レジュメ登録
……と続きます。特にレジュメ(リクルート系の就活サイトで共通して利用できる職務経歴書)はこの先の転職活動に深く関わってきますので、できるだけ詳しく記載するようにしましょう。
レジュメは登録の際に一度で完璧なものにできなくても大丈夫です。むしろ、より良いレジュメになるよう時折内容を見直したり、最新情報を随時更新していくことをお勧めします。
リクルートIDをお持ちでない場合
リクルートIDを持っていない方は、新たにメールアドレスを入力して会員登録をスタートします。
氏名、生年月日、性別、住所など個人情報の入力が必要ですが、特に難しい質問はなく、5分もあれば登録は完了します。
登録が完了したらリクナビNEXTの各機能が利用可能になります。さらに充実した情報を受け取るために、引き続きレジュメも登録しておきましょう。
リクナビNEXTを利用して転職を成功させるポイント
掲載されている求人数がとても多いリクナビNEXTですが、その利点を活かすためにはどのように利用していけば良いのでしょうか。
ここでは転職を成功させるためのリクナビNEXTの上手な利用方法をご紹介していきましょう。
情報はこまめにチェックを
リクナビNEXTの求人情報は単に数が多いだけでなく、毎週水・金曜日に更新される情報のフレッシュさにも特長があります。
気になっていた企業の募集が始まったり、以前応募を逃した企業の募集が急に再開されたりといった動向をいち早くキャッチするためにも、情報はこまめにチェックするようにしましょう。
情報のチェックには公式アプリがとても便利です。利用状況はパソコン、スマホ、タブレットなどで使えるWeb版と同期されるので、昼休憩や移動中のスキマ時間にスマホアプリで情報収集をし、帰宅してからパソコンでじっくり比較検討・情報管理といった使い方も可能です。
リクナビNEXTの求人検索は希望条件によって細かく絞ることができますし、「気になる」を押した求人は情報をリスト化することもできるので、全体の求人数が多くても比較しやすいはずです。
オファーを受け取ろう
企業からのオファーには「ベーシックオファー」と「ワイドオファー」の2種類があります。積極的に転職情報を入手したいなら、ぜひ両方のオファーを利用してみましょう。
「ベーシックオファー」は登録したレジュメの情報と企業が設定した条件が合致した場合に届けられる、企業からの告知情報です。
名称に「オファー」とあるので求職者側としては期待してしまいますが、特に内定確約などといった意味はなく、掲載されている求人や説明会などの告知情報が大半です。
ただ、場合によっては書類選考なしで面接まで進める内容のものも含まれていますし、できるだけ情報を見落としたくない方や時間をかけて自力で案件を探すのが困難な方、どう探していいのかがわからないといった場合にも、良いヒントになることは間違いないでしょう。
もう一方の「ワイドオファー」はリクナビNEXT以外に掲載されている企業からもオファーを受け取れるというもので、Indeedとの提携によって提供されているサービスです。
より広くオファーを受け取りたいのであれば、ぜひこちらにも登録しておきましょう。
これらのオファーはあくまでもレジュメに記載した内容とのマッチによって送信されるため、必ずしも現在の自分の希望に一致した情報ばかりが送られてくるとは限りません。できるだけ精度を挙げるためにもレジュメの内容を随時更新し、しっかり充実させることをお勧めします。
「気になる」を利用しよう
求人を後でゆっくり見直したいときや、複数の求人を比較したいときは「気になる」ボタンを押しておくと、情報がリスト化されて一覧にしてチェックできるようになります。
また、「気になる」を押した企業からは「応募しませんか?/面接にきませんか?」(企業からの気になる)といったリアクションがあるケースもあり、こちらも一覧で確認が可能です。
特に「面接にきませんか?」は書類選考なしでいきなり面接に進むことができるというメッセージで、企業側の積極性が窺えますし、求職者側としては見逃せないはずです。
なお、求人情報に「気になる」を押すと、その求人の掲載終了が近づいたとき、もしくはその求人企業が新たな求人を開始したときにもメールでお知らせが届くようになります。
ツールを活用しよう
リクナビNEXTに登録すると、無料で自己分析ツール「グッドポイント診断」を受けることができます。
自分の強みを客観的に把握しておけば仕事を探す際に役立ちますし、応募書類や面接において自信を持って自分をアピールすることができるようになります。
グッドポイント診断の結果はリクナビNEXTから応募する際に同封できるのも面白い点でしょう。
また、リクナビNEXTでは履歴書や職務経歴書のテンプレートを無料でダウンロード可能です。それぞれの書類の書き方を解説したコンテンツも充実しているので、ぜひチェックしてみてください。
さらにはリクナビNEXTにはリクルート共通の職務経歴書「レジュメ」を簡単に作成できる機能があります。
こちらはリクナビNEXTで受け取れるオファーに直結するサービスなので、ぜひ内容を充実させて転職活動に役立てましょう。
わからない点は質問しよう
リクナビNEXTの求人情報はひとつひとつが詳しい内容になっていますが、中には掲載情報だけでは不十分だったりわからない点があったりすることもあるでしょう。
リクナビNEXTには求人に関する質問を企業に送ることのできる機能があります。企業によっては求人にお問い合わせフォームを設置しているところもあるので、疑問点はそのままにしておかずに企業に質問されることをお勧めします。
リクナビNEXTを介しての企業とのやり取りは会員ページにも残るので、後でいつでも見返すことが可能です。
※求人の中には一部、リクナビNEXTのサイト上からは問い合わせができない案件も含まれています。その場合には電話やメールなどで当該企業に直接問い合わせてみてください。
リクナビNEXTを利用する際の注意点
リクナビNEXTにはたくさんのメリットがありますが、利用するうえで念頭に入れておきたい点もいくつか存在しています。
リクナビNEXTのような転職サイトを単独で利用する場合の注意点をご紹介していきましょう。
求人を自力で探す必要がある
リクナビNEXTは転職(求人)サイトなので、転職活動に際してサポートを受けられるサービスはありません。つまり、どんな仕事が自分に合っているのかは自分で判断し、さらに掲載されている数多くの求人の中から応募したい求人を自力で探す必要があります。
求人の内容についても、リクナビNEXTではかなり詳しく記載されてはいますが、転職エージェントサービスのように担当者が自ら感じたその企業の社風や最新情報などを教えてもらえるわけではないので、求人の文面だけで判断しなければなりません。
広く浅くの情報の中、ひとりで転職先を探していくことになるので、不安を覚える方も少なくないでしょう。
履歴書、職務経歴書の添削は受けられない
リクナビNEXTには履歴書や職務経歴書のテンプレートが用意されており、無料でダウンロードすることができます。ありがたいサービスではありますが、ただし中身は全て自分で考えて書かなければなりません。
その点、リクルートエージェントなどの転職エージェントであれば、一社一社に合う内容での書き方を指導してもらえます。担当エージェントは応募する求人企業が現在どんな状況でどんな人材を求めているのかを把握しており、それを踏まえたうえでの指導になるので、添削内容も非常に具体的で説得力のあるものになります。
同じ経歴、スキルを持った方でもアピールの仕方次第で内定獲得の確率が変わってくる可能性があるので、求職者としてはかなり気になるのではないでしょうか。
もちろんリクナビNEXTにも履歴書や職務経歴書の書き方をレクチャーする記事は用意されていて、十分に役立つものではあるのですが、それらは一般的な内容に過ぎません。
まして作成した履歴書、職務経歴書を応募する複数社に使い回そうとしているような場合はどうでしょう。応募書類を人事担当者の目に魅力的に映るものに作り上げるのはかなり大変な作業になると言わざるを得ません。
模擬面接は受けられない
転職エージェントサービスの中にはリクルートエージェントのように模擬面接を受けられるところもありますが、リクナビNEXTにはそのようなサービスはありません。
コツをまとめた動画を見たり家族や友人を面接官に見立てて練習したりはできるでしょうが、プロの視点で具体的に指導してもらえるわけではありませんし、自分の欠点は自分では気づきにくいものなので、期待したような効果は得られない可能性があります。
過去のデータから面接を受ける企業がどんな質問をしていて、どういった受け答えがその企業の面接官に好印象を与えるのかなど、転職エージェントにはリアルな情報の蓄積があります。それを元に細かく指導してもらえるのは転職エージェントを利用する方の特権であって、リクナビNEXTのような求人サイトでは得られないものだと言えるでしょう。
リクナビNEXTに関するQ&A
リクナビNEXTについてのよくある質問、疑問点をQ&A形式でまとめました。不明な点がある場合には登録前に解消して、リクナビNEXTを上手に使いこなしましょう。
とりあえず登録するだけでもOKですか?
現在のところ具体的に転職を考えていない方が登録しても構いませんし、ひとまず登録しておいて後日ゆっくり転職を考えようとしている方の登録も全く問題ありません。
リクナビNEXTには求人だけでなく、就職や転職に関する有益なコンテンツもたくさん扱っています。情報収集だけでも便利に使えますし、登録することで会員向けページの内容を見てから本格的な利用を考えてもOKです。
特に、すでにリクルートIDをお持ちであれば登録作業も非常に簡単ですので、ぜひ気軽に登録してみてください。
リクナビNEXTは無料ですか?
リクナビNEXTは無料で全てのサービスを利用することができます。
リクナビNEXTのような求人サイトは求人広告の掲載を依頼する企業が費用を負担してサービスが成り立っています。
リクナビNEXTには求人を閲覧する以外にも書類の作成ツールや自己分析ツールなど様々なサービスがありますが、求職者側はそれらも含めて全て無料で利用することができます。
転職に成功したら費用が発生する……などといったことは一切ありませんので、安心してご利用になってください。
リクナビNEXTの転職フェアとは?
転職フェアとは合同企業説明会(合説)とも呼ばれる就活イベントで、参加企業がそれぞれにブースを設置し、人事担当者や先輩社員と直接話ができるというものです。昨今はオンラインで開催されることも多くなっていますが、マイナビやtypeのイベントのように広い会場で開催されるものもあります。
リクナビNEXTでも転職フェアが開催されることがありますが、それほど頻繁に行われているわけではありません。どちらかと言えばリクルートエージェントが開催するオンラインでの各種セミナーが盛んで、幅広い内容で実施されています。
セミナーの様子はアーカイブでも配信されているので、興味のある方はリクルートエージェントに会員登録のうえ、受講してみてください。
他の転職サイトも登録して大丈夫?
リクナビNEXTには転職サイトNo.1とも言える求人数が集まっていますが、それでも全国の求人をすべて網羅しているわけではありません。
リクナビNEXTにはない求人が他のサイトに掲載されていることも少なくないので、他の転職サイトとの併用は仕事を探すのにとても効果的だと言えるでしょう。
もちろんリクナビNEXTに限らず、併用を禁止している転職サイトはないので、安心してご利用になってください。
転職サイトを複数利用しても良いですが、サービス内容に違いのある、例えばリクルートエージェントのような転職エージェントサービスを併用するのも効果的です。
リクナビNEXTからなかなかオファー・スカウトがこないのですが?
リクナビNEXTのオファーサービスは、匿名で公開されているレジュメの内容を元に送られてきます。そのため、オファーが来ないのなら設定かレジュメのどちらかに問題があるものと考えられます。
オファーが全く来ない場合
もしも全くオファーが届かないのであれば、レジュメの公開がOFFになっている可能性があります。マイページにログインして次の設定を見直してみてください。
・「ベーシックオファー設定」⇒「企業からのオファー・気になる」の白い丸を右側にする
・「ワイドオファー設定」⇒「企業からのオファー」の白い丸を右側にする
オファーの頻度が低い場合
オファーが送られては来るけれどその頻度が高くない場合には、レジュメに以下のような原因があり、企業から興味を持ってもらえていない状況にあると考えられます。
・十分な内容が記載されていない
・明らかに最新の情報が記載されていない
・更新日が古い
・記載されている内容に不審な点がある
今いちどレジュメの内容を見直してみて、より充実したものになるようグレードアップしてみてください。
レジュメに未入力項目がある場合
マイページに「レジュメに未入力項目があるため、オファーが受信できません。」と表示されている場合にもオファーは届きません。
以下の項目が全て入力されているかを確認してみてください。
【ベーシックオファーの必要項目】
メールアドレス・パスワード・氏・名・氏カナ・名カナ・性別・生年月日・電話番号・郵便番号・都道府県
現年収・職種・雇用形態・会社名・入社年月・学校種別 ・卒業年月・卒業区分・転職意欲(希望時期)
【ワイドオファーの必要項目】
メールアドレス・パスワード・氏・名・氏カナ・名カナ・生年月日・都道府県・職種・雇用形態・会社名・入社年月・学校種別 ・学校名・卒業年月・卒業区分
リクナビNEXTの登録は危険?在職中の会社にバレる?
リクナビNEXTに登録した情報が、本人の同意もなしに企業や他者へ漏洩することはありません。そのため、登録したからといって、今勤務されている会社に知られることは基本的になく、危険はありませんので、ご安心ください。
ただし、会社で使用しているメールアドレスをリクナビNEXT登録の際に使用した場合、会社で行われるセキュリティチェックの過程で内容が確認されてしまうなど、予期せぬトラブルが発生する可能性も考えられます。登録時には必ず個人用のメールアドレスを利用するようにしましょう。
個人用のアドレスとしては、普段お使いのキャリアメールはもちろん、GmailやYahoo!メールといった無料メールサービスのアドレスでも全く問題はありません。
オファーを利用する場合には注意を!
ただしワイドオファー、ベーシックオファーを利用される場合には事情が異なります。オファーを受け取るにはレジュメを公開する必要があるからです。
レジュメは名前、生年月日、電話番号、住所などは伏せられるため、企業側に直接情報が漏れることはありませんが、これまでの経歴から個人が特定される危険性はゼロではありません。
その対策として、特定の企業に対してレジュメの検索や閲覧、オファーの送信をされないようにするブロック設定が可能なので、マイページからご自身で設定してください。
企業ブロックは現在の勤務先だけでなく、必要であれば関連会社や取引先も設定されることをお勧めします。
リクナビNEXTの解約(退会)方法を教えて!
リクナビNEXTの解約(退会)方法は、お使いの端末によって異なります。ご自身に合う方法で解約手続きを取ってください。
Web版リクナビNEXTの解約(退会)手順
パソコン、スマートフォンなどからWebブラウザを介してご利用になっている場合には、以下の手順で手続きしてください。
2. トップページのメニューから「マイページ」をクリック(タップ)
3.「マイページ」画面の最下部にある「リクナビNEXTからの退会手続き」をクリック(タップ)
4. 本人確認後、解約(退会)手続き可能
アプリ版リクナビNEXTの解約(退会)手順
スマホアプリでリクナビNEXTをご利用になっている場合には、以下の手順にて手続きしてください。
2. ホーム画面の右上にある「人型アイコン」をタップ
3. 下にスクロールし、「リクナビNEXTからの退会手続き」をタップ
4. 本人確認後、解約(退会)手続き可能
リクナビNEXT解約後の注意点
リクナビNEXTを解約した場合は、リクナビNEXTに関連する情報が削除されるのみで、リクルートIDは残ります。
リクナビNEXTを解約しても、残ったリクルートIDを使って簡単に再登録できてしまうので、もう利用しないのならリクナビNEXTのサイトからログインしないようにしてください。
また、リクナビNEXTに登録している状態でリクルートIDを解約することはできません。
リクルートIDの解約手続きはコチラ(https://point.recruit.co.jp/member/quit/)から可能ですが、まずはリクナビNEXTを解約してから手続きを進めるようにしてください。
【まとめ】リクナビNEXTのメリット・デメリット
当記事ではリクナビNEXTの特徴や利用方法、ユーザーの口コミなどをご紹介してきました。ここで再度、リクナビNEXTについてメリットとデメリットという切り口でまとめてみると、次のようになります。
・求人数100万件は転職サイトNo.1のボリューム
・求人は全年代・全エリア・全業種をカバー
・条件検索の項目が細かく情報が探しやすい
・企業からオファーが受け取れる
・会員向けページの使い勝手が良く、情報を整理しやすい
・スマホアプリで求人チェックがはかどる
・自分のペースで転職活動ができる【リクナビNEXTのデメリット】
・求人活動をほとんど自力で行う必要がある
・履歴書や職務経歴書の添削サービスがない
・面接対策に関するサービスもない
それぞれの内容を振り返ってみましょう。
リクナビNEXTのメリット
リクナビNEXTには次のようなメリットがあります。
求人数100万件は転職サイトNo.1のボリューム
リクナビNEXTの強みは何と言っても求人数の多さ。サイト上に公開されている求人だけでも99万件(※)を超えるという、転職サイトNo.1のボリュームを誇ります。
せっかく転職するのですからできるだけ多くの求人を見てよく考えたい、比較検討したいと誰もが思うもの。
リクナビNEXTはそんな思いをどこよりも叶えてくれる求人サイトだと言えるでしょう。
(※)2024年12月現在
求人は全年代・全エリア・全業種をカバー
転職サイトの中には若い世代をターゲットとした求人は充実していても、中高年の方を対象にした求人はあまり揃っていないところが少なくありません。
もちろんリクナビNEXTも20代~30代向けの求人が多いのは同じなのですが、そもそも保有している求人自体が多いため、40代や50代の方を対象にした求人も数多く見つけることができます。
また、取り扱い求人の地域分布についても似たようなことが言えます。単純に割合で比較すると、他の転職サイトと同様に首都圏の求人が最も多いのですが、リクルート社は地方にも拠点を多数持っていることから、地方の求人もかなり見つかります。
では扱っている職種や業種についてはどうでしょうか。
リクナビNEXTはあらゆる職種・業種を扱う総合型サイトです。密度という意味では各分野の専門サイトに劣るのでしょうが、就きたい職種、業種にいくつか候補がある場合は多方面に情報が揃っているリクナビNEXTのようなサイトのほうが利用しやすい可能性もあるでしょう。
このようにリクナビNEXTはあらゆる方面をカバーしている、安心して利用可能なサービスになっています。
条件検索の項目が細かく情報が探しやすい
リクナビNEXTの求人検索は勤務地、働き方を選択し、職種・業種などのキーワードで絞り込みます。中でも働き方に関しては条件を細かく設定できるので、自分の希望の中から条件をいろいろ組み合わせて仕事を探すことが可能です。
条件は最大5件まで登録でき、その条件はいつでも編集可能です。また、前回どんな条件で検索したのかが残るので、よく検索する条件があれば手間がかからずとても便利です。
ヒットした案件の中でさらに比較検討したいときには「気になる」のボタンを押しておきましょう。ボタンを押した求人はリスト化できるので、再度詳細を見直すときにも便利です。
企業からオファーが受け取れる
リクナビNEXTには匿名のレジュメを公開することで、興味を持った企業からオファーを受け取れるサービスがあります。
リクナビNEXTに登録している2万社からは「ベーシックオファー」を受け取れる可能性がある他、「ワイドオファー」の設定をONにしておくことで、Indeed社のサービスを利用しているさらに多くの求人企業からオファーが届く可能性が広がります。
レジュメには氏名や住所などの個人を特定できる情報は公開されませんし、現在お勤めの会社など、オファーを受け取りたくない(=レジュメを見られたくない)特定の企業をブロックすることも可能なので、プライバシーの点でも安心して利用することができます。
会員向けページの使い勝手が良く、情報を整理しやすい
会員ページには「気になる」をつけた求人をリストにできるだけでなく、企業との間で送受信したメッセージの管理、面接予定日の管理なども可能です。
シンプルな作りですが動作も軽いので、自分の使いやすいように情報を整理するのも簡単です。
スマホアプリで求人チェックがはかどる
リクナビNEXTにはiOS版、Android版の公式アプリがあります。
リクナビNEXTのアプリをスマートフォンにインストールしておけば、スキマ時間にいつでも求人検索が可能。動作が軽快なうえにお知らせや新着情報がプッシュ通知で届くようになるので、必要な内容を見逃しません。
また、アプリ単独での利用も十分便利なのですが、情報はWeb版と即時同期するので、詳細などがより見やすいパソコン版と連携するとさらに使い勝手が良くなります。
自分のペースで転職活動ができる
リクナビNEXTは求人サイトですので、利用するのに特にルールは設けられていません。自分のペースで転職活動を進めることができます。
この点においてはできるだけ早く転職したい方の利用にも適していると同時に、情報収集にじっくり時間をかけたい方にはよりお勧めできると言えるでしょう。
リクナビNEXTのデメリット
リクナビNEXTを利用する際に注意したい点もまとめておきましょう。
求人活動をほとんど自力で行う必要がある
リクナビNEXTは求人サイトですので基本的にサポートはなく、転職活動は自力で行う必要があります。
しかし、どういった仕事が自分に合っているのかを正しく把握していないと、応募も場当たり的になり、満足できる転職先がなかなか見つからない可能性があります。
またオファーを受け取れるのは便利ですが、レジュメが充実していないと自分に適した情報がうまく届かず、かえって時間を無駄にしてしまうようなこともあるでしょう。
このように、転職エージェントを利用する場合に比べて活動が回り道になる可能性があることは念頭に入れておくべきでしょう。
履歴書や職務経歴書の添削サービスがない
リクナビNEXTには履歴書や職務経歴書をダウンロードできるサービスはありますが、内容は全て自分で考える必要があります。
求人サイトの中にもマイナビ転職のように、履歴書や職務経歴書の内容をある程度チェックしてもらえるサービスを行っているところもありますが、リクナビNEXTにはそれがありません。
履歴書や職務経歴書の書き方に不安があるようなら、転職エージェントサービス、もしくはマイナビ転職との併用を考えてみてください。
面接対策に関するサービスもない
リクナビNEXTには面接に関するサポートがないため、不安のある方は別の方法で対策を考える必要があります。
求人サイトの中ではマイナビ転職には簡単な面接対策サービスがありますが、しっかりと対策したいなら転職エージェントサービスを併用すべきでしょう。
リクナビNEXTへの登録が向いている人は?
リクナビNEXTには非常にたくさんの求人が集められているため、誰にとってもいろいろな利用方法が可能で、基本的に「登録が向いていない人」というのはいないと考えて良いでしょう。
ただ、特に次に当てはまる方はリクナビNEXTに向いていると考えられるので、ぜひ登録を検討してみてください。
・求人サイトをとりあえず1つ登録してみたい方
・すでにリクルートIDを持っている方
・できるだけ多くの求人を見てみたい方
・自分のペースで転職活動を行いたい方
・書類の添削や面接対策を求めていない方(他で補える方)